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採用担当者の心をつかもう!就活で使える“座右の銘”18選を例文付きで紹介

  • 就活ノウハウ
  • 2024.10.22
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座右の銘

日々心に留めることで、人生の指針となり、自分自身の核ともなる“座右の銘”。採用面接の場でも、その人の価値観や性格を判断する材料として、聞かれることがあります。

自分にピッタリの座右の銘があれば、個性をアピールしやすくなることはもちろん、自分自身を奮い立たせる言葉にもなるでしょう。これは、心を動かされる言葉なら、必ずしも有名な言葉である必要はありません。

この記事では、就活で使える座右の銘やその意味について、詳しく紹介していきます。
是非参考にしてみてください。

【目次】

座右の銘はなぜ面接で聞かれるのか

座右の銘の選び方

座右の銘の具体例と回答例文18選
-「漂えど沈まず(たゆたえども沈まず)」
-「毒蛇はいそがない」
-「人生に失敗がないと、人生を失敗する」
-Amat victoria curam. (勝利は、苦労する人々を 好む(勝利は準備を愛する))
-Constant dripping wears away the stone.(雨だれ石をもうがつ)
-敢為邁往(かんいまいおう)
-剛毅果断(ごうきかだん)
-克己復礼(こっきふくれい)
-私は僅かしか知らないことを自覚したら、より多くのことを知るために努める。
-エネルギーのない所に功績は光らない。強さのない所に徳はなく、勇気のない所に栄光はない。
-もし君を批判するものがいないなら、君は恐らく成功しないだろう。
-戦いに勝つのは、必ず勝とうと堅く決心した者だ。
-nemo sine periculo vincere potest. (誰も危険なしには勝つ事はできない)
-Accipere quam facere injuriam praestat.(不正を行うより不正を受けるほうがよい)
-Initium sapientiae cognitio sui ipsius.(自分自身を知ることが知恵の始まりである)
-「ふりむくな、ふりむくな、後ろには夢がない」
-「胸を張って負け犬になれない者は、勝者にもなれない」
-「暗闇なんかない、“想像力”があれば」

「自分をアピールできるか」、「企業のメリットになるか」で座右の銘を選ぼう

座右の銘はなぜ面接で聞かれるのか

面接の質問には必ず何かしらの目的があり、面接官の意図を踏まえて回答することが非常に重要です。

では面接で「あなたの座右の銘は何ですか?」と聞かれた時、面接官は何を目的に質問しているのでしょうか?

まずは「座右の銘」の意味と面接官が聞く意図について確認しましょう。

そもそも座右の銘とは?

座右の銘とは「いつも自分の身近に置いて、自分の戒めとする言葉」で、簡単に言うと「自分が生きていく上で大切にしている言葉」です。

例えば、ある人の座右の銘が「一期一会」であれば、その人は日々の出会いや機会を大切にする姿勢を持っていると考えられます。

なお、座右の銘の「座右」とは座席の右側を示し、身近・そば・かたわらといった意味を持ちます。「銘」は、戒めなど心に刻み込んだ言葉のことです。

座右の銘を面接官が聞く意図

面接で座右の銘が聞かれる理由は、面接官が応募者の人となりや価値観を深く知りたいからです。

座右の銘を通じて、応募者がどのような性格の持ち主か、またその人が困難に直面した際、どう対処するかを見極めようとします。

実際に座右の銘からはその人の生き方や仕事に対する姿勢が見えてくることがあります。これは面接官にとって、学生がその企業やチームにどのように貢献できるかを確認する重要な手がかりとなるのです。

そのため、座右の銘を事前に深く考え、それがどのように自分の性格や経験と関連しているか自己分析しておくことが大切です。質問対策の1つとして考えておくことで、自己紹介で自分をアピールする手段としても活用することができるでしょう。


