就活で企業を選ぶ際、「やりがいのある仕事に就きたい」と考える人は多いもの。ただし、「やりがい」の感じ方は人それぞれです。
本記事では、「やりがい」の基本的な意味、やりがいを感じやすい仕事の特徴、見つけ方を解説。あなたがどこにやりがいを感じるのかセルフチェックできる方法もご紹介しますので、自分に合った企業や働き方を探してみましょう。
目次
やりがいのある仕事とは?
「やりがい」には、成長や達成感・貢献など、幅広い要素が含まれます。ただし、やりがいの感じ方は人によって違うもの。就活では、つい「華やかに見える業界=やりがいがある業界」と誤解してしまうことも。
まずは基本的な意味を押さえ、どのような場面で自分のモチベーションが上がるかを考えながら進めることが大切です。
「やりがい」の基本的な意味
「やりがい」とは、働くなかで感じる充実感や達成感を指します。「仕事を終えた」という単なる結果ではなく、「やってよかった」「自分の力を発揮できた」と思える感覚がやりがいです。
また、やりがいは仕事へのモチベーションとも密接につながっています。やりがいを感じられると、仕事にも前向きに取り組め、困難な課題にも挑戦しやすくなります。
「やりがいのある仕事=楽しい仕事」ではない
「やりがいがある=楽しい」と思われがちですが、実際には違います。楽しい仕事はやっていて面白いかもしれませんが、そこに「成長」や「達成感」があるとは限りません。
楽しいだけの仕事は一時的に満足できても、長期的には充実感が薄れやすい傾向があります。だからこそ、就活では「楽しいかどうか」よりも「やりがいを感じられるか」を軸に企業を探すことが重要です。

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やりがいのある仕事に共通する3つの特徴
やりがいのある仕事には、どんな職種でも共通する「成長や達成感」「人や社会への貢献」「スキルや経験値アップ」という3つの特徴があります。
厚生労働省が令和5年11月に発表した調査報告資料でも、仕事にやりがいを感じる要因のTOP3は次のとおりでした。
設問「具体的にどのようなことに仕事のやりがいを感じるのか?」
- 1位:努力や成果が収入に反映されること
- 2位:御礼や感謝の言葉をもらうこと
- 3位:仕事の成果を認められること
これらは、就活生が自分に合う仕事を見極めるうえでも重要なポイントです。
1.成長や達成感を得られる
社会人になると、任された業務を一人で遂行できたときや、上司や顧客から成果を認められたときに、大きなやりがいを感じる場面があります。はじめて大きなプロジェクトを担当し、課題を乗り越えて期日までに仕事を完遂できれば、やりがいと同時に自信もつくでしょう。
こうした「やりがい」や「自信」の積み重ねが、さらに自己成長を加速させ、「もっと大きな仕事を成し遂げよう」というモチベーションにもつながります。
2.人や社会に貢献できる
仕事を任せられることが増えると、「自分の仕事が、顧客や社会貢献につながっている」と実感できる場面が増えます。営業職なら「自社製品を通じて顧客の課題を解決できた」、企画職なら「新サービスを立ち上げて生活を便利にできた」ときなどは、やりがいを感じられるでしょう。
自分の役割や仕事を通じ、「誰かの役に立っている」と実感できるようになると、働く意味が深まり仕事への誇りも持てるようになります。
3.スキルや経験値を高められる
やりがいのある仕事は、自分の成長につながるスキル向上や、経験を積み重ねることにもつながります。入社後は、資料作成や会議での発言をする機会が増えますが、オフィスツールなどのスキルを向上させ、発言内容にも工夫を重ねると、説明力や交渉力も向上していくでしょう。
その結果、さらに大きな案件や責任ある役割を任されるようになり、仕事にやりがいが増えるようになります。こうした経験の積み重ねが、将来のキャリアを広げる土台となり、さらに長期的なやりがいへとつながります。

