就活を始める時期になると、「本選考はいつから始まるの?」「いまから就活を始めても内定をもらえる?」など、不安を感じることも多いでしょう。
この記事では、本選考の開始時期や内定までのスケジュール、本選考までに準備すべきこと、早期選考との違いなどをわかりやすく解説します。
目次
本選考はいつから始まる?
調査対象:dodaキャンパス会員の大学4年生・修士2年生310人
dodaキャンパスが実施したアンケートでは、大学3年生の3月以降に内々定をもらっている学生が多いことがわかります。選考開始から内々定まで1~2か月程度かかることが多いので、大学3年生の2~3月から本選考のエントリーを開始する企業が多いといえるでしょう。
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政府データから見る本選考~内々定の実態
政府が公表している「就職・採用活動日程に関する関係省庁連絡会議 」の資料を見ると、企業が行う採用活動の基本ルールは下記のとおりです。
採用広報活動から内定日までのスケジュール
- 広報活動開始:卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
- 採用選考活動開始:卒業・修了年度の6月1日以降
- 正式な内定日:卒業・修了年度の10月1日以降
しかし、内閣府が実施した学生向けアンケートによると、内々定を受けた時期は年々早まっていることがわかります。26卒の約7割が大学4年の4月までに内々定をもらっているのが実態です。(参照:内閣府)
政府が示すスケジュールは、あくまで目安です。自分に合った企業を見つけるためにも、就活サイトなどへの登録や、自己分析・業界研究など準備を進めましょう。
27卒や28卒はいつから本選考の準備をすべき?
本選考へ余裕を持って臨むには、大学3年生の4月前後にはインターンシップ参加への準備を始めるのがおすすめです。大学3年生の夏までに自己分析や業界研究を進め、自分にマッチしそうな企業のインターンシップに参加するとよいでしょう。
調査対象:dodaキャンパス会員の大学4年生・修士2年生239人
dodaキャンパスが実施したアンケートでも、50%以上の学生が「大学3年生の4~6月に就活サイトへの登録や就活イベント参加を始めた」と回答しています。その後、秋から冬にかけてエントリーシート(ES)やWebテスト・面接対策を進めておくと、本選考が始まっても落ち着いて臨めます。
本選考までにやるべき準備4ステップ
本選考では、短期間でエントリーシート(ES)提出やWebテスト、面接などが続きます。選考が始まってから慌てて準備するのは避けたいところです。ここでは、本選考までに進めておきたい4つの準備を紹介します。
1.自己分析・業界研究・企業研究
最初に取り組みたいのが、自己分析と業界・企業研究です。自己分析では、自分の強みや価値観、就活の軸を整理しましょう。そのうえで自分の強みが活かせそうな業界や企業を調べていくのがおすすめです。
企業研究を入念に行うと、志望動機や面接での受け答えにも説得力が生まれます。企業理念や事業内容だけでなく、求める人物像や働き方まで確認しておくことが大切です。「どんな業界があるのかわからない」と悩むなら、業界研究ファイルも参考にしてください。
2.エントリーシート(ES)やWebテスト対策
次に、エントリーシートやWebテストの準備を進めましょう。エントリーシートには自己PRやガクチカ、志望動機を書く欄があります。企業ごとにアピールすべき内容も変わってくるため、あらかじめベースとなる文章を作成しておくとスムーズに準備ができます。
また、Webテストは短期間で点数を伸ばすことが難しいため、問題集や模擬試験を活用しながら早めに対策を始めましょう。特にSPIなどは、多くの企業で採用されていますので、基本的な問題形式に慣れておくと安心です。
3.面接対策
面接では、エントリーシート(ES)の内容をもとに質問されるケースが多くあります。自己PRやガクチカ、志望動機などの定番質問は、事前に回答を整理しておきましょう。丸暗記するのではなく、自分の言葉で自然に話せるよう練習しておくのがポイントです。
大学のキャリアセンターや就活サービスの模擬面接を活用すれば、第三者から客観的なアドバイスを受けられるため、本番への自信にもつながります。
4.インターンシップへの参加
インターンシップは、企業理解を深めるだけでなく、本選考に向けた貴重な準備機会にもなります。実際の業務を体験したり、社員と交流したりすることで、企業との相性も確認できるでしょう。企業によっては、インターンシップ参加者を対象に早期選考を案内する場合もあります。
内閣府の調査結果を見ても、「インターンシップで実質的な選考があった」と答えた学生は、2021年には調査対象の32%でしたが、2025年には約59%と増加しています(参照:内閣府) 。
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本選考は何社受けるべき?
