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会社説明会やインターン座談会の質問例70選|好印象な質問の仕方と就活マナー

  • 業界・企業研究
  • 2025.09.09
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会社説明会や座談会の質問例

就活の会社説明会やインターン座談会では、「最後になにか質問はありますか?」と、参加者からの質問を受け付けてくれる時間があります。しかし、いきなり「質問は?」と言われても、何を聞けばよいのか悩むケースも多いでしょう。

今回は、会社説明会や座談会での質問例を、業種やケース別でご紹介。採用担当者に印象を残すコツや、避けたほうが良い質問などについても解説します。

目次

    座談会・会社説明会で質問する3つのメリット

    会社説明会や座談会での質問にはどんなメリットがある?

    1.業界や企業への理解が深まる

    説明会や座談会は、企業の公式サイトや資料では得られない、具体的な情報を聞ける貴重な機会です。業界の動向や企業の成長分野など、積極的に質問すれば、自分に合った企業かどうかの理解も深まります。

    表面的な情報ではなく、「社員の生の声」から微妙なニュアンスなどを感じ取れることもあります。質問の機会を与えられた際は、積極的に質問しましょう。

    2.採用担当者の印象に残る可能性が高まる

    質問の内容や姿勢によっては、採用担当者の印象に残るというメリットもあります。「公式情報では分からない点」などを掘り下げて質問できれば、採用担当者に「志望度が高い」「真剣に取り組んでいる」と、良い印象を持ってもらえるでしょう。

    単なる疑問解消にとどまらず、自分の価値観や志望理由に結びつけた質問を投げかけることで、他の参加者との差別化にもつながります。

    3.社風や働き方など“リアルな雰囲気”が見えてくる

    座談会では、社員が実際にどのような環境で働いているのかを知れる機会です。「1日の仕事の流れ」や「若手社員が任される業務範囲」など、疑問に思っていることを積極的に聞きましょう。そうすることで、企業に対する自分のイメージと実態が合っているか、具体的に確認できます。

    複数の社員から同じテーマを聞くことで、共通点や違いが見えて理解が深まることもあります。

    ワンポイントアドバイス

    座談会と説明会、それぞれで適切な質問

    会社説明会や座談会での質問は質問する相手やシーンで内容を変えよう!

    会社説明会と座談会では、質問する相手や目的が異なります。説明会は企業全体の概要や方針を理解する場であり、質問の中心は「会社の方向性」「求められる人物像」「将来のキャリア」といった内容になります。

    一方、座談会は社員との距離が近く、実際の働き方や雰囲気を知る機会です。そのため「日々の業務内容」や「入社前後のギャップ」など、よりリアルな情報に踏み込んだ質問もできるでしょう。

    採用担当の印象に残る!会社説明会で使える質問例

    どんな業界でも使える!会社説明会や座談会で役立つ質問例

    会社説明会は、企業の考え方や採用方針を直接聞ける重要な場です。事前に情報収集を行い、積極的に質問することで、Webサイトや資料だけでは得られない価値ある情報を得られます。

    会社説明会や座談会では、将来のキャリアに関する質問をすることも。
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    1.会社概要、事業内容を深掘りする質問例

    「自分の考えとマッチしそうな会社か?」「将来性があり、理想のキャリアが積めそうか?」を確認するには、事業概要に関することも聞いてみましょう。「事業内容を具体的に教えてください」と単に聞くのではなく、自分の関心と関連づけて尋ねると意欲が伝わります。

    質問例
    1)社会課題の解決に貢献できる事業に関心があります。御社の取り組みのなかで、特に社会的インパクトが大きいと考えている事業はどれでしょうか?
    2)長期的にキャリアを築くうえで、新規事業や成長分野に関わりたいと考えています。御社が今後注力する事業領域を伺えますか?

