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With/Afterコロナで、社会は大きく変わりました。学校生活自体も大きく変わって、身近なところで不便に感じることもありますよね。
それでも、学生団体を通してオンラインで旅を実感するイベントを開催するなど、多くの学生が柔軟なひらめきで、新しい社会を動かしています。
そんな学生の力に期待して集まった、学校法人角川ドワンゴ学園/株式会社JTB/パーソルキャリア株式会社/株式会社ベネッセコーポレーションの担当者と共に、「ビジネス理解が力になる!社会を動かすアイデアを生み出すには」のオンラインイベントを実施しました!
イベント内で伝えた、「学生への期待」と「アイデアを作り出すヒント」をレポートします。参考にして、2020年9月15日(火)締切のアイデアコンテストにチャレンジしてください!
新しい次の世界をつくる<Create the Next World>
2020年9月15日(火)を締切に実施している大学生アイデアコンテスト。それぞれの企業テーマが、今の社会の変化に直結した課題になっています。各社は学生にどのような期待をしているのでしょうか。企業紹介とともに、テーマへの想い、またトークセッションへと繋がっていきました。
Q1.企業がテーマに込めた思い/アイデアのポイントは?
学校法人角川ドワンゴ学園:ユーザーを正しくイメージして、最適解を思考し続けること
今回のテーマである「新しいオンライン教育」を考えるうえでも忘れてはいけないのは、「ユーザーを正しくイメージして、最適解を思考し続けること」。教育サービスとして提供する以上、だれに届けるのか、その人のどんな課題を解決するサービスなのか、教育を受ける前後でどんな変化が生じるのかというポイントも押さえて、新しいサービスの提案をワクワクしながらお待ちしております!
株式会社JTB:旅行に限らず「交流」を軸に、柔らかい発想を
今、なかなかリアルな交流がしづらい状況ですよね。だからこそ、交流への欲求は高まっています。こうした課題を乗り越えるような、解決する手法を提案いただきたいです。JTBとして、どんな交流の機会を提供していけばよいか、学生の皆様の柔らかい発想を楽しみにしています!
パーソルキャリア株式会社:自分がなりたい姿や、やりたい働き方を考えてみる
今回のテーマでぜひ考えてみてほしいのは、「人はどんな体験で自分の可能性に気づくんだろう?」「人の可能性って何だろう?」「収入以外の大事にしたい軸って何だろう?」ということ。自分がなりたい姿や、やりたい働き方を考えてみることも、アイデアに繋がってくると思います。ぜひ考えてみてください!
株式会社ベネッセコーポレーション:グローバルの学びとは?外国に行かない留学は?
このビジョンのもと、私たちが取り組んでいる留学について、テーマを出させていただきました。皆さんもご存じのように、コロナの状況下でことごとく留学が出来なくなってしまいましたよね。ただ、オンラインも発達して、日本にいても世界の一流の教育が受けられるようになってきています。
グローバルの学びって何だ?これから必要になるグローバル人材ってどんな力を持っていたらいいんだろう?ぜひ、外国に行くことだけが留学なのかや、行けるようになったらどんな留学がいいのか、などの切り口で、新しいグローバルな学びの形を提案してください!
Q2. 最近採用されたアイデアや新規事業は?なぜ採用されたのですか?
ユーザーにやりたいと思ってもらえる解決アイデアになっているか
人気漫画のインベスターZとコラボしたりもしています。実はこの企画は入社1年目の社員がコンセプトを作り出したんですよ。
利用後の未来も見越した課題解決を
この事業が解決したい課題は、もちろん「オリンピック中にホテルが足りなくなる」という点です。ただそれだけでなく、オリンピック後の未来も見越して、誰も使わないような負の遺産にならないように「移送可能なホテル」ということが、アイデアのポイントになりました。
「技術的なアプローチ」と「言葉の解釈を変える」という視点
一つ目は、技術的なアプローチとして、面接技術を向上するツールです。言葉の使い方など、相手が感情としてちゃんと受け取れているかを判断するツールを開発しています。このツールを使うと、面接がうまい人をモデルに、自分がたりないところを見つける練習ができるようになります。
二つ目は、言葉の解釈を変える視点で、「転職同期」というサービスがあります。同期といえば、同じ会社や大学の同学年、というイメージがあるかもしれませんね。ここでは、同じタイミングで転職した人を転職同期と呼んでいて、同じタイミングで転職した人達は、似たような悩みを抱えていることが多く、その悩みを解決するサポートサービスを「転職同期」として提供しています。「同期」という言葉の解釈を変えて生まれたサービスの例です。
留学で身につく学びが何かから、留学の代わりを考える
オンラインでの留学方法はもちろん考えますが、外国に行くことがすべてじゃないはず。国内でできる留学の代わりになる学びはないのか、を今まさに考えているところです。
Q3. アイデアを発想するうえで大事にしていることは?
