【企業向け最新版】企業プロフィール作成のポイントと具体例を紹介!
学生の興味を引く企業プロフィールを作成するポイントや記載例を知りたいと考える企業担当者もいらっしゃるでしょう。この記事では、企業プロフィールを作成するポイントと具体例を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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企業プロフィール作成の7つポイントを詳しく解説
[1]事業内容
企業プロフィールの事業内容の項目では、自社が展開する事業の内容と部署ごとの業務を簡潔にまとめます。社会人経験がない学生はどのように仕事をするのかを知らない場合が多いため、入社後に働くイメージをもってもらいやすいでしょう。例えば、社員の典型的な1日のスケジュールや新入社員の仕事に関する事例などを記載するのも1つの方法です。
事業内容の項目は、コーポレートサイトに掲載していない情報を補足する形で入社後のイメージが浮かびやすい情報を記載しましょう。部署ごとの業務を記載する際は、単発で発生する業務と継続的に行われる業務に分けると、学生に理解してもらいやすくなります。
[2]ユーザーの声を入れる
自社のブランドやサービスについて、「お客様の声」や「ユーザーからの評価」があればぜひ掲載しましょう。学生は顧客からの声を知ることで、誰にどのような価値を提供している企業・サービスなのかを理解することができ、共感につながります。
また、学生も利用するサービスであれば、学生からの声も掲載してみてください。自分達と同じ学生の立場からどう見える企業・サービスなのか、という紹介があると親近感が湧くでしょう。
[3]仕事内容は具体的に書く
大半の学生は、企業での就業経験がないまま就職活動を行います。そのため、会社で働くときの「仕事」がどのような感じなのか、具体的にイメージすることができません。
仕事内容を説明するのに、社会人であれば伝わる表現でも、学生には伝わらないということがよくあります。できるだけかみ砕いた表現で、学生にも伝わるような書き方をしてください。
本稿の企業プロフィール例でも、最初は「dodaキャンパス導入企業の採用成功に向け、あらゆる支援をしていただきます」と記していました。しかし、学生から「あらゆる支援が何を指すのかわからない」という声があり、「オファー実績などのデータ分析、データから見えてくる課題の改善提案、オファー文面の改善提案、ターゲット学生の見直しの提案など」という説明を付け足しました。
[4]仕事を通して得られるスキルやメリット、実現可能なキャリアプランを提示する
企業プロフィールには、仕事を通してどのようなスキルやメリットが得られるのか、将来のキャリアプランを想像しやすい具体例を記載しておきましょう。とくにキャリアプランは実現可能なものを例に挙げると、学生は自分に置き換えて入社後をイメージしやすくなります。
近年、副業を解禁する企業が増えたこともあり、「副業で自分の実力を試したい」と考える学生も多く見られます。そのような優秀な学生に興味を持ってもらうためには、自社で本業と副業を両立しているロールモデル的な社員をアピールすると良いでしょう。
また、従来は「1年目は〇〇の業務を担当、〇年目はチームリーダーに抜擢」というような直線的なキャリアプランを提示するのが一般的でした。しかし今後は社内公募制度やグループ会社への越境体験などの幅広いキャリアパスを選択できると学生に示すことで、自社の魅力や強みを効果的にアピールできるでしょう。
[5]求める人物像を明確にする
どういった学生をターゲットにしているかを明記してください。この「求める人物像」が自分と近いと、学生は親近感を覚えて興味を持ちます。
また、可能であれば、企業プロフィールやオファー文に「求める人物像」とマッチする人材が興味を持ちそうなアピールポイントを散りばめられると尚良いでしょう。
[6]入社後の流れ
入社後の働き方・過ごし方を具体的にイメージしてもらうため、「入社後の流れ」や「1日の過ごし方の例」を記載しましょう。入社後の過ごし方に関する具体的な情報があると、学生が企業を見るときの解像度が上がります。解像度が上がると自然に質問も浮かんでくるため、説明会や面接での質疑を通して企業理解が深まるなどの効果もみこめます。
[7]画像・動画
企業プロフィールに掲載する画像や動画は、学生から信用を得やすいものを選びましょう。自社の社員が撮影する方法もありますが、できればプロのカメラマンに撮影してもらった質の高い画像・動画を使用することをオススメします。