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座右の銘の選び方

「さまざまな言葉の中から自分を表す座右の銘を見つけるのは難しいな…」と感じる方もいることでしょう。

そこで本項では、座右の銘を選ぶ際のポイントについて2点紹介します。下記の視点も参考にして自分に合った座右の銘を考えてみてください。

座右の銘の選び方

  • 企業理念から離れている言葉を避ける
  • 自己分析に沿って自分の性格や経験から考える

企業理念から離れている言葉を避ける

企業の理念や文化と合わない言葉は避ける方が良いでしょう。

企業は自社に合った価値観を持つ人材を求めているため、自分の座右の銘が企業の理念と相反するものであれば、マイナスの印象を与えかねません。

例えば、自分の座右の銘が「自主独立」であったとします。これは、他の人を頼らず自分の力だけで物事を遂行するという意味です。

この座右の銘をチームワークと協力を重んじる企業でアピールしてしまうと、「うちの社風には合わないな」と感じられてしまう可能性があります。

企業研究によって価値観や目指す方向性を理解し、その上で座右の銘を決めるとよいでしょう。

自己分析に沿って自分の性格や経験から考える

面接で聞かれる座右の銘は、あなたがどんな人かを示す大切な手がかりです。そのため、座右の銘を選ぶときは、自分の性格やこれまでの経験に基づいて慎重に考えることが重要です。自己分析を行い、自分の強みや価値観が反映された言葉を選ぶことで、面接官に対して説得力のある説明ができます。

例えば、部活でリーダーシップを発揮してきた人は、「一人は皆のために、皆は一人のために」という座右の銘が適しているかもしれません。これは、チームワークと協力を重視する性格を表しています。

このように、座右の銘を選ぶ際は、自分自身の過去の行動や成果から洞察を得ることが大切です。これにより納得感の強い座右の銘となり、面接官にも強い印象を与えることができるでしょう。


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座右の銘を質問されたときの回答方法

面接で座右の銘を聞かれたときは、わかりやすく・納得感のある回答をすることが重要です。ここでは、座右の銘を回答するときの具体的な方法について解説します。

「結論、エピソード、入社後の展望」の順に話す

座右の銘を回答するときは下記の流れで組み立てることで論理的で理解しやすい内容となります。

まずは「私の座右の銘は〇〇です。これは〇〇という意味の言葉です」と、結論を簡潔に述べましょう。結論を先に持ってくることで、聞き手はその後の話を理解しやすくなります。

その後、座右の銘を選んだ理由(具体的な経験(エピソード)を話します。エピソードを加えることは必須です。これにより、選んだ座右の銘の信憑性が増し、納得感を与えることができます。

そして最後に入社後の展望として、「座右の銘として大切にしている考え方を企業でどう活かすか」や「どのように貢献していくか」を伝えることで自分をアピールしましょう。

座右の銘の具体例と回答例文18選

ここからは、座右の銘の具体例とそれぞれの意味、そして面接での回答例ついて紹介していきます。
自分に合った座右の銘を見つける参考にしてみてください。


「漂えど沈まず(たゆたえども沈まず)」

「漂えども沈まず」は、パリ市の標語で、紋章にも記されています。激流で何度揺られても、決して沈まずにまた立ちあがるという意味。どんな逆境にあっても、決して屈しない、という強いメッセージが感じられます。

回答例文

私の座右の銘は「漂えど沈まず」です。 これはどんな困難にもめげず、前向きに努力を続けるという意味が込められています。

この言葉を座右の銘としているのは、大学時代の挫折とその後の克服がきっかけです。写真サークルでリーダーを務めた際、計画通りに進まずチームがばらばらになりかけました。

しかし、この座右の銘を胸に、メンバー一人ひとりと向き合いながら調整を重ね、最終的には大会で最優秀賞を受賞することができました。

この経験から、どんな逆境も乗り越える力を身につけました。御社に採用いただいた際も、この粘り強い姿勢でどんな困難も乗り越え、チームの一員として大きく貢献していきたいと考えています。


「毒蛇はいそがない」

日本を代表する小説家の開高健が広めたタイのことわざ。毒ヘビは自分が強いという自信があり、「何に対しても慌てず、どんなことにも動じない」という意味を持ちます。

回答例文

私の座右の銘は「毒蛇はいそがない」です。

これは、急がずじっくりと目標に向かって進むという意味が込められています。この座右の銘を選んだのは、個人的な挑戦から得た教訓に基づいています。

趣味の長距離マラソンに挑戦する際、昔は常に一位をキープしようと序盤から全力で走っていました。しかし体力が持つはずもなく、ゴールにたどり着くことすら叶いませんでした。そこでレース全体を見据えて体調を管理しながら走る方法に切り替え、無事にゴールすることができました。

この経験から、物事に対して焦らずに着実に取り組むことの重要性を学びました。御社で働く際にも、この学びを生かして、計画的にそして着実に業務に取り組みたいです。


「人生に失敗がないと、人生を失敗する」

日本の精神科医でありながら歌人としても活躍し、数多くの著書を出版した斎藤茂太が残した名言。失敗は人生経験と同義であり、失敗をしなければ学べないという意味が込められています。似たような言葉に発明家のトーマス・エジソンの「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」があります。

