新卒採用お役立ちコラム

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面接で使える人柄を見抜く質問とは?具体例と心構えについて解説

自社に最適な人材であることを見極める最後の砦、採用面接。応募者の表面的な部分だけではなく、人柄を見抜くことが面接官には求められます。そのための効果的な質問の活用方法について、ここでは具体例を挙げながら解説します。


目次[非表示]

  1. 1.人柄を見抜く質問の重要性
    1. 1.1.ミスマッチを防ぐ
    2. 1.2.協調性を確かめる
    3. 1.3.ポテンシャルを見る
  2. 2.人柄を見抜く質問方法
    1. 2.1.自己開示を適宜交える
    2. 2.2.オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使い分ける
    3. 2.3.人柄を見抜く質問をするために深掘りする
    4. 2.4.傾聴と承認を組み合わせる
  3. 3.人柄を見抜く質問例
    1. 3.1.価値観を見抜く質問例
    2. 3.2.協調性を見抜く質問例
    3. 3.3.向上心を見抜く質問例
    4. 3.4.道徳、倫理などのモラルに対する意識を見抜く質問例
  4. 4.人柄を見抜く質問をするときの注意点
    1. 4.1.プライバシーや思想信条について尋ねない
    2. 4.2.企業も評価されていることを忘れない
    3. 4.3.答えやすい雰囲気づくりをする
  5. 5.人柄を見抜く質問~オンライン面接の注意点
    1. 5.1.早めに案内しておく
    2. 5.2.マイク・カメラの位置を意識する
    3. 5.3.静かな環境で行う
  6. 6.まとめ


人柄を見抜く質問の重要性

面接は、企業が求職者の性格や職務に対する意欲を把握するために実施されます。面接で投げかける質問では特に人柄を見抜く質問が重要であると言われています。面接でなぜ人柄を見抜く質問が重要なのかを、以下に解説していきます。


ミスマッチを防ぐ

人柄を見抜く質問は、会社の理念や社風とマッチする人材を採用するために重要です。スキルや経験を重視することも大切ですが、企業文化と合わない場合、その人材はうまく活躍できず、早期離職する可能性が高くなります。

面接時には応募者の考え方や本音を探り、企業の理念や文化に合うかどうかを判断することにより、求職者と企業のミスマッチを防止し、入社後の労働環境改善にもつながります。


協調性を確かめる

面接では、ESなどで確認しづらい協調性を確認することができます。協調性は、面接で判断したい要素の1つです。

協調性がある人材はチームワークを活性化します。例えば、従業員同士で仲違いが起きたときに折衷案を提案できたり、事前にトラブルを予見して防止策を取ることができます。こういった素質は文面で把握するよりも、面接で確認するほうがノンバーバル(非言語)な要素から判断できるため、より正確に精査することが可能です。


ポテンシャルを見る

ポテンシャルとは、将来的に成功するために必要な能力や資質のことであり、今のスキルや経験だけでは測れない部分です。ポテンシャルを発揮できるかどうかは、スキルよりも、行動基準や価値観によるものが大きいです。

ポテンシャルには「素直さ」「実直さ」といった、ESでは測りづらい要素が多く含まれます。そのため、面接で判断することが望ましいと言えるでしょう。


人柄を見抜く質問方法

ミスマッチを防いだり、協調性を確かめるなど重要度が高く、面接で欠かすことのできない人柄を見抜くための質問ですが、実際に作成する場合は以下の手順に従うことが一般的です。

また、人柄を見抜く際は、まず求める人物像を明確化しておくことが重要です。その上で、どのように質問すれば見抜けるのかご紹介しましょう。


自己開示を適宜交える

面接で相手の人柄を見抜くには、自己開示を適宜交えることが重要です。自分からまず情報を提供し、相手の情報を引き出すことで、相手が自己開示するきっかけを作ることができます。

また、自己開示は返報性の心理を利用することもできます。返報性の心理とは、相手から何かをしてもらえたとき「同じようにお返しをせねば申し訳ない」気持ちになる効果のことです。「私も就活生だったときは、10社連続で不採用で落ち込んでしまって」と失敗談を開示することで、応募者も同様に情報を提供しやすくなります。


オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを使い分ける

オープンクエスチョンとは、相手に自由度の高い回答を促す質問のことです。一般的には、「誰」「どこ」「いつ」「なぜ」などの言葉で始まる質問が含まれます。一方、クローズドクエスチョンは、答えが「はい」または「いいえ」に限られる質問のことであり、質問者が答えをある程度制御することができます。

これらの質問方法を使い分けると、人柄を見抜くことができます。まずはオープンクエスチョン(例:アルバイトという立場において、そこまで頑張ろうと思えたのはどうしてですか?)を使用することで、相手の考えや感情、行動の理由などを深く掘り下げることができ、相手の性格や価値観、コミュニケーション能力などを把握することができます。

一方、クローズドクエスチョン(例:ゼミに入っていますか)は、相手の具体的な経験や知識、スキルなどを確認するのに適しています。特定の答えを導き出すことができるため、比較的客観的な評価が可能です。

両方の質問方法を使い分けることで、相手の多面的な情報を収集し、人柄をより正確に見抜くことができます。


人柄を見抜く質問をするために深掘りする

人柄を見抜く質問をしたいなら、始めた質問を深掘りしましょう。質問を重ねることで、回答者が持っている考えや経験、思考プロセスを探り出せるからです。

また、回答者の本質的な価値観や、解決能力、コミュニケーションスキルを確認できます。さらに、質問に対する回答を通じて、回答者が持っている特性を知ることができます。

人柄を見抜くためにも、相手が準備してこなかったような問いを投げかけられるとなおよいでしょう。たとえば「学生時代に頑張ったことはなんですか」という質問は新卒採用において定番ですが、さらに深掘りして「どうして学生時代にそちらを頑張ろうと思ったのですか」「数字で表せない成果であっても、自分なりに頑張ったと思っている経験はありますか」といったようにさらに答えを求めることで、人柄を見抜く質問に繋げられます。


傾聴と承認を組み合わせる

傾聴と承認は、相手をリラックスさせ、本音を引き出すために役立つコーチングの基本テクニックです。

傾聴は相手の話にしっかりと耳を傾け、相槌を打つことで「聞かれている」というメッセージを伝えます。承認は相手の話に共感や理解を示すことで安心感を与えます。

これらのテクニックを組み合わせて質問することで、応募者は自分の意見や考えを自然に話すことができます。


人柄を見抜く質問例

実際に質問を作成する際に何を聞けばいいかわからない場合は、以下の質問例を参考にすることをおすすめします。


価値観を見抜く質問例

価値観を見抜く質問例として、以下のような質問が挙げられます。

  • 自分が働く上で大切にしたい価値観は何ですか?
  • 将来的にどのようなキャリアプランを描いているのか教えてください
  • 社会的な課題に興味を持っていますか? あるいは、取り組んでみたいと思っている問題がありますか?

  • 他の応募者と比べて、自分の特徴は何だと思いますか?

これらの質問は、応募者の仕事に対する価値観や長期的なビジョンを探り、自社の企業理念や社風、組織風土に適合するかどうかを確認するのに役立ちます。また、応募者との価値観のすり合わせによって早期離職の防止につながります。


協調性を見抜く質問例

協調性を見抜く質問例としては、以下のような質問が挙げられます。

  • チームワークで、あなたが協力した役割や貢献した経験を教えてください
  • グループディスカッションなどで、他の人の意見を聞く際に気をつけていることは何ですか?

  • 集団での仕事において、トラブルや意見の相違があった場合にどのように対処しますか?

  • チームメンバーのモチベーションを高めるために、あなたが取り入れたアイデアや工夫について教えてください

これらの質問によって、応募者のチームプレーヤーとしての能力や、協調性の高さを判断できます。ルールを守り周りから信頼してもらえる人材を確保するためにこれらの質問は重要です。


向上心を見抜く質問例

向上心を見抜く質問例としては、以下のような質問が挙げられます。

  • 過去に取り組んだプロジェクトで、どのような自己成長を実感しましたか?
  • 自分自身を向上させるために、具体的なアクションを取ったことはありますか?

  • 自分の弱点や改善点を見つけ、取り組んだ経験はありますか?

  • 現在挑戦していることで、どのような成長を目指していますか?

  • 将来的な目標やキャリアプランについて、具体的に考えていますか?

