【最新版】最適な採用手法の選び方!新卒のオススメ採用手法を紹介
採用活動は時代に合った採用手法が用いられています。採用担当者の方の中なかには、時代に即した採用手法や自社に最適な採用手法を知りたいという方も多いでしょう。この記事では、ニーズ別にオススメの採用手法を紹介します。
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目次[非表示]
- 1.採用手法比較表
- 2.ニーズごとに紹介!オススメの採用手法とは
- 2.1.ターゲットを限定せずに、多くの学生と接点を作りたい!
- 2.1.1.ナビサイト、合同企業説明会
- 2.2.短期集中で工数をかけずにターゲット学生を確保したい!
- 2.2.1.新卒紹介
- 2.3.できるだけコストを抑えつつ、ターゲット学生にアプローチしたい!
- 2.3.1.ダイレクトリクルーティング、リファラル採用
- 2.4.優秀な大学1,、2年生に認知を拡大させたい!
- 2.4.1.大学訪問、低学年向けサービス
- 2.5.企業のリアルな姿を発信し、学生との相互理解を深めたい!
- 2.5.1.SNSの活用
- 3.新卒採用におすすめの採用手法
- 4.まとめ
採用手法比較表
ニーズごとに紹介!オススメの採用手法とは
ターゲットを限定せずに、多くの学生と接点を作りたい!
ナビサイト、合同企業説明会
ターゲットを限定せず、とにかくより多くの学生と出会いたい! といった場合は、ナビサイトや合同企業説明会がオススメです。
ナビサイトは、「就活生の第一歩はナビサイトへの登録」と言われるほど多くの学生が利用しており、学生へのリーチが広いのが最大の特徴です。
比較的少ない工数で始めることができ、より多くの学生に情報提供が可能です。
同じくターゲットを限定せず、多くの学生と出会う機会として合同企業説明会が挙げられます。合同企業説明会では、自社や自社の業界についてあまり関心のなかった学生とも出会えるため、思わぬ出会いを生み出せるでしょう。
一方で、検討すべきデメリットも存在します。
これらの手法は利用学生・企業ともに多い為、ターゲット学生に出会いづらい、大手企業や人気の企業に埋もれてしまう可能性があります。
またコストや工数面に関して、ナビサイトの場合は上位表示オプションや掲載延長などで追加コストがかかる、合同企業説明会の場合は事前準備や当日運営に一定のコストや工数がかかることは抑えておきましょう。
これらのデメリットを踏まえながら、「ターゲットを限定せずにより多くの学生と出会いたい」といった場合は、ぜひナビサイトや合同企業説明会を活用していきましょう。
認知度が高く、また人事体制に余裕がある企業にはオススメです。
短期集中で工数をかけずにターゲット学生を確保したい!
新卒紹介
ナビサイトなどのように不特定多数の学生ではなく、ターゲットとする学生に確実に出会いたい場合は、新卒紹介がオススメです。
中途採用では主流とされる人材紹介ですが、最近では新卒採用でも利用されており、会社の求める人材をピンポイントで探せるため短期間での採用が可能です。
また成果報酬型であり、プロのエージェントに携わってもらいながら採用活動を進められるため、無駄なコストや工数削減にも繋がります。
一方で、一般的に採用単価は1人当たり90-100万と他の手法に比べて高く、またエージェントに登録している学生の中から探していくため、出会える学生は限定されてしまうといったデメリットも存在します。
十分な予算があれば有効な手法ですので、予算に余裕があり、「できるだけ短期間で工数をかけずにターゲットに合った学生に出会いたい」といった場合は、新卒紹介を利用してみてはいかがでしょうか。
できるだけコストを抑えつつ、ターゲット学生にアプローチしたい!
ダイレクトリクルーティング、リファラル採用
ターゲット学生と出会いたいがあまりコストはかけられない、といった場合は、ダイレクトリクルーティングとリファラル採用がオススメです。
ダイレクトリクルーティングは、データベースの中から欲しい学生に直接アプローチしていく手法です。1一人当たりの採用コストを抑えつつも、ターゲット学生に出会える手法として近年注目を集めています。企業から欲しい学生に直接アプローチできるため、ミスマッチが起きづらいのが最大の特徴です。
同様に、リファラル採用も有効な手法です。
リファラル採用とは、自社の社員や内定者に友人を紹介してもらう手法です。企業理念や風土を理解している社員・内定者が紹介を行うためミスマッチが起きづらく、効率的にターゲット学生に出会えます。また外部の紹介会社などを挟まない為、基本的には紹介のインセンティブ料などのコストのみで抑えられます。
一方、時間や工数面でのデメリットは検討していきましょう。ダイレクトリクルーティングの場合、採用担当者がPDCAを回しながらノウハウを蓄積していく必要があります。リファラル採用の場合、現場社員に協力を仰いだり、社員と友人の人間関係に配慮しながら慎重に採用活動を行なう必要があるため、採用には一定の時間がかかるでしょう。
どちらの手法も効果が出るまでに一定の時間や工数を要しますが、「コストを抑えつつターゲット学生に出会いたい」といった場合はダイレクトリクルーティングやリファラル採用を活用してみてはいかがでしょうか。
優秀な大学1,、2年生に認知を拡大させたい!
