【例文つき】企業の魅力が学生に伝わりやすいスカウトメールの文面を解説!
近年、新卒採用においても利用学生、利用企業が急増しているダイレクトリクルーティング。
ダイレクトリクルーティングを活用すれば、自社が求める学生に「オファー」という形で直接アプローチできるため、より精度の高い採用が可能になります。
ただし、実際にスカウトメールを送る際には、様々な工夫が必要となります。この記事では、自社の魅力が伝わるスカウトメールの作成ポイントや気を付けるべきポイントについて解説します。
記事後半にはオファー文の実例も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。
▼関連資料
ダイレクトリクルーティング攻略マニュアル「学生の本音から見る、反応率の高いスカウト文の作り方」
目次[非表示]
- 1.スカウトメールはなぜ有効か
- 2.魅力が伝わるスカウトメール文面のポイント
- 2.1.採用したい学生のターゲットを明確にする
- 2.2.受け取る学生にとって特別なオファーにする
- 2.3.わかりやすく魅力的な会社紹介
- 2.4.スカウトメールの具体例
- 3.まとめ
スカウトメールはなぜ有効か
スカウトメールは、ダイレクトリクルーティングにおいてデーターベースからターゲットに当てはまる学生を検索し、直接アプローチを行う際に用いられます。
スカウトメールを通じて企業側から特定の学生だけにアプローチするメリットは「企業と学生のミスマッチが起こりにくいこと」「母集団から学生を絞り込む労力を削減できること」の2つです。「アプローチする学生を厳選したことで、一人ひとりの意向上げにより時間を割くことができた」と話す企業さまも多くいらっしゃいます。
また、知名度の低い企業でもスカウトメールの戦略次第では、他の手法では出会えなかったタイプの優秀な学生を採用できるケースがあります。待っているだけではできない攻めのアプローチを行えることも大きなメリットといえるでしょう。
魅力が伝わるスカウトメール文面のポイント
スカウトメールをただ送るだけでは、ダイレクトリクルーティングを有効活用するのは難しいでしょう。
学生はダイレクトリクルーティングツールやナビサイト、合同説明会など、いくつもの就活サービスを併用しながら就職活動を進めていることが多いです。
そのような状況で自社のメッセージを学生に読ませ、採用につなげるためには「自社の魅力が伝わるように・戦略的に」文面を作成する必要があります。
次からは、作成のポイントを3つに分けて紹介いたします。
採用したい学生のターゲットを明確にする
スカウトメールでもっとも重要なのが、ターゲットを明確にするということです。
「自社がどんな資質を持った学生を求めているのか」を、社内の活躍人材の特徴や業務内容から導き出してください。経営陣が目指す自社の将来像といった「未来の観点」をもとに考えるのもおすすめです。採用担当だけで考えるのではなく、現場社員や経営層の意見を取り入れることが大切です。
業界の特性や自社の雰囲気も参考にして、ターゲットを設計するのが良いでしょう。
例えば、営業職を採用する不動産業界の企業であれば、「バイタリティ」や「計画力」に優れた学生をターゲットとすることが多いようです。
一方、同じ業界の中でも「エンジニア」や「事務職」など、募集職種によってターゲットは変える必要がありますので、注意してください。
ターゲットを設計する際は、関係者同士で共通認識を持ったり、後からそのターゲット設定が適切であったかを振り返ったりするために、「なぜそのターゲットにしたのか」を言語化しておきましょう。
ターゲット設計についての詳細は、こちらの資料 (効率的な採用活動を実現するためのターゲット設計 5ステップ)も併せてご確認ください。
▼関連資料
受け取る学生にとって特別なオファーにする
スカウトメールには「あなただからこそオファーしました」という特別感を込めることが重要です。その他大勢への一斉送信ともとれる定型文では、スカウトメールの開封すらしてもらえない可能性があります。
スカウトメールには「○○さん(様)」と相手の名前を入れましょう。文面には、相手の経歴・スキルのどこに魅力を感じたかなどを詳細に記載するのも効果的です。読み手が「自分だからこそオファーされた」と感じる文面を作成し、受け取る学生にとって特別なオファーにしましょう。
また、オファー承諾後の流れを明確にしておくことも大切です。「個別面談」や「役員とのランチ」など、他の就活サービスでは得られないような機会を提供すると良いでしょう。
わかりやすく魅力的な会社紹介
学生はいくつものスカウトメールを受け取るため、長過ぎる紹介文は読んでもらえなかったり、最後まで目を通してもらえなかったりする場合が多いです。
記憶に残る文面にするためにはまず、自社の特徴・魅力を分かりやすく伝えることが重要です。給与や年間休日数といった基本情報はもちろん、働き方や社風、入社後の待遇など、入社後の自分をイメージを想像しやすいよう、具体的な情報を載せると学生の記憶に残りやすくなります。
読みやすいように、記号を使ったり改行を多めに挟んだりするなどの工夫も効果的です。
スカウトメールの具体例
以上のポイントを抑えたスカウトメールの具体例をご紹介いたします。
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まとめ
新卒採用での人材獲得競争が激化するなか、自社に合った学生を確保するためには、ダイレクトリクルーティングで直接スカウトメールを送るのが有効です。
「募集しても、欲しい人材から応募がこない」「知名度が低く、多くの候補者を集められない」などの悩みは、企業が率先してオファーすることが解決の近道。
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(※)2022年6月時点の23~26年度卒業予定の学生数
「dodaキャンパス 活用事例」では、ダイレクトリクルーティングでの採用成功事例について詳細をご紹介しています。ぜひご覧ください。 |
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