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ベネッセコーポレーション主催「プロジェクト型インターンシップ」参加者インタビュー

  • インタビュー
  • 2021.05.17
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ベネッセコーポレーションでは2020年11月~12月にかけて、約1か月にわたる長期の「プロジェクト型インターンシップ」をオンラインで開催しました。
新型コロナウイルスの影響で、従来の学びが難しくなっている大学生たちは、どんな学びを得たのでしょうか。インターンシップに参加した学生4名に、活動の中での気づき、学んだこと・キャリア観の変化について伺いました。
これからインターンシップへの参加を検討している方や、将来のキャリアを考えてスキルや能力取得を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

    オンラインで全国から60名が参加した「プロジェクト型インターンシップ」とは?

    ベネッセコーポレーションが実施したのは、プロジェクト型インターンシップ。「新時代に向けた、『大学の学び』をプロデュースせよ」をテーマに掲げ、参加した学生たちはチームを組み、大学教育で実装可能な教育プログラムの立案ならびに、開発そして実践をオンライン形式で行いました。

    約1か月にわたる期間中は、ベネッセの社員がサポートに入り、フィードバックやアドバイスを実施。さらに、社会人から人気のUdemy講師によるスキルアップ研修も行いました。
    参加したのは、全国の選考を通過した60名。文系、理系を問わず、意欲のある学生たちが参加しました。参加者にはUdemy for Businessの年間利用アカウントを付与し、インターンシップ終了後も、必要なスキルをUdemy for Businessの講座から選び、大学の学びの中で活用できる体制を提供しています。

    ベネッセコーポレーションは、Udemyをはじめとした事業を通して、「最終学歴」だけでなく、「最新学習歴」を誇れる社会の実現に向け、すべての学び続ける大人を応援し続けます。
    ※「Udemy for Business」は世界最大級のオンライン学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」で公開されている15.5万以上の講座の中から、日本の利用者向けに厳選した日本語及び英語、約5,500講座をサブスクリプション(定額制)で利用することができるサービスです。IT 技術からビジネス全般まで、幅広い領域をカバーしています。

    今回インタビューに協力いただいた4名の参加者

    中村翔音さん:筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類 1年生
    大学では情報学に加えメディアアートを学び、データサイエンス、IoTに興味を持ち、コンペティションやプロジェクト等に参加している。
    専門性を磨き、社会で通用する力を手に入れたい!Udemyで実現する新しい分野の学び(外部:Udemyメディアへ)



    山中音波さん:中央大学 理工学部 人間総合理工学科 1年生
    社会問題の解決を目指す学科で、文理の隔たりなく総合的に学ぶ。現在は情報技術者試験の合格を目指して勉強中。
    自分の興味に従ってどんどん挑戦していく――。実践的なスキルが身につくUdemyで叶えたい(外部:Ubemyメディアへ)



    南雲悠太郎さん:東京大学 経済学部 2年生
    インターンシップ参加前からUdemyで様々な講座を受講。Udemyでデータ分析やPythonの知識を取得し、データ分析回りのアルバイトに活かした経験も。
    学生のうちのスキル取得は就職後のアドバンテージになる――。以前から利用していたUdemyを最大限活用!(外部:Udemyメディアへ)



    徳田美妃さん:東京学芸大学 教育学部 中等教育教員養成課程 音楽科 2年生
    音楽と教育を専門的に勉強している傍ら、学芸員と図書館司書の資格取得も目指している 。さらに、教育系の活動を行うNPO団体の学生団体の代表を務めている。
    学校教育の外から教育に携わりたい!学びたい時に学べるUdemyで日々の学びをアップデート(外部:Udemyメディアへ)



    長期インターンシップに参加したきっかけは何ですか?

    中村さん:参加のきっかけは、逆求人就活支援サイト「dodaキャンパス」でメッセージをいただいたことです。
    応募を決めた理由としては、まず、もともと起業に興味があったため、事業開発のプロセスを学べたらいいなと思いました。また、1年前ぐらいから教育に関するWebサイトを自分で運営しているので、ベネッセさんが新規事業で、しかも教育に関するサービスをどうやって考えているのかを知りたいという想いもありました。
    ほかには、コロナ禍で他の大学生がどのように過ごしているかを共有し合いたいと思い、インターンシップへの参加を決めました。



    山中さん:大学の教授から案内があり、今回のインターンシップを知りました。僕自身、大学に慣れてきたタイミングでもあり、時間にも余裕ができてきていたので、目に見えるスキルアップをしたいと思い、応募しました。
    今回のインターンシップの体験を通して、社会で働く、活躍するイメージを明確にしたいと意気込んでいましたね。また、プロジェクトを進めていく中で、チームメンバーからいろんなことを学べれば、自分のスキルアップにつながっていくのでは?と考えていました。