回答例文

私の座右の銘は「人生に失敗がないと人生を失敗する」です。

この言葉は、失敗を恐れずに挑戦し続けることの大切さを教えてくれます。この座右の銘を選んだ理由は、高校時代に新しいことに挑戦することの重要性を学んだ経験からです。

陸上部で部長を務めた際、新しいトレーニング方法を導入しましたが、負荷が高すぎたことで部員からの評判は最悪でした。しかし、結果的にそのトレーニングがチームを強くし、最終的には大会で好成績を収めることができました。

この経験から、失敗は成長の糧であり、新しい挑戦が自己を大きくすることを学びました。御社で働く際も、この学びを活かし、新しいプロジェクトや困難な課題に果敢に挑戦していきたいです。


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Amat victoria curam. (勝利は、苦労する人々を 好む(勝利は準備を愛する))

蓄えて準備してきた人が勝利するという意味のラテン語。

成功は偶然によってもたらされるものではなく、日々の努力と準備によって得られるものです。努力してきた経験を座右の銘で表現したいのなら、この言葉がおすすめです。また就活で自分のモチベーションを上げたいときにも使えそうですね。

回答例文

私の座右の銘はラテン語の「Amat victoria curam.」です。

これは「勝利は努力を愛する」という意味を持ちます。この言葉を選んだのは、大学時代にゼミで参加した国際会議の準備過程で得た教訓からです。

日本語でプレゼン内容を作成した後、他国の方も理解できるように英語で再調整しました。また、英語プレゼンに向けて発音の練習も行いました。私たちゼミメンバーは何ヶ月もかけてこれらの準備を行い、最終的にはプレゼンテーションで高い評価を受けることに成功しました。

この経験から、どんな目標も努力を惜しまなければ達成できると学びました。御社の業務でも、この座右の銘を生かし、どんな課題にも真摯に取り組み、結果を出すために最大限の努力をしていきたいと考えています。


Constant dripping wears away the stone.(雨だれ石をもうがつ)

たとえ小さな雫であっても繰り返し石にあたり続ければ、いずれ石でさえ削れるという意味です。不可能と思われる大きなことでも、日々努力を積み重ねていけば成し遂げられるもの。自身の忍耐力や粘り強さを表現したいときにぴったりです。

回答例文

私の座右の銘は「Constant dripping wears away the stone」です。これは「水滴石を穿つ」と同じ意味で、小さな努力が積み重なって大きな成果を生むことを示しています。

この言葉を選んだのは、大学時代に図書館ボランティアとして活動していた経験からです。

ボランティア先の図書館は本の置き場がカテゴリーごとに分かれておらず、バラバラの状態でした。そこで、どこに何の本があるかすぐにわかるよう、毎日コツコツ整理を行い、本の住所を決めて管理を行いました。

結果、図書館の評判が良くなり利用率を向上させることができました。

この経験から、地道な努力がいかに価値ある成果を生むかを学びました。御社で働く際にも、この座右の銘を胸に、どんな仕事も着実にこなし、チームや会社の目標達成に貢献していきたいと考えています。


敢為邁往(かんいまいおう)

夏目漱石の著書でも使われている四字熟語。どんな困難が立ちはだかろうとも、目的のためには、自ら思い切ってまっしぐらに進んでいくという意味です。

回答例文/p>

私の座右の銘は「敢為邁往」です。

これは「果敢に行動し前進する」という意味があります。この言葉を選んだのは、大学生活中に困難なプロジェクトに挑戦した経験が影響しています。

具体的には、環境問題に関する学際的なプロジェクトで、異なる専門分野の学生と協力して新しいリサイクル方法を開発しました。初めは意見の衝突が多く、プロジェクトの進行が困難でしたが、議論を重ねることで最終的には提案を完成させ、学内のコンペティションで賞を受賞しました。

この経験から、どんな困難にも果敢に挑戦し続ければ、成果を出すことができると学びました。御社で働く際も、この座右の銘を胸に新たな挑戦を恐れず、チームや組織の発展に貢献していきたいです。


剛毅果断(ごうきかだん)

確固とした意志を持ち、思い切った決断力で物事を行うこと。学生時代に手がけたプロジェクトやアルバイト、サークルなどで培ったリーダーシップ力をアピールしたい人にはぴったりでしょう。