    2.仕事内容、職種理解につながる質問例

    自分が想像している仕事内容に間違いがないか確認するためにも、仕事内容や職種に関する質問は欠かせません。「入社後にどんな役割や仕事を任せてもらえるのか?」「キャリアアップのために職種変更は可能なのか?」といった質問をすることで、自分が描くキャリアのイメージを具体化できます。

    質問例
    3)企画やマーケティングの仕事に挑戦したいと考えています。若手社員が主体的に関われる機会は、入社後どれくらいでしょうか?
    4)私は、データ分析に強みがあると思っています。営業職において、このスキルを生かせる場面はありますか?

    3.社長、社員の人柄が伝わる質問例

    企業のトップや社員の考え方などに触れる質問は、その企業の理念や方向性を理解するきっかけになります。経営者や社員がどんな思いで働いているのかを知ることで、「社会人になって活躍したい!」というモチベーションも高まるでしょう。

    質問例
    5)社長が日頃から社員に伝えているメッセージや、大切にしてほしいと思う点について教えてください
    6)御社で長く働いている社員の方に共通している、人柄や価値観はありますか

    4.企業カルチャーや社風を知るための質問例

    実際の会社の雰囲気は資料ではわかりにくいため、企業文化に関することも積極的に質問しましょう。企業文化や社風を確認しておかないと、ミスマッチにつながる可能性もあります。

    質問例
    7)若手社員が働きやすいと感じる社風や雰囲気について、具体的なエピソードがあれば教えてください
    8)御社では日常的にどのような価値観や行動が評価されやすいと感じますか?
    ワンポイントアドバイス

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    5.働き方・福利厚生・給与など条件面の質問例

    待遇面は気になるテーマですが、聞き方を工夫しないとマイナス印象につながる可能性があります。「自己の成長」や「働きやすさ」という内容と絡め、前向きな質問を心がけましょう。会社の制度を知ることで安心感を得られるだけでなく、長期的に活躍したいという姿勢も伝わります。

    質問例
    9)若手社員がスキルを伸ばせるよう、どのような制度や福利厚生が活用されていますか?
    10)仕事とプライベートを両立させるために、社員の方がよく利用している福利厚生はありますか?

    6.キャリアパスや教育環境に関する質問例

    研修や教育制度、キャリアパスに関する質問は前向きな姿勢を示せる質問のひとつです。入社後のイメージも具体化でき、社会人に向けた心の準備もできるでしょう。

    質問例
    11)若手社員がキャリアを積むうえで、活用しやすい教育制度や研修プログラムを教えていただけますか?
    12)将来的にリーダー職や専門職を目指す場合、どのようなキャリアステップを踏むケースが多いでしょうか?

    7.企業が求める人物像を知る質問例

    企業がどんな人物を求めているのかを知ることは、自分の強みをアピールする時に役立ちます。あらかじめ聞いておけば、自己PRや志望動機にも反映しやすくなり、採用担当者にも「貢献する意欲が高い」と評価してもらえるでしょう。

    質問例
    13)新入社員に対して、最初の1年で期待される役割を教えていただけますか?
    14)御社で活躍しておられる社員に共通する、特徴や姿勢を伺えますか?

    社風がよくわかる!先輩社員との交流が深まる座談会の質問例

    座談会は、社員の「リアルな声」に触れられる貴重な機会です。「実際の働き方」「職場の雰囲気」などを聞くことができれば、企業との相性も判断しやすいでしょう。今回は、具体的な質問例を「インターンシップ座談会」「内定者座談会」に分けてご紹介します。

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    1.入社の決め手や志望理由を聞く質問例

    企業の魅力をもっと知りたいなら、先輩社員が最終的に入社を決めた理由を質問してみましょう。資料や説明会だけでは見えない「決断の背景」や「他社との比較ポイント」などが聞ければ、業界や企業選びの参考になります。内定者座談会では、自分が大切にしている価値観とのズレがないか確認でき、入社日までにモチベーションを高められるでしょう。

    質問例※インターンシップ座談会の場合
    15)先輩社員の方々がインターンに参加して、志望度が高まった瞬間があれば教えてください
    16)複数の企業を見たなかで、特に注目したポイントを教えてください
    質問例※内定者座談会の場合
    17)内定承諾の前にどんな不安があり、それをどのように解消されましたか?
    18)複数社の内定を得たなかで、最終的に御社に入社を決めたポイントは何でしたか?

