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お金がない学生の低予算トラベルテクニック!学割使用で旅行がさらにお得に……!?

  • 大学1,2年生
  • 2019.06.26
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夏休みや春休みなどの長期休暇も最初の頃はワクワク、ウキウキだったものの、中盤になると予定がなくなり、アルバイトしたり、毎回同じメンバーで集まったり……といった大学生は意外とたくさんいます。

旅行にでも行こうかなと思っても、「お金なんてないよ……」と嘆いているあなたに、今回は「暇な大学生A君とB君」を例にしてお金を節約できる移動手段や宿泊方法を紹介します。

長期休暇は思った以上に長い……

テストやレポートも終わり、晴れて長期休暇に突入したA君とB君。はじめは飲み会などの予定があり、楽しく充実した毎日を過ごしていたものの、1ヶ月も経つと予定はすべて消化。アルバイト先と家を行き来するだけの毎日を送ることに。今日は久しぶりにA君の自宅でダラダラと遊んでいるようです。

A君「あー、オンラインでアニメとかドラマを観るのも飽きてきたなー。バイトもシフト減らされたし、来週も暇だ。旅行でも行きたいけど、あんまりお金ないんだよな……しかも、今から宿とか予約できるのかな? とりあえず調べてみるか」

B君「関西方面のほうに行ってみたいし、旅行でも行くかあ。まあ、何も調べなくてもなんとかなるよね」

数百キロ先も3,000円?移動手段はこれを使おう

まずは目的地まで行く移動手段を探すことにしたA君。

A君「移動はできるだけ安いほうがいいな。新幹線って安くなんないのかな。おっ、大学の学割証を使えばすこし安くなるんだ!」

新幹線の場合

新幹線に乗るには、乗車券と新幹線特急券の2枚が必要になりますが、大学が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証」をみどりの窓口で出すと、乗車券が2割引になります。利用する区間の片道の営業キロ(出発地から目的地までの距離)が101km以上という条件がありますが、普通に購入するよりお得です。

たとえば、東京駅~新大阪駅の場合

<参照元:JR東日本『きっぷあれこれ 割引乗車券』

A君「片道で約2000円もお得! 往復だと約4000円もお得! すごい、これはすごい!牛丼が10杯食えるぞ! 3日分の食費と同じ金額が浮く! 乗車券は2割引されるけど、新幹線特急券は安くならないから全体では13%引きなんだな。

片道の営業キロが601km以上だったら、学割がなくても往復で乗車券買うと1割引にもなるのか。学割とも併用できるし、遠いところに行けば行くだけ得するんだな。他に移動手段ってないかな〜。そういえば、地方出身の友達が帰省のときは高速バスを使うって言っていたな……」

高速バスの場合

新幹線よりも安く移動できるのが高速バス。時期によって変動はしますが、東京~大阪間を片道3,000円台でいけることもあります。高速バスには朝や昼に出発して夕方や夜に到着する「昼行」と、夜中に出発して朝方に到着する「夜行」がありますが、「昼行」のほうが「夜行」よりも比較的安い場合が多いです。

A君「高速バス、やっす!新幹線より全然やっす! けど長時間も座るのはしんどいよな〜。だったら新幹線かな? でも早く移動するなら飛行機だよな……。飛行機も安くならないかな。『格安 飛行機』で検索してみよう」

LCCの場合

LCCとはローコストキャリアの略称で、格安航空会社のことを指します。イギリスなどでは1970年代から運営されていましたが、日本ではまだ10年ほどと歴史は浅く、まだまだ浸透はしていません。

LCCは路線の絞り込み、使用機種の統一、手荷物の重量制限の厳格化、機内食などのサービスの廃止に取り組むことで、コストを下げることに成功。こうした効率的な運営方法により、通常の航空会社よりも低価格の運賃を実現しています。

日本ではジェットスター航空やPeach Aviation、バニラ・エアが有名です(Peach Aviationとバニラ・エアは2019年10月26日に統合予定)。

A君「LCCっていうのがあるのかー、もちろん聞いたことはあったけどね。羽田空港~関西国際空港だと片道5,000円台のときもあるなんて、飛行機なのに安すぎだろ! 」

様々な手段を検討した結果、A君は片道3,500円の高速バスを使って目的地にいくことにしました。今回紹介した移動手段のほかにも、航空会社の株式会社スターフライヤーは満12歳以上26歳未満が対象の「スターユース」という、最大で63%も割引される運賃を設定しています。また、株式会社ソラシドエアも「予約ができるヤング割」というプランを提供しています。他にも学生がお得になるプランやサービスがあるので、気になった方はぜひ調べてみてください。

B君「早く着きたいし新幹線の切符を買ったのはいいけど、13,620円もかかってしまった… …」

形にとらわれない宿泊方法で安く抑えよう

A君「問題は、泊まるところをどうするかなんだよなー。ビジネスホテルはそれなりにするし、いっそのことタダで泊まれないかな。そういえば、お父さんが出張にいったときカプセルホテルに泊まったって言ってたぞ。」