回答例文/p>

私の座右の銘は「剛毅果断」です。

これは「強い意思で決断力を持って行動する」という意味です。この言葉を座右の銘に選んだのは、大学時代のリーダー経験によるものです。

私は学生団体の代表として、様々なプロジェクトを率いました。特に記憶に残っているのは、大規模な祭りイベントの企画です。初めての試みで多くの反対意見がありましたが私はチームをまとめ上げ、最終的に成功を収めました。

この経験から、確固たる決断と果敢な行動の重要性を学びました。御社においても、この座右の銘を生かし、困難な状況でも迅速かつ的確な判断でプロジェクトを推進していきたいです。


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就活の軸診断

克己復礼(こっきふくれい)

私情や私欲を抑えて、社会の規範や礼儀に適した行動をとるという意味。論語の中で、孔子が弟子の顔淵(顔回とも)に伝えた言葉からきています。

回答例文

私の座右の銘は「克己復礼」です。

これは、「自己を制し、礼を重んじる」という意味を持ちます。この言葉を座右の銘に選んだのは、高校時代の部活動での経験がきっかけです。

私はバドミントン部のキャプテンとして、メンバー間の調和とチームワークの向上に努めました。その過程で、個人の感情を抑え、礼儀を尊重することの重要性を学びました。この経験は私にとって大きな成長の機会となりました。

この座右の銘を通じて、企業環境でも自己管理を徹底し、チーム内の調和を保ちながら業務に取り組む所存です。


私は僅かしか知らないことを自覚したら、より多くのことを知るために努める。

ロシアの革命家、政治家、ウラジーミル・レーニンが残した名言。自分の無力さを自覚したのであれば、より多くの知識をつけるために努めるべきという意味です。

成長するには、まず自分に何が足りないかを自覚しなければ、人は成長できないもの。

成長欲をうまく表すことのできる一言でしょう。

回答例文

私の座右の銘は、「私は僅かしか知らないことを自覚したら、より多くのことを知るために努める。」です。

この言葉は、知識の探求と絶え間ない学びの重要性を示しています。この言葉を座右の銘に選んだのは、大学での研究活動中に感じた自分の知識不足からです。

私は当時ある理論に心酔し、その理論に基づいた研究を行っていました。しかしその理論だけでは説明できない事象が発生し、研究が進まなくなってしまいました。そこで追加の文献を調査し、教授や同期と議論を重ねることで、その壁を乗り越えることが出来ました。

この経験から、知識の深化と新たな発見の重要性を実感しました。御社においても、この学び続ける姿勢を活かし、常に業務の質を高め、チームの成長に貢献していきたいと考えています。


エネルギーのない所に功績は光らない。
強さのない所に徳はなく、勇気のない所に栄光はない。

ラテンアメリカ諸国の独立に関わった革命家、思想家である、シモン・ボリベルの言葉。活力のない者は手柄をあげることはできない。強さのない者には人が集まらない(慕われない)。勇気のない者に値する評価はない。人々に選ばれた指導者だったからこそ表現できる、人に評価される道への指針のような言葉です。

回答例文

私の座右の銘は「エネルギーのない所に功績は光らない。強さのない所に徳はなく、勇気のない所に栄光はない。」です。この言葉は、積極性と活力が成功を引き寄せることを示しています。

大学3年生の夏、私はボランティアとして地域の環境保護プログラムに参加しました。私の役割は、環境保全のための教育イベントを企画し、実行することです。

当初は参加者を集めることに苦労しましたが、地域社会と連携し、SNSでの積極的な情報発信を行うことで、多くの参加者を引きつけることができました。

この経験は、困難に直面した際にも諦めず、目標達成のために果敢に努力することの大切さを教えてくれました。この精神を御社での仕事にも生かし、どんな挑戦も乗り越えていきたいと考えています。


もし君を批判するものがいないなら、君は恐らく成功しないだろう。

アメリカの黒人公民権運動活動家マルコムXの言葉。逆境を物ともしない、といったことを表現したければこの言葉がおすすめです。

回答例文

私の座右の銘は「もし君を批判するものがいないなら、君は恐らく成功しないだろう」です。これは、挑戦と成長には批判が付きものであることを認識し、前進することの大切さを表しています。

大学在学中、私は学生新聞の編集長を務めていました。ある特集記事で校内の問題点を採り上げた際、多くの反響とともに厳しい批判も受けました。しかし、この経験から公正な報道には批判を受け入れる覚悟が必要であることを学びました。