    2.入社前後で感じたギャップに関する質問例

    入社前後にどのようなギャップがあったのかも、積極的に聞いてみましょう。先輩社員の生の声を知ることで、「自分に合う企業か」を判断しやすくなり、ミスマッチも防げます。内定者座談会では、詳しい内容も質問もできます。不安に感じることは、遠慮なく聞いてみましょう。

    質問例※インターンシップ座談会の場合
    19)インターンに参加する前のイメージと、実際の業務体験に違いはありましたか?
    20)インターンシップで想像していた仕事のイメージと違い、難しかったことや楽しかったことはどのような点でしたか?
    質問例※内定者座談会の場合
    21)入社前に抱いていたイメージと、配属後に感じた現実のギャップはありましたか?
    22)入社前に思っていたより大変だったこと、逆に良い意味で驚いた点を教えていただけますか?

    3.1日のスケジュールや働き方を知る質問例

    資料などでは分からない「リアルな働き方」を知るには、社員の1日の過ごし方についても聞いてみましょう。仕事の流れや、プライベートとのバランスの取り方を知ることで、入社後の生活をリアルに感じ取れます。

    質問例※インターンシップ座談会の場合
    23)インターンシップでは、実際の社員の働き方をどの程度体験できましたか?
    24)インターンシップ中に体験したことで、実際に業務でもリアルに共通している点はどのようなところですか?
    質問例※内定者座談会の場合
    25)1日の仕事の中で、思っていたよりも時間がかかる業務はどの部分でしたか?業務効率化のために、どのような工夫をされていますか?
    26)入社1年目の1日のスケジュールで、一番やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?

    4.職場の雰囲気や人間関係に関する質問例

    職場での人間関係や雰囲気は、資料や説明会ではわかりづらいため、社員の方からのリアルな情報を聞いてみましょう。「上司になんでも提言できたり、相談できたりするか?」など、風通しの良さを確認する質問は、入社意欲も示すことにもつながります。

    質問例※インターンシップ座談会の場合
    27)先輩社員の方々がインターンに参加したとき、社員の方々のやり取りからどんな雰囲気を感じましたか?また入社後とのギャップはありましたか?
    28)新人の方が先輩に相談する時、気軽に声をかけやすい環境ですか?
    質問例※内定者座談会の場合
    29)入社後、上司や先輩と関わるうえで特に助けられた経験はありますか?
    30)同期やチームメンバーとの人間関係で、入社前に想像していた雰囲気との違いはありましたか?

    5.成長環境やキャリアパスを探る質問例

    「入社後にどんな経験ができるのか?」「将来どんなキャリアを描けるのか?」を知るためにも、社員の実体験を聞いてみましょう。インターンシップ座談会では「若手の成長機会」に、内定者座談会では「具体的なキャリアアップについて」に焦点を当てると、入社後のイメージもつかみやすくなります。

    質問例※インターンシップ座談会の場合
    31)若手社員の方が成長を感じるのは、どんな場面が多いですか?
    32)入社後の研修や教育制度で特徴的なものがあれば教えていただけますか?
    質問例※内定者座談会の場合
    33)入社してから、自分の成長を一番強く感じた瞬間はどんな時でしたか?
    34)キャリアパスの中で、若手社員が最初に経験することが多い役割は何でしょうか?

    6.若手社員のホンネを引き出す質問例

    会社のホームページや説明会では見えない部分こそ、学生が一番気になるところです。実際に働いている社員だからこそ語れる「入社前に抱いていたイメージとの違い」や「仕事のやりがい、大変さ」を聞くことで、リアルな姿がわかります。

    質問例※インターンシップ座談会の場合
    35)学生の頃に想像していた働き方と、実際の職場で違いを感じたことはありますか?
    36)初めて任された仕事で、印象に残っていることを教えていただけますか?
    質問例※内定者座談会の場合
    37)働き始めてから『この会社を選んでよかった』と感じた瞬間はどんな時ですか?
    38)仕事を通じて「この環境なら成長できる」と感じた経験はありますか?