正解を求めず、まずはチャレンジして、出してみること
アイデアの反応を見て改善するには、自分の知っている優しい友達や親など、否定しない人に聞いて反応を聞いてみる、という手段もぜひ使ってみてください。
「掛け合わせ」が大事/少し効率が良くなる・便利になるだけでもアイデアとして重要
少し効率が良くなるとか便利になる、というのも事業アイデアとしてとても大事。難しいかもとか前提に捉われないで考えてみる。ビジネスになるかどうかは、より深く検討するタイミングで改良されるものなので、まず、アイデアは数を出すことが大事ですよ。
お客様のことを考え続けること/自社の強みを掛け合わせる
お客様を考えることにプラスして、自社の強みを把握することも大事です。JTBの強みを何に掛け合わせるかという視点です。
面倒だな、このままでいいのかな、といった課題から見つかる
アイデアは思いついたが、実現できるのかどうかうまく整理がつかないときもあります。そんな時は、5W1Hなどのフレームワークを使って、考えられていないところがないか深めることをやっていますね。
難しく考えすぎず、まずチャレンジしてみて!~質疑応答~
ここから、様々な学生の質問に回答していきました。特に印象的だった質問と回答を紹介します。
Q. オンライン教育が進む中で、今の時点でオンラインで補えないと感じるのはどんな点ですか?
今回のテーマはオンライン教育ですが、学生向けだけではなく、保護者向けや女性向けなど、対象を広げてもOKです。今あるサービスでは補えていないような課題へ、解決アイデアを考えてほしいですね。
Q. 子供や学生向けの教材を創るとしても、お金は保護者が払うと思います。どちらに向いて、サービスやモノづくりをしたらいいですか?
まずそもそも学習者が学習を継続的に使えなければ学習効果が出ません。だから実際に使う学習者を向いてモノをつくります。ただ、保護者の方はその教材やプログラムに何を期待しているかというと、「わが子がしっかり育つ」という効果に期待しているわけです。
成長する、ということを約束できる商品であれば、子どもも保護者もハッピーになれる。子どもにだけ良いものでもなく、親だけが喜ぶものでもなく、どちらも重要になります。
Q. AIなどが発達すれば、外国語学習はいらなくなるのではないですか?
Q. 実現性とアイデア性(革新的)どちらを重視されますか?
これって本当に新しいのかな?ということを、あまり気にせずどんどん出してもらいたいですね。アイデアは似ていても、どんな課題に対して提案しようとしているのか、に違いが出るかもしれませんよ。
Q. クライアントの課題を引き出していくために、具体的にどんなことを意識していますか?
お客様のことを知る方法は、相手に聞くだけではなく、ホームページや新聞、ニュース、業界の情報などもインプットできます。そうやって勉強しておくと、「私たちのことを深く考えてくださっていますね」とお客様からの信頼にもつながりますよ。
Q. 最後に、今回のアイデアコンテストで学生に期待していることを一言お願いします!
コロナによって人の交流が止められて分かったこととしては、「人と人の接点を持つこと」「交流すること」は大事だなと思った人は多いはずです。交流が止められたら止められただけ、その交流に飢えている。「新しい交流」を皆さんのアイデアで作ってください!
ぜひ、自分は学生だしとか、プロの社員が見たら変なのでは、と思う必要はなく、ユーザーと同じ年齢の自分だからこそいいアイデアを持っていると信じてください。躊躇することなく失敗を恐れず、ぜひチャレンジしてくださいね。
最前線で頭をひねっている方々のかっこいい姿に、ワクワク
90分という短い時間でしたが、レポートにまとめてみると、様々な気づきがありました。大学生アイデアコンテストに向けて、ヒントはつかめましたでしょうか?イベント後のアンケートでは、下記のような声をいただきました。
先輩の体験記
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アイデアをどのように生み出していくのかを実際の社員の方たちから聞くことができ、これから就活をしていく中でも、ビジネスにおいてもとても役立つお話を聞くことができました。 アイデアを出すことは難しいことですが、同時にとてもワクワクすることだと改めて気づくことができました。
武蔵野大
先輩の体験記
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社会人の方とお話しを伺うとなると人事の方であることが多かったのですが、今回は実際にアイデアを出して事業を展開されている方であるところにとても満足感を得ました。最前線で頭をひねられている方々のお話はとても為になりました。
京都産業大
先輩の体験記
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働いている方々に夢があると感じられた。大人になるにつれてあまり大きな夢をもたず、現実的になった方が良いのかな?と思っていた。しかし今回前向きにより良い方向に向かおうとしている方々のカッコいい姿を少し見ることができたため、目標を持つことは大切だと改めて気づかされた。
関西学院大
自分のこれまでの学びや気づきを、アイデアコンテストにぶつけてみませんか?難しく考えず、チャレンジすること。今回提案してもらったアイデアには、全てコメントを返します。出すこと自体、意味のあるコンテストです。ぜひ、皆さんのアイデアをお待ちしております!
キャリアの可能性を拡げるアプリサービス「マイポテ」 by パーソルキャリア株式会社
今回登壇いただいた、パーソルキャリア株式会社の今村さんが提供している「マイポテ」。新卒としての就職活動だけでなく、その先も続いていくキャリアを考えるヒントに、ぜひご活用ください!
サービス概要:キャリアの可能性を拡げるアプリサービス
提供開始日:2019年12月9日(月)
料金:無料
無料
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