就活を進める上で、「自分に合う仕事がわからない」など、企業や職種選びで迷うことも多いでしょう。
本記事では、自分に合う仕事を見つけるための自己分析のやり方や、仕事理解を深める具体的な方法について解説します。
自己分析で得た結果をもとにした自分の強みに合う仕事や職種の見つけ方もご紹介しますので、自分らしく働くためのヒントを得てみましょう。
目次
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自分に合う仕事がわからない3つの理由

「自分に合う仕事がわからない」と迷う場合、いくつか共通する理由があります。
もしかすると、自己理解そのものが浅かったり、業種や職種のリサーチ不足だったりと、判断材料そのものが足りていないのかもしれません。将来の方向性や、やりたい事が曖昧なままだと、就活の軸が定まりにくくなることもあります。
1.自己理解の不足
自己理解が不足していると、どのような仕事が自分に合うのか、わからなくなることも多いでしょう。
過去の経験や得意分野を振り返らずに就活を進めると、自分がどんな環境や役割に向いているか判断しづらくなります。自分の価値観や強みを自覚できていないと、「就活の軸」が定まらず、結局のところ何を基準に企業を見ればいいのかわからなくなってしまいます。
自分に合う仕事を見つけるには、はじめに自己分析を徹底的に行い、具体的な強みや譲れない価値観を言語化することが大切です。
2.業界や職種など仕事理解の不足
多くの業界や職種が存在する中で、具体的な事業内容や仕事を理解できていないと、自分に合う仕事を見逃してしまうかもしれません。
仕事内容をイメージできないと、せっかくの強みを活かせるフィールドも見過ごしてしまうでしょう。企業の公式サイトや説明会だけでなく、業界研究や先輩の体験談など、幅広く情報を集めることで、思いもよらない魅力や興味を発見できることもあります。
3.自分がやりたい事が明確になっていない
「何をやりたいのか」「どのようなキャリアを歩みたいのか」が明確でないと、企業や職種選びで迷うのも無理はありません。
「人と接する仕事がしたい」「社会貢献に興味がある」など、どんな形でもかまいません。まずは、思いつくまま興味や好きなことを挙げてみましょう。そこから、興味のある領域に関連する業界や職種を調べていくと、「これなら楽しみながら頑張れるかも」というヒントが浮かび上がるはずです。
将来の目標や夢が漠然としていると、就活の軸も曖昧になりがちです。まずは自分の興味や好きなことを具体化し、やりたい事と仕事を結びつけてみましょう。
「自分に合う仕事」「やりたい事」が見つかる自己理解の深め方

自己理解を深めることは、就活の第一歩です。
しかし、自分のことを客観的に判断するのは簡単な事ではありません。診断ツールを使って強みや弱みを整理したり、周囲の人にアドバイスをもらったりすると、意外な視点から「あなたならではの価値観や強み」を発見できることもあります。
自己分析ツールで自分の強みや弱みを整理してみる
自己分析ツールは、自分を客観的に見つめ直すきっかけになります。
自己分析ツールは、あなたの性格傾向や思考パターンを客観的に示してくれるため、ほかの人にはない自分だけの強みも可視化できるようになります。思いもしなかった適性が浮かび上がることも多く、「ここなら自分を生かせるかも」と、将来のキャリアビジョンが明確になるかもしれません。
ストレス耐性やリーダーシップ……など、 自分では気づかなかったパーソナリティや強みを知りたい方はこちら。約10分のWebテストで、あなたのパーソナリティの特徴を把握することができ、自己分析に活用できます。

自分の価値観を明確にする
就職活動では、「自分が大事にしたいもの」を明確にするほど、企業や職種の選択基準がブレにくくなります。
「安定」「チャレンジ」「社会貢献」など、複数のキーワードをピックアップし、自分が重視したい順に並べてみると、自分がどのような職種や仕事を探しているのか自然と見えてくるでしょう。
また、自分の価値観を大切にすることで、入社後のミスマッチを防ぎ、納得感を持って仕事に取り組みやすくなります。価値観をないがしろにしてしまうと、モチベーションの低下や早期離職につながる可能性もあるため、自分が大切にしている軸を改めて確認しておくことが大切です。
自分に向いている仕事を第三者に聞いてみる
自己分析だけでは気づけない強みや魅力も、第三者の視点からなら見つけやすいものです。
家族や友人など、普段あなたを見ている人に率直な意見を聞くと、意外な長所が浮かび上がることがあります。また、キャリアセンターや新卒エージェントに相談するのも効果的です。
多角的な視点を取り入れながら、自分に適した仕事や企業を探ると、納得のいく選択ができるでしょう。
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向いている仕事が分からない|仕事や職種の理解を深める方法

「自己分析はできたものの、どんな仕事が存在するのかイメージできない」と悩むことも少なくありません。
そんな時は、無料の診断ツールや業界研究、企業説明会、インターンシップなどに積極的に参加してみるのがおすすめです。いろいろな角度からリサーチすることで、自分との相性が良い仕事が見えてくるはずです。
キャリアタイプや適性が分かる無料の診断ツールを利用する
気軽に適職診断をしてもらいたいなら、登録不要で無料の診断ツールを利用してみましょう。
診断ツールでは、自分のキャリアビジョンを考える上で重要なヒントが見つかることがあります。結果を見て、「自分は意外にもこういう仕事に向いているのかも?」と、再発見できるかもしれません。
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業界や職種研究で仕事内容をイメージしてみる
就活で自分に合う仕事を見つけるには、企業のホームページだけでなく、専門誌やニュースを取り入れながら幅広く情報を集めるのがポイントです。
例えば「この業界が扱う製品やサービスは?」「この会社の新卒社員は、どんな仕事で活躍している?」など、具体的にリサーチしていくことで将来の自分も想像しやすくなります。
多角的に調べるほど「ここなら自分が楽しく働けそう」と思える仕事に出会う可能性も高まります。
dodaキャンパスの「業界研究ファイル」では、IT業界やメーカー、建設や流通など、さまざまな業界の詳細が分かる資料をダウンロードできます。業界の動向や求められる人物像なども理解できますので、興味がありそうな業界から情報を整理してみると良いでしょう。