調査対象:dodaキャンパス会員の大学4年生・修士2年生310人
dodaキャンパスのアンケートの結果、1~10社の本選考を受けている就活生が多いことがわかりました。エントリーしても選考やWebテストで少数に絞り込まれるため、自分に合いそうな業界や企業はチェックしておくのがおすすめです。
ただし、やみくもに応募すると対策が追いつかなくなる可能性があります。志望度や業界を踏まえながら、無理なく対応できる社数を見極めましょう。
本選考での内々定はいつ頃出る?
調査対象:dodaキャンパス会員の大学4年生・修士2年生310人
dodaキャンパスのアンケートでは、冒頭でも触れた通り、大学3年生の3月以降に内々定を獲得する就活生が多いことがわかっています。
早めに内々定を出す企業も一部ありますが、採用広報活動から内定日までのスケジュールでは、本選考開始は6月1日から、内定は10月1日以降と政府が要請しているため、夏以降まで選考を続ける大企業や、秋採用・追加募集を実施する企業も少なくありません。
そのため、大学4年の6月までに内々定がなくても過度に焦る必要はないでしょう。
本選考と早期選考の違いは?
早期選考とは、本選考よりも前の時期に実施される採用選考のことです。対象は、おもにインターンシップ参加者で、大学3年生の秋から冬にかけて早期選考が行われます。
調査対象:dodaキャンパス会員の大学4年生・修士2年生239人
企業が早期選考を行うのは、優秀な学生と早い段階で接点を持つのが目的です。一方、学生にとっても、自身の適性を早めに確認できたり、本選考に向けて選考経験を積めたりするメリットがあります。
なお、本選考と早期選考の主な違いは、実施時期や対象者です。
| 早期選考 | 本選考 | |
|---|---|---|
| 時期 | 大学3年生の秋~冬 | 大学3年生の3月~4年生の6月頃 |
| 対象者 | インターンシップ参加者など | エントリーから選考などを通過した学生 |
早期選考で採用予定人数の一部を確保する企業もあるため、企業の採用ページや就活サイトなどは、こまめにチェックしておきましょう。
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早期選考を受けていないと不利?
早期選考を受けていないからといって、本選考で必ず不利になるわけではありません。多くの企業では、本選考でも十分な採用枠を設けており、早期選考に参加していない学生にも公平に選考機会を提供しています。そのため、本選考から応募して内定を獲得する学生も数多くいます。
早期選考に参加していなかった場合でも、自己分析や企業研究、エントリーシート(ES)・面接対策を行えば、本選考での内定獲得は十分可能です。焦らず準備を進め、自分に合った企業との出会いを大切にしましょう。
本選考に関するよくある質問
ここでは、本選考について就活生からよく寄せられる質問に回答します。
内々定は何月までにないと厳しい?
大学4年生の6月頃から内々定を得る学生が増えますが、6月までに内々定がないからといって焦る必要はありません。企業によっては、夏以降も募集を継続しており、秋以降に内定を獲得する学生も少なくありません。
内々定がない場合は、応募企業の幅を広げたり、就活の進め方を見直したりしながら継続して活動することが大切です。
就活を始めるのが遅くなった場合はどうすべき?
就活を始めるのが遅くなっても、優先順位を決めて効率よく準備を進めれば十分挽回できます。まずは自己分析と業界研究を行い、志望する業界や企業を絞りましょう。その後、ES作成やWebテスト、面接対策を並行して進めることが重要です。
一人で進めることに不安がある場合は、大学のキャリアセンターや就職エージェントなどを活用し、客観的なアドバイスを受けながら就活を進めるのもおすすめです。
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まとめ
希望する企業からの内定を目指すには、本選考の時期だけでなく、自己分析や業界・企業研究、エントリーシート(ES)・Webテスト・面接対策などを早めに進めることが大切です。計画的に準備を進め、自分に合った企業との出会いにつなげましょう。
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