向上心を持ち、能力向上に積極的に取り組む姿勢は、長期的な成果を出し続けるために必要不可欠です。これらの質問によって、長期的に成果を出し続けられるかどうかが判断可能です。


道徳、倫理などのモラルに対する意識を見抜く質問例

道徳や倫理、モラルに対する意識を問う質問例としては、以下のような質問が挙げられます。

  • コンプライアンスという言葉の意味を知っていますか?
  • 社内ルールはどの程度守る必要があると思いますか?

  • 当社には「会社で知った情報をSNSに投稿してはいけない」というルールがありますが、具体的にどのようなことに気をつければよいと思いますか?

道徳や倫理、モラルに対する意識は、企業の社会的責任を果たすうえでも重要です。コンプライアンス意識を問う質問では、社内ルールや法令を遵守する姿勢だけでなく、最低限のネットリテラシーも求められます。また学生相手の場合は深い知識を求めるよりも、「ルールは守るもの」という意識があるかどうかに注目しましょう。


人柄を見抜く質問をするときの注意点

また、質問をする際はいくつかの注意点を押さえる必要があります。


プライバシーや思想信条について尋ねない

就職差別のおそれがあるため、本人に責任のない事項や本来自由であるべき事項については、応募用紙や面接で尋ねるべきではありません。具体的には、本籍や出生地、家族に関する情報、宗教や政治的な嗜好、思想や人生観、労働組合や社会運動に関する情報などが挙げられます。

また、面接で収集した情報は個人情報保護法に則り、適切な管理を行う必要があることも理解した上で面接を実施するようにしましょう


企業も評価されていることを忘れない

人柄を見抜く質問をする際、企業側も評価されていることを忘れてはいけません。採用担当者は企業の代表として応募者に対し、誠実で丁寧な対応が求められます。

また、面接官自身が熱意を持っていることを伝えることで、応募者に企業に入りたいという気持ちを持ってもらえる可能性もあります。


答えやすい雰囲気づくりをする

面接官は、応募者に答えやすい雰囲気を作ることが重要です。柔和な表情で、礼儀正しく、丁寧な対応を心がけるようにしましょう。

また、面接官だけでなく、それ以外のスタッフも応募者が入社を決める判断材料になることを理解し、丁寧な対応を心がけるようにしましょう。


人柄を見抜く質問~オンライン面接の注意点

新型コロナウイルス感染症の感染拡大もあり、DX化が進みオンライン面接が実施されることも一般的になりつつあります。

オンライン面接は、対面での面接以上に注意すべき点がいくつか存在し、注意して実施するようにしましょう。


早めに案内しておく

オンライン面接を行う場合、応募者には面接にアクセスするためのURLやアプリのインストール方法などを、できるだけ早く案内することが重要です。

オフライン面接と比べて、オンライン面接の場合は直前の案内でも大丈夫と思いがちですが、応募者は面接の詳細が分からないままだと不安になる点を理解し、早めの案内を心がけるようにしましょう。


マイク・カメラの位置を意識する

オンライン面接では、カメラやマイクの位置も重要なポイントです。カメラの角度を調整し、適切な距離から面接に臨むことが大切です。複数のモニターを使用している場合は、面接官の視線がカメラの方向を向いていないこともありますので、カメラの方向を意識して面接を行いましょう。また、マイクの位置についても応募者に声が届きづらい場合、応募者の就職活動を妨害してしまうため注意しましょう。


静かな環境で行う

プライベートな空間を使用するか、会議室のような専用の場所を確保することが望ましいです。オフィスの自席で面接をする場合、周りを通る人や機密事項が映りこんでしまう可能性があります。

応募者の集中力を妨げるリスクがあるため、環境には配慮しましょう。


まとめ

採用面接の質を向上させたいと考えている中小企業の採用担当者は人柄を見抜く質問で工夫することがオススメです。人柄を見抜く質を適切に設定することで、ミスマッチを防ぎ、協調性を確かめることにつながるなど様々なメリットを享受できます。

また、人柄を把握する別の手法としてdodaキャンパスの活用があります。大学1年生から4年生まで、幅広い学生データベースを保有する国内最大規模の新卒向けダイレクト・リクルーティングサービスを提供するdodaキャンパスでは、キャリアノートを確認し人柄を把握した上でオファーが可能です。

自社の採用を最適化したい中小企業の採用担当者はdodaキャンパスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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