大学訪問、低学年向けサービス
就活の早期化が言われている中、優秀な大学1、,2年生への認知を高めたい、と感じている場合は、大学訪問や低学年向けサービスがオススメです。
大学訪問とは具体的に、大学の就職課やキャリアセンターに複数回足を運び、長期的に大学側と関係構築を行なっていく手法です。
大学・学部といった情報のもと、低学年を対象にした学内セミナーやインターンシップの紹介を通して、優秀な大学1、,2年生への認知拡大が可能です。
主に学内セミナーの開催や求人票の掲示といった施策になるためコストを抑えることができ、関係構築後は大学側と長期的なつながりを持つことができます。
一方で、関係構築していくには複数回の訪問を要し、訪問前には大学への理解を深めるリサーチを入念に行う必要があるなど、比較的長い時間と工数がかかります。
また同様に、低学年への認知拡大のために、低学年向けサービスを利用することもオススメです。低学年への案内ができるサービスとしてdodaキャンパスがあります。
dodaキャンパスの付帯サービスでは、低学年向けに、自社を含む特定の業界や職種の理解促進など、学生のキャリア観を醸成するイベント等の案内を付帯サービスとして実施可能です。
「大学1、,2年生への認知を拡大したい」という場合は、大学訪問やdodaキャンパスなどを活かしてみてはいかがでしょうか。
企業のリアルな姿を発信し、学生との相互理解を深めたい!
SNSの活用
オンラインでの採用活動が主流になり、学生からの企業理解の機会を増やし、ミスマッチを防いでいきたい場合は、SNSの活用がオススメです。
ソーシャルリクルーティングとは、InstagramやFacebook、TwitterなどのSNSを利用した採用手法です。
SNSはほとんどの学生が使っているため多くの学生に出会うことができ、また、お互いにリアルな情報を発信することで相互理解を深めることができます。オンラインでの採用活動が主流になった現在、学生と密にコミュニケーションをとることができる手法です。
また、学生へ自社の魅力をPRし、企業理解の場を増やすには、自社HPもオおススメです。ナビサイトと異なり、デザインやコンテンツを自社独自のものにできるため、工夫次第で学生への有効なアピールになるでしょう。
一方で、こうした手法はすぐに効果が現れるものではなく、学生側に興味を持ってもらえるコンテンツを作るには長期的な運用が必要不可欠であるため、一定の時間と工数がかかることは押さえておくと良いでしょう。
オンラインでの採用活動が主流になる中で、「学生と密なコミュニケーションを取りながら相互理解を深めたり、自社のリアルや学生にとっての魅力をPRし、ミスマッチを防いでいきたい」といった場合は、ぜひSNSの活用や自社HPに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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Z世代の採用には必須!各種SNSの特徴と活用方法を解説!「SNS採用の基本」
新卒採用におすすめの採用手法
新卒紹介サービス
新卒採用にオススメの採用手法は、新卒紹介サービスを利用することです。新卒紹介サービスとは、人材紹介会社が依頼主の求める人材像に合った学生を探して企業に紹介する採用手法です。
新卒紹介サービスを利用する場合、企業は人材紹介会社に対して自社が求める人材像を明確に伝える必要があります。依頼を受けた人材紹介会社は、自社のデータベースを活用して依頼主の企業が求める人材像に近い学生を検索して依頼主に通知するというのが一連の流れです。
新卒紹介サービスを利用するメリットとして、次のようなことが挙げられます。
- 幅広い学生に直接アプローチできる
最新の就活事情に敏感な感度の高い学生を紹介してもらえる
広告費を削減できる
優秀な学生へ自社の魅力を直接アピールできる
ただし紹介される学生は、あくまでも新卒紹介サービスのデータベースに登録されている学生のみに限られるため、複数のサービスを利用することをオススメします。
SNSを利用した情報発信とソーシャルリクルーティング(通年採用)
新卒採用には、SNSを活用したソーシャルリクルーティングがオススメです。近年SNSの普及によって、就職活動で企業情報を収集する際にSNSを活用する学生が増えています。SNSで自社に興味を持った学生には、ソーシャルリクルーティングによるアプローチが有効です。
ソーシャルリクルーティングとは、ダイレクトリクルーティングの一種で、SNSを通じて学生に直接アプローチする採用手法です。ソーシャルリクルーティングを行うメリットは次のようなことが挙げられます。
- 通年採用に適している
学生が日常的に使う連絡方法を採用活動に用いるので、返信率が高くなりやすい
情報発信を内製化すれば外注コストをかけずに学生へアプローチできる
ただし、次のようなデメリットに注意しましょう。
- 効果が得られるまでに時間がかかる
発信内容によって炎上のリスクがある
学生の心に刺さる内容を投稿する必要があり、担当者のセンスが問われる
ソーシャルリクルーティングは、SNSで企業の情報収集に利用する学生が多い今の時代に適した採用手法ですが、上記のようなデメリットが発生するリスクもあるので担当者の選定や発信内容に関する取り決めを検討しておきましょう。
まとめ
本記事では、多様化する採用手法を様々な観点から比較し、企業が抱えるニーズごとにオススメの採用手法を紹介しました。
それぞれの手法に特徴や効果の差があるため、自社の課題に合わせた有効な採用手法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、本記事でご紹介したダイレクトリクルーティングについては、dodaキャンパスの利用もご検討ください。dodaキャンパスは、約99万人(24卒〜27卒:2023年5月時点の総登録学生数)の学生が登録している国内最大規模のデータベースを保有しています。さらに、就活生だけでなく低学年から登録できるので、3年生のインターンシップの案内や、低学年向けに自社の業界や職種などの理解を促すイベントの実施なども可能です。
dodaキャンパスの詳しい内容は、こちらのサイトをご参照ください
https://campus.doda.jp/enterprise/business