ただし、自社に良い印象を持ってもらえるような画像・動画を選ぶことも大切ですが、実際の会社のイメージからかけ離れたものを使用すると学生からの信用や興味を失う可能性があるので注意しましょう。画像・動画を選定するポイントは、学生が働くイメージを持ちやすいものを選ぶことです。
dodaキャンパスに掲載する企業プロフィールについて
オファーを受け取った学生は、オファーの本文と企業プロフィールの内容で貴社の印象を判断します。学生がそこで興味を持つと、貴社の公式ホームページを閲覧したり、インターネット上の評判を調べ、オファーの承認・応募へと至ります。しかし、オファーおよび企業プロフィールの文面が学生が興味を持つような内容になっていないと、興味を持ってもらえず、承諾・応募にはつながりません。
採用の成否を分ける重要なポイントですので、学生にもわかる表現で、学生が興味を持つような内容を書くことをオススメします。
企業プロフィールの内容はオファーリクエストの効果に直結する
学生を検討中一覧に追加すると学生に通知が届き、貴社にオファーリクエストできるようになります。このとき、学生が見ることができる情報は企業プロフィールだけです。そのため、企業プロフィールの内容がオファーリクエストの効果に直結します。
企業プロフィールへの掲載を推奨する項目
基本的な項目として、下記のような内容を記載することを推奨します。
- 当社について
- 事業内容
- 募集職種
- サービス・ブランドの紹介
- 仕事内容
- この仕事を通して身につくスキル
- 求める人物像
- 入社後の流れ
- 画像
- 動画
可能でしたら、下記のような項目も追加してみてください。
- 先輩社員から見た職場の雰囲気
- 活躍している先輩社員の特徴
- 研修やキャリアサポートなどの制度紹介
- 待遇
- 労働条件
- 所在地
ベネッセi-キャリアの企業プロフィールの例
上記の項目に沿って、ベネッセi-キャリアの企業プロフィールを作成しました。
◆ベネッセi-キャリアについて
ベネッセi-キャリアは、2015年10月にベネッセホールディングスとパーソルキャリアの戦略子会社として設立されました。
“まなび”のノウハウを持つベネッセと、“はたらく”のノウハウを持つパーソルが、「まなぶとはたらくをつなぐ」を理念に、すべての人が学び続けながら成長し、一人ひとりが活躍できる未来の実現を目指しています。
◆事業内容(一例)・・・・[1]
- 新卒採用向けスカウト型求人サービス 「dodaキャンパス」の運営
- 問題解決力を測定するアセスメント「GPS-Academic」の提供
- 英語4技能の能力を測定するアセスメント「GTEC」の提供
◆募集職種
dodaキャンパス クライアントサクセス職(法人営業職)
◆dodaキャンパスとは?
新卒採用を行っている企業が、学生の努力や経験を元に就職活動中の学生にスカウトオファーを送ることができるサービスです。
導入した企業からは、「会いたい学生と会える」「これまでの採用手法では会えなかった学生と会える」という声を頂いています。・・・・[2]
また、学生からは「考えていなかった業界や企業からオファーをもらい視野が広がった」などの声をいただいています。
◆仕事内容
dodaキャンパス導入企業の採用成功に向け、あらゆる支援をしていただきます。
例えば、オファー実績などのデータ分析、データから見えてくる課題の改善提案、オファー文面の改善提案、ターゲット学生の見直しの提案などを行っていただきます。導入企業や学生に向けてイベントやセミナーを企画することもあります。・・・・[3]
◆この仕事を通して身につくスキル・・・・[4]
- 顧客課題のヒアリングスキル
- 課題整理、問題解決スキル
- 対人折衝スキル
- 周囲を巻き込んで成果を出すスキル
◆求める人物像・・・・[5]
- 自らの力でサービスや組織を成長させたいというバイタリティを持つ方
- 周囲を巻き込みながら主体的に行動できる方
- 何事も前向きに行動していける方
◆入社後の流れ・・・・[6]
- 4月は全体で新入社員研修を受講いただきます
- 5月に配属となり、実務を通して先輩社員に教えてもらいながら業務を開始していただきます。
- 7月頃から、先輩にサポートしてもらいながら担当顧客を持ってもらいます
- 10月頃から独力で業務を行っていただきます。
[7]
まとめ
企業プロフィールは自社の情報を伝えるだけでなく、入社することで得られるスキル・メリットや、将来のキャリアプランを提示するための重要な媒体です。掲載された内容や画像・動画は自社のイメージを大きく左右するので、よく検討したうえで作成しましょう。
dodaキャンパスでは、採用動画のコツをまとめたお役立ち資料を配布しているので、ぜひ参考にしてください。
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