御社に採用いただいた際にはこの座右の銘を胸に、どんな逆境に遭遇しても乗り越えていきたいです。


戦いに勝つのは、必ず勝とうと堅く決心した者だ。

ロシアの小説家、トルストイの名言。大きな夢や目標を達成するのは、どんな荒波がこようともめげずに執念深く、物事に取り組む人であることを表しています。“粘り強さ”“強い意志”を伝えることができる一文です。

回答例文

私の座右の銘は「戦いに勝つのは、必ず勝とうと堅く決心した者だ。」です。

この言葉は、目標達成には断固たる意志が必要であると教えてくれます。ボランティア活動を通じてこの考えを身につけました。

大学時代、私は地域の清掃活動に参加しましたが、初めは参加者が少なく全域を清掃することが困難でした。しかし、私は環境改善に対する強い意志を持ち、SNSなども活用して積極的に周囲を巻き込んでいきました。その結果、多くの人が参加するようになり、毎回の清掃で全域をまかなえるようになりました。

この経験から、一貫した努力と確固たる決意がいかに重要かを学びました。御社においても、この座右の銘を胸に新たなプロジェクトに挑戦し、組織の目標達成に貢献したいと考えています。


nemo sine periculo vincere potest. (誰も危険なしには勝つ事はできない)

何かを得るには、それと引き換えのリスクが伴うもの。社会人になると大きな壁にぶつかることもあるでしょう。しかし、そんな困難を乗り越えるからこそ代えがたい達成感も生まれます。

チャレンジ精神を表現したいのなら、この言葉はいかがでしょうか。

回答例文

私の座右の銘はラテン語で「nemo sine periculo vincere potest.」、これは「危険なしに勝利することはできない」と訳されます。この言葉を座右の銘とするようになったのは、飲食店でのアルバイト経験がきっかけです。

私はキッチンのバイトリーダーを務めており、新メニューの開発に関わるプロジェクトチームの一員として、初めて料理のレシピ開発に挑戦しました。

試行錯誤を重ね、時には厳しいフィードバックを受ける中で、多くの失敗を経験しました。しかし自分のアイデアが形になる楽しみに向かって努力を続け、最終的には私のアイデアも反映された新メニューが発売されました。お客様からも高評価を得ることができ「美味しい」と言ってもらえたときの嬉しさは今でも忘れられません。

この経験から、リスクを恐れずに挑戦し続けることの大切さを学びました。御社においても、この座右の銘を生かし、新しい挑戦に果敢に取り組んでいきたいと考えています。


Accipere quam facere injuriam praestat.(不正を行うより不正を受けるほうがよい)

古代ギリシアの哲学者、ソクラテスの残した名言です。不正を働くくらいなら、被害をこうむる方がましであるという意味。正直者であることをアピールしたい人におすすめの一文です。

回答例文

私の座右の銘はラテン語で「Accipere quam facere injuriam praestat.」です。これは「不正を受ける方が、行うよりも優れている」という意味です。この座右の銘を選んだのは、居酒屋でのアルバイト経験からです。

ある日、閉店後に売上とレシートの整合性チェックをしていたところ、お金が20円足りないことに気が付きました。少額であるため、自分のポケットマネーから補填することも考えましたが、今後のために店長に報告を行いました。

結果、店長からはお礼を言われ、今後レジミスが発生しないための新たな仕組みが導入されることになりました。

この経験から、正直者であることが最も良い結果をもたらすと再認識しました。社会人になった後もこの価値観を大切に、どんな状況でも誠実に対応していきたいです。


Initium sapientiae cognitio sui ipsius.(自分自身を知ることが知恵の始まりである)

古代ギリシアの哲学者のアリストテレスが残した名言で、己を知ることこそが、全ての出発点であるという意味。社会人として成長していくためには、決して自分を卑下することなく、されどおごらず、常に自分を客観的にみることが大切です。

回答例文

私の座右の銘は「Initium sapientiae cognitio sui ipsius」というラテン語の格言です。これは「知恵の始まりは自己認識である」という意味を持ちます。

この言葉を選んだのは、大学でのディベートクラブの経験に由来します。ディベートでは、自分の意見だけでなく、相手の意見を理解し反論を構築する必要があります。

当初私は相手の意見を汲み取るのが苦手で、自己主張が強くなってしまい、理論が全く通じませんでした。この経験を通して他者の視点を理解することの重要性に気づき、自分自身を客観的に見るクセを付けるきっかけとなりました。

