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企業の見方・選び方。企業選びの基本の9つの軸とは?

  • 業界・企業研究
  • 2021.10.29
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企業を見極める9つの軸

自分で企業を探してエントリーする場合も、オファーをもらって承認するか決める場合も、自分なりの軸をもって企業選びをすることが大切です。
もし運よく採用されたとしても、入社後に後悔する可能性もある。そこで重要になるのが、自分に合った企業を選ぶこと。これから紹介する9つの軸を参考に、自分に合った企業を見つけよう!

1つ目の軸:希望の「業種」を見つけよう

メーカー、商社、金融、IT、通信、流通、マスコミなど、世の中にはさまざまな業種があり、それぞれの企業が網の目のようにつながって社会を構築している。普段の生活のなかで身近にある商品やサービスがどのような経路であなたに届いているかを改めて考え、そのなかであなたが関心を持った業界から志望企業を探してみよう。

2つ目の軸:あなたが働きたい「職種」はなんだろう

希望業界と同時に考えたいのが、職種(仕事の内容)。一つの企業のなかにも、「営業職」、「販売職」、「エンジニア職」など、職種はさまざま。また、新卒での採用はまれだが、人事、総務、経理、法務など管理部門系の職種や、企画、宣伝、マーケティングなどの職種も存在する。志望する企業を探すのと並行して、自分が就きたい職種についても考えてみよう。

3つ目の軸:大企業が必ずしもいいとは限らない

従業員の数が1,000人、2,000人を超える大手企業は、日本の経済を牽引するだけの資本と影響力を持ち、その年収も魅力的だ。その一方、規模が巨大すぎるため、上司や役員の方に自分の顔と名前を覚えてもらうのが難しいという一面も。また大企業では仕事の効率化を図るため、分業が徹底されている場合が多く、希望の職種に配属されない可能性もある。

一方、中小企業の場合、例えば営業職に配属された場合でも他の業務を兼任するなど、さまざまな職種を経験できる場合がある。また人数が少ないのでアットホームな職場が多く、社長や役員の方から直接仕事のアドバイスを受けたり、相談に乗ってもらえたりするケースが多い。

4つ目の軸:チームで働くか、個人で働くか

仕事の内容や働き方は大きく分けると、チームで進めるスタイルと個人で進めるスタイルの二つ。チームでの仕事の例としては、新しいアプリを開発するプロジェクトをイメージしてみよう。一方、個人での仕事の例としては、営業職がその代表例だ。

自分はチームで何かを成し遂げたいと考えるタイプか、それとも個人でがんばりたいと考えるタイプか。どちらが自分に合っているか考えてみよう。

5つ目の軸:勤務地についても事前に確認

会社によっては、地方での勤務をまかされたり、数年ごとに勤務地が変わるような職種もある。勤務地が家から通える場所にあるのか、入社後、転勤の可能性があるのか。それによって今後のライフスタイルが大きく変わるため、勤務地は大事な軸の一つだ。就職のタイミングで、地元に帰るという選択肢もある。Uターン就職の可能性がある人は、面接時にあらかじめ自分の希望を伝えておくことが大切だ。

6つ目の軸:仕事に対する評価基準もいろいろ

仕事に対する評価基準は、そのまま給料に直結する大事な軸の一つ。「実力主義」と「年功序列」の二つがその代表例だ。「実力主義」はその名のとおり、実力に応じて評価されるシステム。営業職であれば、売上目標を達成すれば評価も報酬もアップするが、目標を達成できなければ評価も報酬も下がってしまう。がんばり次第で評価が上がるので、モチベーションは上がるが、後輩の教育や他業務のサポートなど、数値化できない仕事の評価が難しいという一面も。

一方、年功序列は年齢や勤続年数が長い人が多くの報酬を受け取るシステム。社員同士が協力して仕事を進める雰囲気が生まれやすく、経済的な安定も得られるため、日本ではこれまでこの年功序列が一般的だった。しかし、近年のグローバル化に伴い、実力主義を部分的に導入する企業も増えている。企業側に質問できる機会があれば、仕事の評価基準を聞いてみよう。

7つ目の軸:やっぱり気になる年収のこと

doda転職理由ランキング2020年度<総合>では、転職理由の4位に「給与に不満がある」がランクイン。しかし新卒者の場合、初任給は月額20万円前後であることが多く、初任給だけで比較しようとすると適切な判断ができない。

入社時点ではほとんど変わらない初任給であっても、数年の間に差が開くことも。新卒で入社した会社で長く勤めようと考えているのであれば、数年先の平均年収を確認してみるのがオススメだ。

8つ目の軸:企業の社風を見極めよう

社風とは、企業の風土や文化のこと。業界ごとの傾向もあるので、同業他社を何社か受けてみると、商品に対する考え方、上下関係の在り方、職場の雰囲気など、さまざまな違いに気づくはず。

社風は目に見えない要素が多く、いざ入社してみると「社風が合わない…」と退社する人も少なくない。会社案内などの資料だけを参考にするのではなく、OB・OG訪問やインターンシップに参加するなどして実際に足を運び、職場の雰囲気を目で見て判断しよう。

9つ目の軸:福利厚生はしっかりしている?

「福利厚生」とは、年金や健康保険、住宅手当など、企業が従業員やその家族に対して提供する施策や制度のこと。充実した福利厚生を受けたいという理由だけで就職先を決めることはなくても、従業員やその家族を大切にしている企業かどうかを見極める一つの軸として参考にしよう。

以上の9つの軸は、どれも企業を選ぶうえで大切な軸になるはず。自分にとってどの軸が重要か、その優先順位を考えてみることが大切だ。

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