学生に魅力を伝えるための企業プロフィール作成のポイント/ダイレクトリクルーティング活用ノウハウ
ダイレクトリクルーティングでは、様々な企業情報を「企業のプロフィール」としてページに入力しておくことで、スカウトメールを送った学生に自社の魅力を伝えるのが一般的です。入力するのは、求人票に載せる会社概要のような情報ですが、企業のプロフィールの書き方次第で、学生が企業に対して持つ印象はガラっと変わります。
この記事では、ダイレクトリクルーティングを運用中の企業さまに向けて、企業プロフィール作成のコツをご紹介します。
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企業プロフィールを工夫した方がよい理由
学生は、テレビでCMが流れるような大手企業や、日常的に利用するtoCサービスを展開している企業以外のことはよく知りません。特にBtoB企業の場合「そもそも学生に知られていないのでスカウトを送っても興味を持ってもらえない」という声をいただくことが多くあります。
つまり、「学生に興味を持ってもらうこと」が採用成功に向けての第一歩になるということです。ダイレクトリクルーティングツールでスカウトを受け取った学生は、スカウトメールと企業のプロフィールをもとに、まずはオファーを承認するかどうか、検討します。
ここで、学生が貴社によい印象を持てば、貴社の公式サイトやWeb上の口コミサイトなどを検索するという行動に移ります。さらに、そこで得た情報で貴社に興味を持てば、オファーを承認し、面談や選考に進むという流れになります。
もし、オファーの文面と企業プロフィールで十分に貴社の魅力をアピールできていない場合、公式サイトすら見てもらえずに辞退されてしまう、という事態が起こり得ます。
そうならないための、ポイントを押さえた企業プロフィールの作成方法について紹介していきます。
プロフィール作成の前に。採用したい人物像を具体的にイメージする
採用したい学生のターゲット像は明確に設計できているでしょうか。まずはターゲット像を明確化し、その人物が興味を持ちそうな訴求内容を考えることが重要です。「どんな資質を持った学生を採用したいのか明確でない」という企業さまは、ぜひターゲット設計の資料も合わせてご活用ください。
事業上の強み、競合他社との違い、社風やカルチャー、創業ストーリーなど、貴社の特色を出しつつ、ターゲットに当てはまる学生が興味を持ちそうな内容はなんでしょうか。具体的な仕事内容が伝わるような職種紹介を載せてみるのも良いでしょう。
例)成長意欲が高く、成果主義でバリバリ働きたい人を採用したい場合
同じようなタイプの先輩社員が活躍している事例や、研修制度・評価制度・インセンティブについて載せると良いかもしれません。また、社内の表彰イベントの写真を掲載するのも効果的です。
例)理系の特定学部出身の技術職を採用したい場合
技術職の場合、専門性の高さや知的好奇心をくすぐる内容が有効です。ものづくりに関わる職種であれば、実際に関わる製品の写真や、研究所、工場の様子など、入社後の自分がイメージできるような訴求内容にすると良いでしょう。
学生から見て魅力的に見える企業プロフィール
自分が働く姿をイメージしやすいか?
曖昧で抽象的な情報を載せるよりも、具体的な情報を載せる方が印象に残ります。
学生が一番気になるのは、入社後に自分がどのような働き方をするのか?どのような生活をするのか?という部分です。
学生は、下記のような内容について具体的な記載があると安心できるようです。
- 働く現場と働く人の写真(オフィス、店舗、研究所、工場など)
- 入社後に配属される可能性がある職種の情報
- 上記職種の仕事内容や働き方の例
- 配属前、配属後の研修やフォローアップ
- 活躍している先輩社員の例(どんな人が活躍しているのか)
- キャリアパスの例
写真は、自分が働く姿を具体的に想像できるような写真を選ぶのがポイントです。
実際の現場で社員が働いている様子がわかる写真があると、イメージがつきやすいのでおすすめです。
読みやすいページを作るための3つのチェックポイント
最後に、企業プロフィールを作成する際に気を付けるべきポイントを3点ご紹介いたします。
サービス内容、事業内容はかみ砕いて魅力的に伝えられていますか?
読み手は学生であるということを意識してください。学生に伝わる表現になっていますか?貴社の事業を知らない社外の人が読んでも分かる内容になっていますか?専門用語の使用はできるだけ避けましょう。
文章の体裁は整っていますか?
画面が文字で埋まると読みづらくなってしまいます。適度に改行を挟みましょう。1つの段落は長くても3行程度におさめ、「事業内容」「このような人におすすめ」のように、見出しをつけると読みやすいです。
印象の良い写真を使えていますか?
どのシーンの写真を使うかも重要ですが、その写真の見栄えが良いかも重要な要素になってきます。
自前で撮影した写真を利用される場合は、明るさや、トリミングで大きさを調整をするだけでも見栄えが改善できます。
まとめ
今回の記事では、企業プロフィールの書き方について紹介しました。
学生とのファーストコンタクトであるオファー文および企業プロフィールは、貴社の印象を左右する非常に重要なポイントです。
ご紹介したコツを参考にしながら、ぜひ貴社の魅力が十分に詰まった企業プロフィール作りにチャレンジしてみてください。
スカウトメールの作成のコツについてまとめた資料もご用意しております。ぜひこちらもあわせてご確認ください。
▼関連資料
ダイレクトリクルーティング攻略マニュアル学生の本音から見る、反応率の高いスカウト文の作り方