就活の早期選考はいつから始まるのか、どうやったら受けられるのか気になる就活生も多いでしょう。また、早期選考の内定をとりあえず承諾して良いのかや、落ちたら本選考は受けられるのかなど、疑問も多くありますよね。
本記事では、早期選考という言葉の意味から内定獲得のコツまで幅広く丁寧に説明します。早期選考に対して1つでも疑問を持っている方はぜひ最後までご確認ください。
目次
早期選考とは?いつから始まる?
dodaキャンパスが就活生239人に実施したアンケート調査によると、早期選考のエントリーシートは大学3年生の10~12月に書き始めた就活生が多いことがわかりました。よって、早期選考は大学3年生の10~12月から行っている企業が多いといえるでしょう。
一方、経団連が正式に公表している就活のスケジュールは以下の通りですが、このスケジュールよりも前に一部の企業にて採用活動が始まっていることも事実です。
経団連が指定しているスケジュール
- 大学3年生の3月〜:会社説明会などの広報活動開始
- 大学4年生の6月〜:筆記試験、面接といった本選考実施
- 大学4年生の10月〜:正式内定
上述のように、早期選考の実施有無やスケジュールは企業や業界によって異なります。自分の志望企業でいつ頃から早期選考が始まるのか事前に調べておくことが大切です。
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早期選考を企業が行う理由は?
企業が早期選考を実施する大きな理由は「ライバル企業より先に優秀な新卒を採用するため」です。
企業側の意図
- 就活が本格化する前に、自社が求める人材を囲い込みたい
- 優秀な学生を取り合う「採用競争」で他社に遅れを取りたくない
つまり、企業にとって早期選考は「ライバルとの競争に勝つための手段」であり、優秀な人材を確保するうえで欠かせない取り組みといえるでしょう。
早期選考は受かりやすいって本当?
早期選考より本選考で内々定を獲得する就活生が多いので、早期選考が受かりやすいとは一概にはいえません。
dodaキャンパスが就活生310人に実施したアンケート調査では、早期選考が行われていると考えられる10~12月頃に内々定を得た学生は約24%と少数派だとわかりました。45%以上の就活生は大学3年生・修士1年生の3月以降の本選考開始後に初めての内々定を獲得するとわかります。
早期選考を受けるメリットは?
次は、学生にとって何がメリットなのかを解説します。
早期から選考の経験を積める
早期選考は、通常選考よりも早くから選考を受けることで、自分に合った企業を見つけるための準備を早めに進めることができます。
また、大学3年生のうちに内々定を獲得できる場合もあります。「どこからも内々定をもらえないのではないか…」といった不安が解消され、他企業の選考にリラックスした状態で臨めるでしょう。
選考フローが一部免除される可能性がある
早期選考では、エントリーシート(ES)や筆記試験の免除、面接回数削減といった形で選考フローが簡略化されるケースが少なくありません。
特に、インターンやスカウト経由については、早期選考につながるケースが多いといえます。ただし、早期選考=簡単というわけではありませんので、自己分析や企業理解などはしっかりと行いましょう。
早期選考の探し方は?どうやって受けるかを解説!
早期選考のメリットを知り「自分も受けてみたい!」と感じている方もいるのではないでしょうか?ここでは、早期選考の探し方や参加方法として下記の4つを紹介します。
- スカウトサービスを活用する
- インターンに積極的に参加する
- リクルーター面談を利用する
- OB・OG訪問や就活イベントで情報収集
スカウト型の就活サービスを活用する
一般的な就職活動では、学生が企業に応募し、企業によって選考されますが「スカウト型の就活サービス」は、この逆です。企業が「ぜひ弊社の選考を受けてください」と学生にオファーを送ります。
例えば、「dodaキャンパス」では、あなたを魅力に感じた企業から、早期選考などの特別オファーをもらうことが可能です。自分一人では出会えなかった企業と出会えることもあるので、ぜひ登録しておきましょう。
インターンシップに積極的に参加する
インターンシップを採用選考の一つの手段として活用する企業は少なくありません。また、インターンシップへの参加は、自分に合った企業を選考前に見つける機会になるといえます。
多くの企業では、大学3年生の夏(6月~9月)や秋冬(10月~2月)にインターンを実施しています。インターンの中であなたとの相性を感じてもらえれば、早期選考の対象として声をかけてくれるかもしれません。
大学のキャリアセンターや企業のホームページ、就職ナビサイトで実施企業を確認し、少しでも興味がある企業があれば参加を検討してみましょう。
リクルーター面談を利用して企業との接点を作る
リクルーター面談は、企業の社員と学生が個別に実施する形式の面談です。この中で学生の人柄や価値観を把握し、企業側が「もっと話を聞きたい」と感じれば、そのまま早期選考に進むこともあります。
多くの場合、通常の面接よりもカジュアルな雰囲気で実施されますが、早期選考に繋がる可能性もあるという気持ちでしっかりと自分をアピールしましょう。
OB・OG訪問や就活イベントで情報収集する
OB・OG訪問では、実際にその企業で働いている先輩から、早期選考の実施有無を聞くことができます。あなたの熱意や自社との適性を感じ取れば、採用担当者に推薦してくれる可能性もあるでしょう。
就活イベントでは、各社のインターン・早期選考の実施有無を確認できます。同時に複数の企業から話を聞くことができるため、効率的に情報を収集できる点がメリットです。
早期選考のコツとは?