    業界別でよくわかる!会社説明会・座談会の質問例

    業界研究をしたうえで深掘りした質問をしてみよう

    業界によって仕事内容や求められるスキル、働き方は大きく異なります。入社後のミスマッチを防ぐためには、説明会や座談会で業界ごとの質問を用意しておくことが大切です。

    dodaキャンパスの「業界研究ファイル」では、人気12業界の動向やビジネスモデル、求められる人物像などを無料でチェック可能です。気になる業界から情報を整理し、効果的な質問につなげましょう。

    業界研究ファイル

    メーカー業界で聞くべき質問例

    メーカーは「ものづくり」を背景に、研究開発から生産、販売まで幅広い職種がある業界です。説明会では、業界の成長分野や具体的な業務内容について質問すると、将来性や自分の強みを生かせそうな仕事も見えてくるでしょう。一方で座談会では、現場で働く社員がどのようにものづくりへのやりがいを感じ、どんな苦労をしているかを聞くことで、入社後のリアルな姿をイメージできます。

    質問例※会社説明会での質問
    39)御社が今後注力していく技術や製品分野はどこですか?
    40)研究開発から販売までのプロセスの中で、特に強みとされている部分はどこでしょうか?
    質問例※座談会での質問
    41)若手社員の方が最初に関わる製品や、プロジェクトにはどんなものが多いですか?
    42)開発や生産の現場で、やりがいや大変さを感じた経験を教えていただけますか?

    IT業界で使える質問例

    IT業界は技術革新のスピードが早く、職種によって求められるスキルや働き方が大きく異なる業界。説明会では、将来的な事業方針や開発体制などに関する質問をすると、自分のスキルが生かせそうか判断しやすくなります。座談会では、先輩社員がどのように学び大きなプロジェクトを動かしているかなどを聞くと、働き方やキャリアアップを具体的にイメージできます。

    質問例※会社説明会での質問
    43)御社が今後特に注力していく技術分野や、サービス領域はどこですか?
    44)新しい技術を導入する際、現場への展開や研修はどのように行われていますか?
    質問例※座談会での質問
    45)入社後、プログラミングや技術知識を、どのように学び直したり伸ばしたりしましたか?
    46)システム開発やプロジェクトの現場で、チームで働く上で大変だと感じるのはどんな点ですか?

    金融業界で押さえたい質問例

    金融業界は安定性や信頼性が求められる一方で、FinTechやDX化の影響を受け、変化が激しい業界のひとつ。説明会では、金融分野における新事業の可能性や、リスク管理の重要性などについて質問してみましょう。座談会では、実際に働く社員がどのようにお客様と向き合い、専門知識を身につけているかを聞くと、社会人になってからの自分をイメージしやすくなります。

    質問例※会社説明会での質問
    47)御社が他の金融機関と差別化している強みはどの部分でしょうか?
    48)近年のデジタル化の流れに対して、特に力を入れている取り組みはありますか?
    質問例※座談会での質問
    49)新人のうちは、どのように金融知識を身につけていくのですか?
    50)お客様対応の中で、やりがいを強く感じたエピソードがあれば教えてください

    商社業界で印象に残る質問例

    商社は多岐にわたる事業領域を持ち、グローバルに活躍するチャンスが多い業界です。説明会では、重点分野や海外展開の戦略を理解する視点で質問すると、今後の事業展開の可能性や将来性を把握できます。座談会では、実際に海外案件や多様な事業に関わる社員が、どのようにキャリアを積んでいるか積極的に聞いてみましょう。

    質問例※会社説明会での質問
    51)御社が今後特に強化していく事業領域や海外市場はどこですか?
    52)幅広い事業の中で、社員がキャリアを築く際に重視される経験は何でしょうか?
    質問例※座談会での質問
    53)若手社員が初めて海外案件に携わった際、どのような役割を任されましたか?
    54)複数の事業領域に関わる中で、一番成長を実感した経験を教えていただけますか?
    ワンポイントアドバイス

