新卒採用お役立ちコラム

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インターン生に聞いてみた!就活のリアルな一部始終

Z世代という言葉もすでに定着し、その特徴や価値観は様々なメディアで解説されていますが、それでもなかなか捉えがたい学生のリアルな就活への向き合い方。

そこで今回は、就職活動を終えた21卒のインターン生3人にインタビューを実施しました。
就職活動スタートから最終意思決定をするまでの間に何を考えどのような行動をしていたのか、どのような観点で企業を見ていたのか、具体的に語ってもらっています!

目次[非表示]

  1. 1.今回お話を聞いたインターン生3名
  2. 2.就活スタートから意思決定までの流れ
    1. 2.1.人や企業との出会いで価値観を洗い出していった
  3. 3.自己分析の方法について
    1. 3.1.家族や友人、OBOG訪問など第三者の視点を自己分析に生かす
  4. 4.業界分析の方法について
    1. 4.1.「したくないこと」の深掘りも、業界を決めていく1つの方法
  5. 5.企業を見る観点・最終的な決め手について
    1. 5.1.企業理念とのマッチは重要。ただ最終的には「人」が一番大きい決め手に
  6. 6.就活における後悔や後輩へのアドバイス
    1. 6.1.逆求人などを活用して自分の視野を広げるべき
  7. 7.まとめ

今回お話を聞いたインターン生3名



(インタビュアー:ベネッセiキャリア 岩井)


就活スタートから意思決定までの流れ

人や企業との出会いで価値観を洗い出していった

岩井)  では早速、実際にどんな就活をしていたのか、スタートから最終意思決定までの流れを教えてください!


北田)3年の5月くらいから就活をスタートし、夏インターンの時期までは幅広い業界を見ていました。

それと並行してやっていた自己分析の結果、自分のやりたいことが徐々に見えてきたので、夏インターンが一通り終わった10月頃からは、基本的に人材業界一本+夏インターンでお世話になった数社に絞り始めました。

そして最後は、人材業界の3社で悩んで、3月末に今の内定先に意思決定して就活を終えましたね。


森下)私の場合は少し特殊で、3年の9月から留学をしたので、基本的にはボスキャリのみでの就活でした。

ただ留学前に、前から興味があった教育業界の夏インターンにはいきました。しかしそこで自分の教育に対する思いや価値観と実際のビジネスとのズレを感じて、志望業界を見つめ直すことにしたんです。

その後留学先で自己分析系のセミナーに参加したのをきっかけに、父や姉に自己分析を手伝ってもらいながら、「全ての人が輝く場を提供したい・人の潜在能力を引き出したい」という思いに気づき始めました。

そしてその後、ボスキャリで人材系・教育系の企業のみにエントリーをし、1,2月ごろに最終意思決定をしました。


各務)僕は就活期間としては2年の3月から3年の11月までです。

最初はベンチャーと外資コンサルをメインに見ていました。ただ見ていく中で、もっと「人に寄り添ったことがしたいな」っていう思いが生まれてきて、3年の夏休み以降は人材系や組織コンサルにシフトしていきました。

その中で今の内定先に出会い、人の魅力や理念に惹かれ11月に最終意思決定をしました!


北田)ちなみに途中で「人に寄り添っていきたい」っていう思いが芽生えたのは何かきっかけがあったの?


各務)とにかく色々な人に会って価値観が洗い出されていったのがきっかけかな。もともと紛争や貧困問題に関心があって、だから国連の職員になることも考えていたんだけど、理由を深掘りされた時に答えられなくなった時があって。その時に、この思いの根底には「人に寄り添いたい」っていう思いがあるんだなって気づいたのがきっかけかな。


自己分析の方法について

家族や友人、OBOG訪問など第三者の視点を自己分析に生かす

岩井)3人とも「自分自身と向き合うこと」を就活中にたくさんしてきたと思いますが、そうした「自己分析」はどのように行なっていましたか?


各務)先ほども話しましたが、色々な人と会って、あらゆる角度から深掘りをしてもらうことで自己分析を深めていきました!この部分はすごく大事だと思っていて、僕の場合は部活の先輩につなげてもらうことが多かったけど、それに限らずOBOG訪問アプリや逆求人のサイトを使って、色々な人や企業に出会うことがとにかく大切だと思います。


北田)そこに関しては私も同じくです!私はまず自分史やモチベーショングラフを作成し、好きなことや苦手なこと、嬉しかったことなどについて振り返りました。そしてそのインプットした内容を、OBOG訪問アプリなどを使ってとにかくたくさんの社会人(人事職関連の人中心)に会ってアウトプットをし、もらったフィードバックを元にさらに自分自身について考えを深めていく、、、といった形でインプットとアウトプットを繰り返してました。

今振り返っても、そうやって色々な人と話をすることは、とても大切だなと思います!


各務)森下さんはどんな風にやっていたの?