御社においても自らを客観的に評価することで常に成長を続け、周囲と協力して目標を達成していきたいと考えています。


「ふりむくな、ふりむくな、後ろには夢がない」

劇作家や演出家、監督などマルチな活動をしていた、寺山修二の残した名言。振り返ったところで、過去には夢がないということを示し、くよくよ後悔することの無意味さを表現しています。寺山修司にはベストセラーとなった「ポケットに名言を」があり、名言の多く残した人物としても知られています。興味があったら、ぜひ調べてみてください。

回答例文

私の座右の銘は「ふりむくな、ふりむくな、後ろには夢がない」です。これは常に前を向き、未来へ進むべきだという意味を込めています。留学中の経験をきっかけに私の座右の銘になりました。

留学当初、私は初めての海外生活で言語の壁や文化の違いに直面し、何度も挫折感を味わいました。特に、授業についていけなかったり、地元の学生とのコミュニケーションが上手く取れなかった時は、帰国したいと思うこともありました。

しかし、志を高く前向きに挑戦を続けることで語学力も向上し、多文化を理解する貴重な体験も積むことができました。

御社においても、この経験を活かし、困難に直面しても前向きに取り組み、持続的な成長を目指していきたいと考えています。


「胸を張って負け犬になれない者は、勝者にもなれない」

『007 ダイ・アナザー・デイ』でボンドガールを務めたアメリカの女優、ハル・ベリーの名言。失敗したとしても自分の行動に堂々と胸をはれない人は、成功できない。失敗で終わらず次に生かすことの大切さを物語っています。

回答例文

私の座右の銘は、「胸を張って負け犬になれない者は、勝者にもなれない」という言葉です。これは失敗を次に生かすことの大切さを意味しています。塾講師のアルバイト経験をきっかけに選びました。

ある時、生徒が数学のテストで悪い結果を出し、私自身の教え方に疑問を持ちました。この失敗を真摯に受け止め、他の先生の授業も参考に教え方を一から見直しました。そしてそれまでの自分の方法に固執せず、新しい教材やアプローチを採り入れ、生徒とのコミュニケーション方法も改善しました。

その結果、生徒の成績は次第に向上し、最終的には彼はクラス上位の成績を取ることができました。

この経験から、失敗を恐れずに常に前向きに挑戦することの重要性を学び、それが自己成長につながると実感しました。御社に採用いただいた際には、この座右の銘を胸に新たな挑戦を恐れず、常に成長を続けることで貢献していきたいと考えています。


「暗闇なんかない、“想像力”があれば」

コピーライターの糸井重里による名言。想像力があれば何だってできるということを、端的な言葉で伝えています。人生、時にはうまくいかないこともあるもの。そうした時にどう考え、困難を切り抜けるかは社会人にとって重要なスキルとなります。

アイデア力を人事担当者に伝えたい学生におすすめしたい一文です。

回答例文

私の座右の銘は「暗闇なんかない、“想像力”があれば」という言葉です。これは想像力があればどんな困難も乗り越えられるという意味の言葉です。大学のゼミで実施した「地元の観光地を活性化させる活動」で直面した困難を乗り越えた経験から来ています。

私の地元は非常に知名度が低い田舎であり、観光地の魅力をどう伝えるかで苦労しました。しかし地元の伝説を生かしたイベントや体験型のプログラムの構築、新たなB級グルメの共同開発などにより翌年の観光客を1.2倍まで増やすことに成功しました。

この活動を通じて、大きな課題を目の前にしても決してあきらめず、想像力を使って新しい可能性を見出すことの重要性を実感しました。御社で課題に直面した際も、創造的かつ効果的なアプローチを提供できると信じています。

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キャリアタイプ診断

「自分をアピールできるか」、「企業のメリットになるか」で座右の銘を選ぼう

全部で18個の座右の銘を紹介しましたが、いかがでしたか?

座右の銘は、性格や思考、価値観などを判断する材料として面接の際に聞かれることもあります。古来より仕事に就くことに苦労があったようで、「先ず隗より始めよ」という故事成語も残っています。「優秀な人物を招きたければ、まずは自分みたいなつまらない人間を雇いなさい。そうすると、あんな人も入れたのだから優秀な自分はもっといい待遇になるだろう、と多くの人が集まってきます」という中国の逸話です。

座右の銘を選ぶときは、「その言葉で自身をアピールできるのか」、「企業にとってメリットとなるアピール材料になるのか」のふたつの基準で選ぶようにしましょう。

この記事も参考に、是非自分にぴったりの座右の銘をみつけてください。

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