    先輩のキャリアノート図鑑」では、就活で成功した先輩のガクチカや、キャリアノートに記載していた実際の内容を見ることができます。ぜひdodaキャンパスアプリをダウンロードしてみましょう。


    広告・マスコミ業界のリアルがわかる質問例

    広告・マスコミ業界の説明会では、業界の変化にどう対応しているかや、企業が強みとしている分野に関する質問をしてみましょう。座談会では、実際の制作現場や取材活動、チームでの関わり方を聞くことで、自分がその環境に合うかを判断できます。

    質問例※会社説明会での質問
    55)御社が広告・メディア事業の中で特に注力している領域はどこでしょうか?
    56)デジタル化の進展に伴い、事業展開や社員に求められるスキルはどのように変化していますか?
    質問例※座談会での質問
    57)制作や企画の現場では、若手社員がどのように意見を出す場面がありますか?
    58)納期や締め切りが多い業界だと思いますが、働く中で大変さとやりがいを感じるのはどんな時ですか?

    小売・サービス業界で役立つ質問例

    小売・サービス業界は、お客様との接点が多く、現場の工夫やスキル向上が求められる業界です。説明会では、企業が大切にしている顧客対応方針や店舗運営方針に関する質問をすると、志望動機の具体化につながります。

    質問例※会社説明会での質問
    59)御社が接客やサービスの面で特に重視している価値観は何でしょうか?
    60)店舗運営やサービス向上のために、今後注力していく取り組みがあれば教えてください
    質問例※座談会での質問
    61)入社して最初にお客様対応を任された時、どんなサポートや学びがありましたか?
    62)接客の中で特にやりがいを感じたエピソードを教えていただけますか?

    建設・インフラ業界での具体的な質問例

    建設・インフラ業界は、社会基盤を支える長期的かつ大規模なプロジェクトが多いのが特徴。座談会では、実際の現場での働き方やチーム体制、やりがいと大変さを聞くことで、入社後の仕事をリアルに想像できるでしょう。

    質問例※会社説明会での質問
    63)御社が得意としているプロジェクトの分野や、規模感について教えていただけますか?
    64)長期にわたるインフラ事業を進めるうえで、特に重視している点はどこでしょうか?
    質問例※座談会での質問
    65)現場で働く際に、若手社員が最初に任される役割はどのようなものですか?
    66)大規模プロジェクトの中で、やりがいを強く感じた経験を教えていただけますか?

    医療・製薬業界の理解が深まる質問例

    医療・製薬業界は専門性が高く、人々の健康や命を支える業界。説明会では、研究開発の方向性や事業戦略に関する質問をすると、企業の将来性や社会貢献度も把握できるでしょう。

    質問例※会社説明会での質問
    67)御社が今後注力していく研究開発の分野や、製品の領域はどこでしょうか?
    68)医療や製薬分野における、競合他社との差別化の強みは何ですか?
    質問例※座談会での質問
    69)研究や開発の現場で、若手社員がどのように専門性を高めていったかを伺えますか?
    70)医療や製薬の仕事を通じて、一番やりがいを感じた経験はどのようなものでしたか?

    会社説明会や座談会での質問マナーと注意点

    会社説明会や座談会での質問マナーと注意点

    良い質問を用意していても、聞き方や態度によっては印象を下げてしまうことがあります。質問する際に注意しておきたい「質問の基本的なマナー」も理解しておきましょう。


    1)調べればわかることは聞かない

    企業のホームページや採用ページで確認できる内容を、そのまま質問するのは避けましょう。事前に調べたうえで「さらに深掘りしたい点」を聞くと準備の姿勢が伝わります。


    2)ネガティブすぎる質問は避ける

    「残業は多いですか」「離職率は高いですか」といったネガティブな質問は、あなたの印象を損ねる可能性があります。

    例えば、残業時間について聞きたい場合は、「残業は多いですか?」ではなく、「働きやすさを保つうえで時間外労働について工夫されている点はありますか?」など前向きな表現に置き換えて質問しましょう。


