【学生アンケート調査】4年生5月時点での内容保有率や選考企業数、今後の就活以降について
本調査は、新型コロナウイルス感染拡大による影響を受け、2021年卒の学生にどのような影響を及ぼしているかを含め、学生の就職活動に対する意識を把握することを目的に行いました。
概要は以下の通りです。
アンケート実施時期:2020年4月24日~29日
目次[非表示]
アンケート回答者の44.6%が内々定企業を保有
2021年卒大学生・大学院生の4月末時点の内々定率は44.6%、内々定保持者の平均内々定保有企業数は1.8社となった。【Q1】
そして、全体の79.1%の学生が就活を継続することが分かった。(内々定保持者含む)【Q2】
累計選考企業数は平均11.6社
4月末時点の累計選考企業数は平均11.6社。現在就職活動中の学生に絞った場合の選考継続中企業数の平均は6.6社。
約半数の学生は、累計選考企業数1~10社で、選考継続中が1~5社である。【Q3,Q4】
内々定がない学生のうち、半数が企業選びの基準の幅を広げる/変更すると回答
内々定がある学生は、ほぼすべての学生がこれまで通りの就活を進めるのに対して、内々定がない学生は企業選びの基準を半数以上が幅を広げる、もしくは変更する予定になっている。
変更するのは、まず業界の幅を広げる>職種の幅を広げることであり、次に企業規模、最後に勤務地の幅となっている。【Q7】
全体の約60%が6・7月までの就活終了を予定している
就活終了予定を7月まで回答した学生が一番多い結果となったが、10月以降も継続して行う学生も一定数いた。【Q8】
企業への印象が良くなる対応について、全体の76.9%の学生が、”説明会や選考がオンラインで受けられること”を回答
オンラインで選考を受けられることに次いで、企業から早い段階できちんと情報の通達があることが求められている。
オンラインでの選考が受けられることが求められる一方、内々定までオンラインで完結することを求めている学生は半減する。【Q9】
効率的に就活を進めたり、自分自身にあっている企業と出会うためにdodaキャンパスを使っている
dodaキャンパスを使っている目的について、“効率的に就活を進めるため”にと答えた学生が一番多く、次いで“自分自身にあっている企業と出会うため“、”業界研究のため(視野を広げるため)”という回答が多かった。【Q11】
【調査概要】
- 調査対象:21卒dodaキャンパス会員
- 調査方法:インターネット調査(登録メールへのアンケート通知)
- 回答期間:2020年4月24日(金)~29日(水)
- 回答者数:372人
まとめ
視野を広げる学生との接点を増やすチャンス
まだ内々定が出ていない学生は、いまよりも視野を広げて選考に挑む傾向が見受けられました。今まで、接点を持ったことがなかった業界や職種、企業タイプなどの情報収集を求めている可能性があります。
またdodaキャンパスは、自ら企業を選定してエントリーをするわけではなく、企業が自社にあった学生を探してオファーするダイレクトリクルーティングサービスなので、学生も効率よく、且つ自分自身にあっている企業に出会うために活用していることが分かりました。
この記事を読まれた方におススメの資料:【企業アンケート】2022卒の採用計画に関する調査結果 2020年5月