企業説明会やイベントに参加する
企業説明会や各種イベントでは、実際の社員の方々から生の声を聞き、社風や働き方をリアルに感じられます。
ホームページやパンフレットだけでは得られない情報を知ることで、「この会社が自分に合うかも」と具体的なイメージを膨らませやすくなるでしょう。
また、他の学生や参加者と情報交換をする中で、思いもよらない業種への興味が芽生えるケースも少なくありません。
インターンシップで実際の仕事を体験する
仕事や職種についてより深く理解したいなら、インターンシップに参加するのがおすすめです。実際の仕事を体験することで、机上の説明だけでは分からない適性や、働き方のイメージを掴みやすくなります。
また、先輩社員からのフィードバックを通じて、自分の強みや課題を現場感覚で把握できる点も大きな魅力です。
インターンシップは、業界や企業の雰囲気を肌で感じられるため、「企業文化や価値観が自分に合っているか?」という点もチェックしやすくなります。他大学の学生との交流を通じて、多角的な視点を得られるのもインターンならではの醍醐味です。
気になる企業や興味がある業界が見つかったら、まずは「仕事体験」から参加してみるのも良いでしょう。
自分の強みや価値観別|おすすめの仕事や職種

自分の特性や価値観が分かってきたら、それらを生かせる仕事を探してみましょう。
同じ業界でもさまざまな企業があるように、人それぞれの個性や長所を伸ばせる仕事は無数に存在します。
今回は、代表的な強みや好みに合わせたおすすめの仕事をいくつかピックアップしてみました。さまざまな仕事を調べてみて、あなたがもっとも輝けそうなフィールドを探してみましょう。
コミュニケーション能力が高い人におすすめの仕事
コミュニケーション能力が高いなら、営業職、カスタマーサポート、広報、人事といった仕事が向いているかもしれません。
このような職種なら、コミュニケーションスキルを存分に生かし、人との対話が多い業務も楽しめるでしょう。営業やカスタマーサポートなどの職種は、顧客や社内メンバーとの連携が欠かせないため、相手のニーズをくみ取る力や信頼関係を築く能力が求められます。
プレゼンや折衝などを通して調整力も磨かれ、将来的には企画やマーケティングなどのキャリアも目指せるでしょう。
チームワークや協調性に自信がある人におすすめの仕事
チームワークや協調性に自信があるなら、イベント企画、教育、福祉などの仕事もチェックしてみましょう。
複数で協力し合い、一つの目標に向かって取り組む仕事では、高い協調性が欠かせません。多くの人の力を結集して目標を達成できれば、「人と関わるやりがい」も存分に味わえるでしょう。
アイデア力や創造力を生かしたい人におすすめの仕事
新しい表現やユニークな発想を求められる業界では、創造力が大きな武器になります。
おすすめの仕事としては、メディア、広告、動画制作、デザインなどが挙げられます。自分のアイデアが形になり、人々の目に触れる喜びを得られる点が特徴的です。また、トレンドを先取りできる仕事は刺激的で、クリエイティブ志向の人にはやりがいを感じやすいはずです。
几帳面で細かな作業が得意な人におすすめの仕事
几帳面で細かな作業が得意なら、経理、事務、研究職、プログラマーなどが向いているでしょう。
正確性や論理的思考が重要とされる仕事では、細部まで気を配れる几帳面さを生かせる場面が大いにあります。コツコツと工程を踏みながら進める業務が多いため、緻密な仕事ぶりが評価されることも多いでしょう。
社会貢献や人の役に立つことにやりがいを感じる人におすすめの仕事
社会貢献や人の役に立つことにやりがいを感じるなら、行政、教育、医療、介護なども調べてみましょう。自分の行動が人々の暮らしや社会の仕組みを支えている実感を持てる仕事は、とてもやりがいがあります。
教育の分野では、未来を担う子どもたちや若者の成長をサポートできるため、長期的な社会貢献も可能です。医療や介護の現場では、直接的に人々の健康や生活を支える仕事に関われるため、「誰かの役に立っている」という実感も得やすいでしょう。
社会のために貢献したい気持ちが強い場合は、自分がどのような形で社会に関わりたいのかを考えながら、仕事選びを進めていくと良いでしょう。
分析力や論理的思考力が高い人におすすめの仕事
分析力や論理的思考力が高いなら、マーケティング、企画、SEなどが向いているかもしれません。
顧客ニーズや市場動向を読み取り、新しいアイデアを提案する仕事は、自身の分析結果が成果となって返ってくるため、大きな達成感が得られます。数値目標などの結果が明確に出るため、論理的思考を磨きながら成長していけるでしょう。

無料の診断ツールで自分に合う仕事を見つけよう
就職活動で「自分に合う仕事がわからない」と感じているなら、まずは無料の診断ツールで自己分析を深めるところから始めてみましょう。短時間で使えるものでも、自分の考え方や好みを客観的に見直すチャンスが得られます。
そこから得た キーワードをさらに掘り下げて、業界研究に取り組んだりインターンシップに挑戦したりすると、自分に合いそうな仕事が見えてくるはずです。
自分の可能性を信じ、一歩ずつ行動を積み重ねながら、理想のキャリアを築いていきましょう。
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