    3)質問の最初に大学名・名前を名乗る

    質問の冒頭で簡単に自己紹介をすると、担当者や社員が答えやすくなります。フルネームまで丁寧に名乗る必要はなく、大学名と名前を添える程度で十分です。


    4)質問は端的に、要点を絞って伝える

    前置きが長い質問や的を得ない質問は、聞き手を惑わすわけではなく、あなたの評価を下げてしまいます。「私は〇〇だと思うのですが、〇〇でしょうか?」など、自分の意見を簡潔に伝えつつ、シンプルな質問を心がけましょう。


    5)複数質問がある場合は最初に伝える

    質問内容が複数ある場合は、「2点伺いたいのですが」と前置きしてから質問すると、相手も答えやすくなります。会社説明会や座談会のスケジュールに支障が出ないよう、余計な時間を奪わない配慮が大切です


    6)回答には感謝の言葉を忘れずに

    回答があった際は、「ありがとうございます」「いまのご回答を頂き、入社日までに〇〇を準備したいと思います」と一言添えるだけで印象は大きく変わります。簡潔ながら誠意を伝えましょう。


    7)相づちやリアクションも意識する

    うなずきや表情で反応すると、相手に安心感を与えます。無表情のまま聞くと、関心がないと思われてしまう可能性があるため注意が必要です。


    8)他の学生の質問にも耳を傾ける

    自分が質問しないタイミングでも、他学生の質問にも熱心に耳を傾けましょう。他の学生の質問と重複しないようにする意味でも役立ちます。


    9)質問内容は事前にメモしておく

    その場で急に質問を考えると焦ってしまうため、質問内容は事前にノートやスマホにメモしておきましょう。落ち着いて質問でき、自信に溢れた印象を与えることができます。

    会社説明会や座談会の質問でよくある不安

    説明会や座談会で、いきなり「質問はないですか?」と聞かれても、戸惑うことも多いでしょう。また「どんな質問をすればよいのか」「聞いてはいけない内容は」など、不安を抱える方もいるかもしれません。会社説明会や座談会の質問における「よくある不安」についても、お答えしていきたいと思います。


    Q.座談会と説明会ではどんな質問を使い分ければいい?

    A: 説明会では「会社全体の方向性や事業内容」など、大枠を押さえる質問が適しています。一方、座談会では「働き方や社風」「社員の経験」といった具体的なテーマを聞くと理解が深まります。


    Q.社員に聞いてはいけない質問ってある?

    A: 個人のプライベートや、待遇に関する内容は避けましょう。また、報酬や休暇に関する質問をしたい時は、ストレートに聞くのではなく、ポジティブな表現に変換して聞くのがおすすめです。給与について聞きたい場合でも、「働きモチベーションという観点で、御社独自の待遇面の仕組みなどはありますか?」など、聞き方を工夫しましょう。


    Q.質問は何個くらい準備しておくべき?

    A: 3~5個程度を目安に準備しましょう。必ずしも全部使う必要はなく、その場の流れで選んで聞くのが自然です。複数用意しておけば、他の学生と重なった時にも安心です。


    Q.座談会や会社説明会で質問しないと選考に影響する?

    A: 無理に質問をしなくても、採用で不利になることはほとんどありません。ただし積極的に質問した学生は、採用担当者の目に留まることもあるため、短くても具体的な質問ができるよう準備しておきましょう。


    Q.質問する時は、御社と貴社どっち?

    A: 口頭で話す場合は「御社」が適切です。「貴社」は文章表現で用いる言葉なので、説明会や座談会では「御社」を使うようにしましょう。

    座談会や会社説明会は積極的に質問して理解を深めよう!

    会社説明会や座談会は、企業研究を一歩進めるための絶好のチャンスです。質問を通じて得られる情報は、ホームページや資料だけでは知ることができないリアルな内容ばかりです。

    また、主体的に質問する姿勢は、採用担当者や社員からの評価にもつながります。自分が生き生きと働ける職場かを確認するためにも、積極的に質問できるよう準備しておきましょう。

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