    南雲さん:今回のインターンシップへの参加を決めた理由はいくつかあります。まずは、以前からUdemyを利用していたため、インターンシップに参加後、Udemy for Businessで講座を受け放題という点に非常に魅力を感じたことです。
    もうひとつの理由は、Pythonを使ったデータ分析をアルバイトでしていく中で、DXに興味が沸いていたこともあり、自分の興味と今回のインターンシップのテーマが合致したことです。
    また、これまで取り組んできたことは、個人ワークが多かったので、チームでワークを行っていくという経験もしてみたいと思い、参加を決めました。



    徳田さん:わたし自身、教育関連のNPO法人の代表を務めているのですが、その先輩や仲間からの推薦があり、今回のインターンシップを知りました。取り組みの中で、新時代に向けた新たな学びの事業立案というテーマに非常に興味を持ったこともあり、応募しました。
    大学では、学校教育をメインに学んでいます。その中で、教育にもICTやDX化といったワードが出てきます。しかし、それらを取り入れた先にどうなるのかではなく、取り入れることが目的になってしまっていると感じたこともありました。
    そこで、今回のインターンシップを通して、「新しい学び」はどういうものなのか、ほかの大学生はどう考えているのかを知ることができると、期待していたように思います。



    実際にインターンシップに参加してみてどうでしたか?

    中村さん:チームで開発ができたので、次に活かせる体験だったかなと思います。先ほど紹介したWebサイトも、自分ひとりで作っていたので、仲間と協働するという経験を得られたのは大きいです。
    また、すべてオンラインで行われたため、ベネッセさんの実際の社内の様子がわからなかったのは残念でしたが、事業開発における重要なポイントやプロセスを教えてもらったり、やっていく中で自分でもわかってきたと実感しながら取り組めたりしたのは、すごく良い経験になりました。



    山中さん:全国から、同じ志を持つ自発的な人が集まって、一緒に同じゴールに向かってプロジェクトを進める機会をもらえたのが良かったです。社会に出ないとなかなか経験できないことだと思いますが、それを先に経験できましたし、モチベーションの高いメンバーとも出会うことができました。
    サポートも手厚かったからこそ、自分たちはのびのびとやらせていただいたという印象です。また、ビジネスやデザインの基礎を学びながら実践でも使えたのは、将来に活きてくると思います。
    僕自身は、すごく楽しくて、1か月間、寝ても覚めてもプロジェクトのことを考えていました。これは自分の中で大きな糧になったと思います。



    南雲さん:まず、NoCode でアプリを作る経験ができたことです。Nocode は今回のインターンを通じて初めて触り、1から勉強したのですが、最終的にアプリとしてある程度のアウトプットまで持っていけたのは良い経験だったと思います。それと合わせて新しい技術に触れられたのも楽しかったです。
    また、最初は想定していなかったのですが、ビジネス面の知見を得ることができたことが1番良かった点だと思います。今回のインターンシップ参加前は、アイディア勝負かと思っていたのですが、実際にプロジェクトを進める中で、本当に収益は上がるのか?需要はあるのか?など、ビジネスの視点からもきちんと考えなくてはいけないことを知りました。難しかった部分ではありますが、最終的にはビジネスの視点を実践的に学べたので、非常に良かったと感じています。
    期待していたポイントでもあるチームでの開発については、中間発表の際に厳しいフィードバックも受けたのですが、協力し合って最後までやり切れたのは達成感につながりました。



    徳田さん:1番良かったことはビジネスの視点で事業を考えるという新たな経験ができたことです。
    オンラインイベントの企画・参加はこれまでもしていましたが、今回のインターンシップのように、密接に意見を出し合ったり、みんながひとつになって課題に取り組んだりする経験はありませんでした。
    初めてのことではありましたが、メンターの方が、親身になって話し合いの場を設定して下さりました。話し合いのなかで、ベネッセさんの教育へかける想いを教えていただいたり、貴重なご助言をいただけたりすることができて、大変有意義な時間でした。
    また、インターンシップ終了後もチームメンバーと連絡を取り合っていて、その中で「こういうアプリがあったら面白そう」という意見が一致した人がいまして……。こんな風に同じ問題意識を持つ仲間に出会えたことは、本当に貴重な体験だったと思います。



    インターンシップを通じて、キャリアへの考え方に変化はありましたか?