A君は、次に宿泊場所をどうにか安くできないか調べるみたいです。どのような方法があるのでしょうか。様子を見てみましょう。

カプセルホテルの場合

ビジネスホテルなどの相場は5,000円~8,000円が一般的ですが、カプセルホテルであれば3,000円代から宿泊することが可能です。またウォークイン(事前の予約なしで宿泊を希望し、直接フロント・カウンターに来ること)での宿泊も可能なホテルが多く、夜遅くからでも予約なしで泊まることができるので、使い勝手も抜群。 最近はただ寝るだけの空間から、歯ブラシ、化粧水、シャンプーなどのアメニティや大浴場、カフェテリアなどの設備が充実した進化系カプセルホテルも増えてきています。旅行をする際に調べてみましょう!

A君「最近のカプセルホテルはバラエティ豊かなんだな。でも、寝るスペースが狭かったり、周りの音が気になる場合もあるのか。自分はそんなの一切気にしないけど。そういえば、この前終電逃したときにネカフェ(ネットカフェ)泊まったけど、旅行でも使えるんじゃね?」

ネットカフェ

ネットカフェでは学割を利用できるところも多く、1,000円台前半で泊まることも可能です。追加でお金を払えばシャワーを使うこともできるので、清潔感をキープすることもできます。ネットカフェはインターネットが利用できるのはもちろん、漫画や雑誌なども豊富にそろえられ、ドリンクバーなどの設備もあります。しかし、睡眠や疲れを取るという意味では、カプセルホテルより悪いかも……。その辺にA君は気づいているのでしょうか?

A君「ネカフェのナイトパックは安いけど、朝5時に出ないといけない店が多いのがネックだな。延長料金を払うのはナンセンスだな。そういえば旅行によく行く友達が最近ドヤ顔で「えあびー」って連呼してるけど、なんなんだろう」

Airbnbの場合

Airbnb(エアビーアンドビー)は、宿泊施設・民泊を探せるサービスを提供しています。通称「エアビー」。世界192カ国の33,000の都市で80万以上の宿が登録されています。安いところを探せば、数千円から借りられる宿もあります。

Airbnbの最大の特徴は、一般的なホテルではなく、“ちょっと変わった”宿に泊まれること。海外では中世のお城などもあり、ツリーハウスや一軒家、プール付きの宿に格安で宿泊できることも。「安い」という観点だけではなく、「面白そう」といった基準で選ぶのも楽しいでしょう。また宿泊場所にアクティビティのプランも付属していることもあるので、ちょっと変わった思い出づくりをしたい方にはおすすめです。

Airbnb, Inc. 公式ホームページ

A君「いま流行りのシェアリングエコノミーというやつか。探せば2,000円前後で泊まれる部屋もあるみたいだな。注意点は、ホスト(宿主)と相性が悪かったり、実際の部屋が写真と違うこともある点か。基本的に自分で掃除しないといけない点も忘れちゃいけないな。でも、ホテル並の設備の部屋や面白そうな宿に安く泊まれるのは魅力的!」

結局、漫画やネットサーフィンが大好きなA君は、ネットカフェのナイトプラン(1500円)を利用することにしました。

B君「節約節約!カプセルホテル!3000円!」

その他学生にお得なサービス

移動手段や宿泊施設の他にも、学生だからこそ使えるお得なサービスは存在します。番外編としていくつか紹介します。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン™

大阪府のテーマパーク・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン™は毎年2月~3月の春休みシーズンに学生限定で使える「ユニバーサル・スチューデント・パス」というチケットを販売しています。このパスは、来年おなじメンバーでユニバーサル・スタジオ・ジャパン™に訪れると、1デイ・スタジオ・パスが無料になるという特典がついているお得なチケットです。

価格は通常通りですが、次の年に無料で入れば、実質半額で遊べることになります。注意点としては、対象が関西2府4県(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)以外の地域に在住、または在学の学生のみという点です。次の年の来場の際は、学生である必要はありません。

ユー・エス・ジェイ『ユニバーサル・スチューデント・フェスティバル』

ハウステンボス

長崎県のテーマパーク・ハウステンボスは1DAYパスポートと宿泊料金がお得になる学割サービスを提供しています。1DAYパスポートは通常の6,900円から5,800円になり、1,100円もお得に。宿泊料金は最大で36%も割引されます。

ハウステンボス『学生旅行』

少し調べるだけで費用はかなり変わってくる

A君は今回、移動に3,500円、宿泊に1,500円の合計5,000円で旅をすることになりました。一方ろくに調べもせずに旅を計画したB君は合計16,620円もかかってしまいました。このようにお金がない学生だからこそ、しっかりと調べることで低予算での旅が可能になります。長期休暇の予定がなくなった方は学割やその他お得なサービスを利用して旅に出てみてはいかがでしょうか。

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