森下)私の場合、就活中は日本にいなくて社会人と関わる機会がなかったから、二人みたいな自己分析はそこまでできなかったかも。基本的には家族と周りの友達かな。

ESのテンプレを書いて家族に添削や深掘りをしてもらったり、留学中も周りには同じように就活している友達はいたから、そういった子達とお互い就活の話をしたりして、自分自身について理解を深めていった。


北田)やっぱり自分以外の第三者の視点をたくさん取り入れてやっと自分自身の価値観って見えてくるよね。


各務)本当にそうだと思う!

冒頭の森下さんの話にもあったように、他人と話をしていく中で他の業界や企業も見るようになるのはめちゃくちゃ大事だと思います!

自己分析は社会に対して目を向けることでやっとできるようになると思う。「業界分析」と「自己分析」ってよく対立構造として見られがちだけど、両方やってこそ意味のあるものだと思うんですよね。


北田)それは私もすごく感じた!どちらかに偏っていては意味がなくて、両方やってやっと意味ある分析になるなって思いました。

業界分析の方法について

「したくないこと」の深掘りも、業界を決めていく1つの方法

北田)二人は業界分析に関してはどんなことをやっていたの?


各務)ネットや業界地図でのインプットはもちろん、この業界いいな、とか合わないな、と思うことがあった時に、その小さな感情の変化を捉えるようにしてました。そしてその感情の変化を自己分析にも生かすイメージ。


森下)それはすごくわかる!

「何がしたいかわからない」っていうのってよく聞くけど、その裏に「したくないこと」はあるなと思っていて。社会人の話を聞いて、これはやだなって思った時にそれをスルーするのではなく、そこから深掘りをしてなんで嫌だと思ったんだろう?と考えるだけで、「したいこと」って見えてくるんじゃないかなって思う。


企業を見る観点・最終的な決め手について

企業理念とのマッチは重要。ただ最終的には「人」が一番大きい決め手に

岩井)企業を見る時はどのような観点を意識していましたか?最終的に内定先に意思決定をした決め手もあればぜひ教えてください!


北田)私の場合は、「就活軸とマッチした会社かどうか+自分にあった環境かどうか」は必ず見るようにしていました。自分のやりたいことがはっきりしていたので、それとのマッチ度はもちろん、自分らしくいられる環境、といった観点も重要なのでこの2つは常に意識していましたね。今の内定先はこの2つの軸にぴったり当てはまっていました!


森下)私も会社を見る軸は2つでした!

「自分が解決したい課題に対して課題意識持っているかどうか」が1つと、それに対して「裁量権を持って取り組ませてもらえる環境かどうか」の2つは意識していました。


各務)僕は企業を見る観点としては3つおいていたけど、今の内定先に決めたのは結局「人」が一番大きかったです。選考において人事が丁寧にフィードバックしてくれて、人の印象がとにかくよかった。

その後に理念を見てさらに志望度が上がったので、ここで働きたい!と意思決定しました。


森下)ちなみにその3つの観点は何だったの?


各務)①「理念への共感」②「理念とリンクした事業内容かどうか」③「人」の3つ! 

 今の内定先は「人」が決めてとして一番大きかったけど、他の2つに関してもマッチしていて惹かれました!

北田)確かに、「人」はあるね。思い返すと、そこは無意識に大事にしていたかも。


就活における後悔や後輩へのアドバイス

逆求人などを活用して自分の視野を広げるべき


岩井)最後に、後輩へのメッセージも込めて、就活において”もっとこうすればよかったなあ”と思うことがあれば教えてください!


北田)後悔はないけど、逆求人のようなサービスはもう少し早めから使い始めておくべきだったなと思います。私は業界を絞り出した秋以降に使い始めたので、もっと早くから始めていたら自分の知らない業界や企業についてもっと知れたのかなと思います。


森下)それは私も同じ!私は猫かぶったりするのがあまり好きではなくて(笑)、自分の興味のある企業以外の選考は受けていなかったのだけど、それはある意味自分の可能性を狭めていたのではないかとも思う。自分が気に留めていなかった業界を知るのはすごく大事だと思います。


各務)たしかに。僕の場合は部活の先輩経由といったように狭いコミュニティ内で収めてしまった部分があるから、価値観が偏っていたんだろうな、とは思う。そうならない為にも、逆求人やOBOG訪問で自分とは全く違う角度の視野を知るのはすごく大事だと思います。


岩井)本日のインタビュー対談は以上になります!ご協力いただきありがとうございました!


まとめ

今回のインタビューから、学生はOBOG訪問などを通じて「第三者の視点を通じて自己理解を深めること」を重視していることが分かりました。

一方で、接点を持てる第三者は限られており、志望業界以外の企業を見て視野を広げることがなかなかできていない現状もあるようです。

幅広い企業を知ることで自己分析・業界分析を深めたいと考えている学生に、企業が早いタイミングで出会いにいくことが、学生、企業双方にとって重要なのではないでしょうか。

そのような「出会い」のきっかけを早くから作っていくための手法として、ぜひ、ダイレクトリクルーティングをご検討ください。

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