    中村さん:今回のインターンシップに参加する前は、漠然と自分はIT企業に就職するのかなと考えていました。でも今は、ITはあらゆる分野で密接にかかわってきているので、教育を含め、多様な分野に興味を持つべきだなと感じています。
    将来やりたいことはたくさんあるので、今のうちにプログラミングやCG、データサイエンスなどを学んで将来に活かせればと考えています。



    山中さん:今までは将来に対し、何かをやりたいというのが特になく、漠然と不安を感じていましたが、今回のインターンシップを通じて、自分が興味を持ったことにはまず挑戦してみることが大切だと感じるようになりました。
    挑戦の過程でスキルが身につき、それが将来のビジョンにつながるのではないかと感じています。



    南雲さん:正直なところ、インターンに参加する前は、特にキャリアプランを持っていませんでした。自分で業界分析などを進めていく中で気づいたのですが、自分で調べるだけ、外から見るだけではわからないことを、実際に経験できたというのは大きいと感じています。
    また、今回参加したインターンシップをきっかけに、今後のキャリアを考えていく際には、まずは自分で行動してみる、経験してみるということが大切だと思うようになりました。今はまず、自分のできること・興味の幅を広げていきたいという意識が強いです。



    徳田さん:インターンがすべてオンライン上で完結することは、まさに新時代だと思います。オンラインのスタイルは今後もっと増えていくと実感しましたし、今回のインターンシップ自体が新しい学びだと感じました。
    1番の変化は、教育事業をビジネス視点で考えることの楽しさを見出したことです。
    わたしが参加している大学のプロジェクトのひとつに「未来の学校みんなで創ろう。プロジェクト」というものがあります。これは、大学が教員や民間企業、教育委員会、行政などと連携し、日本初の産官学連携の学校システム改革チームとして進めているものです。
    その中で、大学側と民間企業の方がお話をする場では、お金の話が必ず出てきます。大学側はお金を儲けることよりプロジェクトの内容について考える部分が多い一方で、民間企業側はビジネスの視点でどのようにお金を稼いでいくかを考え、それぞれの立場で発言しています。自身のNPO団体での活動経験からも教育事業とお金の両立の大切さを感じていました。大学とビジネス視点を持った企業が一緒になって動くことで、よりプロジェクトが活性化すると考えています。
    今回のインターンシップの経験を活かし、ビジネスの視点で教育のことをもっと考えていきたいと強く思いました。



    就職活動に向けて、自分の中で目標にしたいことなどあれば教えてください。

    中村さん:僕は、大学院まで行こうと思っています。そのため、専門性に加え、社会で通用する力を今からでも身につけていきたいです。在学中にクラウドソーシングでお金を稼げるスキルを身につけたいと思います。そのため、インプットだけでなく、アウトプットも積極的にしていきたいと考えています。



    山中さん:自分の興味に従っていろんなことに挑戦していきたいです。自分にどんな能力があって、どんな分野が得意なのかをまず明確にして、スキルアップを図っていきたいです。最終的に、自分がこれをやりたい、これを目指したいと思った時に、すぐに取り組めるような状態にしておきたいです。



    南雲さん:まだ、具体的なところまでは考えていないのですが、今の自分の実力だけで就職活動をするのではなく、就職活動中も学ぶ姿勢を持っていたいと考えています。
    就職活動に向けて、具体的な目標としては、グローバル経験がないので、そういった経験ができる機会を作っていきたいですね。ほかにも、現在興味がある分野がデータ分析やIT関連のため、関連した新しい分野の知識・スキルを引き続き学んでいこうと考えています。



    徳田さん:就職か大学院への進学か悩んでいますが、学校教育の外から教育に携わりたいと考えています。大学生活では引き続き様々なことに挑戦し、興味と重なる分野で教育に関わっていきたいと思っています。



    まとめ

    各自将来を考える上で様々な学びがあったようです。
    インターンシップへの参加にあたっても、事前選考が行われるものが多いです。参加を検討している方は、早めに「自分の軸」を考えておくことが重要です。
    「dodaキャンパス」では、キャリアノートを埋めておくことで、企業から選考免除のインターンシップオファーを受け取ることができます(一部選考があるものもあります)。
    自分の軸を考えたり、キャリアノートを埋めたりするなかで、自分が身に着けたいことや必要なスキルがわかってくることもあります。インターンへの参加はもちろん、就活本番に向けても、その能力を磨いてあなたの武器にしていくことが大切です。

    今回の4名の皆さんは、オンラインのインターンシップと並行して、Udemyを使って各々学びと実践を繰り返していました。 「就活なんてまだまだ先・・・」という方も、ぜひインターンシップやそれに伴う学びの機会を活用し、社会に通用する力を身に着けていってください。

    ※学びのプラットフォーム「Udemy」とは?
    Udemyは、世界で4,000万人以上が学ぶオンライン学習プラットフォームです。
    最新のIT技術やビジネススキルなど、さまざまな分野の専門講師が幅広い領域で学びを展開しており、スマホやタブレットで いつでもどこでも学習が可能です。
    実務に直結する講義内容が高く評価され、現在300社以上の企業で研修教材として活用されています。

    学びのプラットフォーム「Udemy」

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