早期選考を突破するためには、早くからの就活準備が欠かせません。ここでは、絶対に外せない選考対策について解説します。
1.自己分析に基づく価値観や強みの整理
自分らしさを明確にしておくことは、「入社後にどのように活躍できるか」を語るうえで重要です。また、複数の企業から1社を絞る際に何を重視するかが明確になるため、複数企業の選考が進んだ際にも役立つでしょう。
特に、早期選考では短期間で自分を印象付ける必要がありますので、自分を言語化しておく必要があります。
具体的な自己分析のやり方に迷う方は、以下の記事を参考にやってみましょう。
2.業界・企業研究の深掘り
業界・企業研究は、「なぜこの業界・企業なのか」を具体的に語るうえで重要です。
業界特性や事業内容といった内容だけでなく、競合との違いや優位性、課題点といった事柄まで理解しておくことで、その企業ならではの理解が進みます。
結果として、志望動機に説得力が増すだけでなく、企業側が活躍イメージを抱きやすくなるため、選考対策として有効です。
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3.筆記試験(Webテスト)にも備える
早期選考は一般選考と比べて選考フローが簡略化される場合もありますが、筆記試験や複数の面接を行うケースも珍しくありません。せっかくもらったチャンスを生かすためにも、事前にしっかりと対策しておきましょう。
就活の筆記試験では、多くの企業がSPIや玉手箱といった有名なWebテストを活用します。高校生レベルの問題が多いものの、慣れていないと与えられた短い時間ですべてを解答するのは至難の業です。市販の問題集や模試を活用し、出題形式を知ることから始めましょう。
早期選考の内々定保留はいつまで可能?
早期選考で内々定を獲得した場合、内々定承諾の回答期限は企業によって異なりますが、一般的には1週間程度、長くても2週間程度が目安とされています。まずは企業から指定された期限を確認し、期限内に回答することが基本です。
ただし、本命企業の選考結果を待ちたい場合などは、企業へ事情を説明したうえで回答期限の延長を相談できるケースもあります。早期選考を実施する企業も、学生が複数社を比較検討していることを理解しているため、誠実に伝えれば保留を認めてもらえることは少なくありません。
一方で、企業から「他社の選考を受けないでほしい」「就職活動を終えてほしい」などと強く求められるケースがあります。これは「オワハラ(就活終われハラスメント)」と呼ばれ、厚生労働省も学生の意思を尊重するよう企業に求めています。学生には就職活動を続ける権利があるため、必要以上に焦って進路を決める必要はありません。
大切なのは、内々定をもらったからといって慌てて承諾せず、自分に合った企業かどうかを冷静に見極めることです。複数の企業を比較し、納得したうえで意思決定をすることが後悔のない企業選択につながります。
早期選考に落ちたら本選考は受けられる?
多くの企業は本選考にも参加できますが、一部の企業では「早期選考に落ちたら本選考に応募できない」といったルールを設けている場合も。 後悔しないよう、エントリー前に応募する企業のスタンスを把握しておきましょう。
就活では、挑戦する姿勢も大切ですが「まだ準備が足りていないから本選考に向けてしっかり対策したい」と自分の戦略を持って動くことも重要です。
早期選考を実施している業界・企業の特徴は?
早期選考を活発に実施している業界として、下記が挙げられます。
- 外資系企業(コンサル・金融など)
- IT業界
- 総合商社
- ベンチャー企業
- マスコミ・テレビ業界
これらの業界では、インターンの評価がそのまま選考に直結することも多く、事前準備の重要性がより高まります。「早期選考=外資系やベンチャー」と思い込まず、自分の志望業界の動向をよく確認し、チャンスを逃さないようにしましょう。
早期選考の優遇があるインターンシップはある?
はい、インターンシップをきっかけに早期選考につながるケースは十分にあります。
インターンシップ経由での早期選考ルート
- インターンシップ参加者への限定的な案内
- 優良な参加者への限定的な案内
- 座談会や社員とのワークを通して評価されている
など、企業によってそのルートはさまざまです。大切なのは、意欲をアピールすること。特に志望度が高い企業のインターンシップは、上記のような可能性もあると心得ておきましょう。
早期選考の内々定は辞退できる?
早期選考で内々定をもらった後でも、辞退はできます。企業側はあなたに入社してほしいと願っていますが、最終的に進路を決めるのはあなたです。法律的にも、内々定辞退を理由にペナルティが科されることはありません。
しかし、内々定を辞退する場合は、早めに連絡することが社会人としてのマナーです。連絡が遅れると、企業の選考や採用計画に影響を与えてしまう可能性があります。感謝の気持ちを伝えたうえで、丁寧に辞退の理由を伝えるようにしましょう。
もし迷っている場合には正直にその旨を話し、いつまでに回答するか期限を伝えておくことが大切です。
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