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自分はどんな場面で「やりがい」を感じやすい?セルフチェックしてみよう
仕事のやりがいを感じるタイミングは、「貢献した時」「達成した時」「スキルが向上した時」など人それぞれ。自分に合った企業や働き方を見つけるには、「自分がどんな場面でやりがいを感じられる人なのか?」を理解しておくことが大切です。
質問に答えて「達成型」「成長型」「貢献型」を確認する
まずは、いくつかの質問に答えてみることで、自分がどんな場面でやりがいを感じやすいタイプなのか、「達成型・成長型・貢献型」で整理してみましょう。
- 目標を達成した時に一番やる気が出る?=達成型
- 新しいことを学び、成長している実感があると嬉しい?=成長型
- 人から感謝されたときにやる気が出る?=貢献型
このようにタイプを把握しておくと、企業や職種を選びやすくなります。
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Will/Can/Mustで整理して自分がやりがいを感じる瞬間を明確にしてみる
やりがいを分析する方法として、「Will/Can/Must」のフレームワークを使うのもおすすめです。。
- Will(やりたいこと):自分が情熱を持って取り組みたいこと
- Can (できること):自分の強みやスキルとして発揮できること
- Must (求められること):社会や企業から期待される役割
3つの要素が重なる部分こそ、自分がやりがいを感じやすく、また強みを発揮できる領域です。
例えば「Will=教育に携わりたい」「Can=説明が得意」「Must=社会は若手人材の育成を重視している」と整理できたなら、研修企画や人事の仕事にやりがいを見いだせるでしょう。このように整理することで、就活における企業選びや志望動機にも一貫性を持たせることができます。
やりがいのある仕事ランキング
やりがいのある仕事には、具体的にどのような職種があるのか詳しく見てみましょう。代表的な職種や業種を上げながら、どのような点でやりがいを感じられるのかを見ていきます。
社会貢献を実感しやすい仕事
「人や社会の役に立っている」と実感できる仕事は、やりがいを強く感じられる代表的な職種です。
顧客から、直接「ありがとう」と感謝される機会も多く、社会課題の解決に携われる職種であれば、働くモチベーションを高めてくれます。
【具体的な職種】
- 医療職:患者から直接感謝の言葉をもらえる
- 福祉職:生活支援を通じて人の暮らしを支える
- 教育職:生徒の成長や学びを支援できる
- 公務員:地域や社会全体の課題解決に貢献できる
成長を実感できる仕事
挑戦の機会が多い仕事は、自分の成長を数字や成果で実感できるため、やりがいを強く感じられます。また、営業職など実績によってインセンティブが支払われる例もあり、給与面でもやりがいを感じることができます。
- IT業界:新しい技術習得を通じて常にスキルアップできる
- 営業職:成果が数字として表れるため、成長を可視化しやすい
- コンサルティング:多様な業界の課題解決に関わり知識や経験を広げられる
- 外資系企業:高い成果基準の中で自己成長を促される
達成感や評価を得られる仕事
努力した結果が目に見える形で表れる仕事は、大きな達成感とともにやりがいを与えてくれます。上司や顧客からの評価が直接返ってくることで、「より大きな仕事にチャレンジしたい!」という意欲も増すでしょう。
- 企画職:自分のアイデアが採用され、形になる瞬間にやりがいを感じる
- クリエイティブ職(デザイン・制作):作品やサービスが多くの人に利用される
- 販売職:売上や顧客の反応がすぐに分かる
- イベント運営:参加者の満足度がそのまま成果に表れる
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やりがいある仕事の見つけ方
「やりがいのある仕事を見つけたいけれど、自分に合う仕事がわからない」と悩む方も多いでしょう。しかし、最初から完璧な答えを見つけ出す必要はありません。大事なのは、あなたが大事にしたい価値観や、小さなやりがいを感じる経験を少しずつ整理していくこと。
どのようにやりがいある仕事を見つけるのか、4つのポイントをご紹介します。
大事にしたいことを言語化する
はじめに、あなたが働くうえで大切にしたい「価値観」を言語化しましょう。過去の経験から「やりがいを感じた瞬間」と「不満に思った場面」を整理していくと、言語化しやすくなります。
「スキルを磨く」という点にやりがいを感じるのなら、IT関係や研究職、語学に関わる仕事が向いているかもしれません。挑戦を重視する人は「営業職」や「商社」のように新しい取り組みが多い環境が向いています。社会貢献を重視する人なら「医療」や「教育」に関係する企業が候補になるでしょう。
このように価値観を言葉にして整理すれば、数多くの企業の中から自分に合う会社を見極めやすくなり、志望動機にも説得力を持たせることができます。
小さな実体験でやりがいを探す
日常の小さな体験から「どんな場面でやりがいを感じるのか?」を見つけ、企業選びに役立てる方法もあります。「人に感謝された時」「努力が結果につながった時」「チームで大きな目標を達成した時」など、思い返すとやりがいを感じる場面は意外に多いものです。
その気づきを企業研究に落とし込む と、やりがいを感じやすい会社を探しやすくなります。例えば「人に感謝されるとやる気が出る」という人なら、サービス業や医療・福祉分野、「成果が数値で表れると嬉しい」なら、営業職や企画職が向いているでしょう。自分の体験と企業の特徴を重ねることで、ミスマッチも防げます 。
自己分析×情報収集で業界や職種を絞る
自己分析で「強み」や「価値観」を整理し、業界研究やインターンシップなど外部からの情報も集めましょう。自己分析の結果(内側の視点)と、業界や企業の情報(外側の視点)を重ねることで、自分に合った業界や職種が見えてきます。
例えば「挑戦が好き」という価値観(内側の視点)と、「成果主義で裁量が大きい業界」という特徴(外側の視点)が重なれば、営業やコンサル職が候補になるかもしれません。
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今なくてもOK!働きながら見つけられる
やりがいがある仕事に就くのは理想ですが、実際には入社後すぐにやりがいを感じられることは意外に少ないもの。「やりがいがありそうな仕事が見つからない」と焦る必要はありません。大切なのは「やりがいは後から見つけられる」という考え方です。今わからなくても不安に思う必要はなく、自分の軸を持ちつつ柔軟に経験を積めば、必ずやりがいは見えてきます。

「やりがいのある仕事」よくある質問(FAQ)
最後に、就活において気になる「やりがいのある仕事に関するよくある質問」をまとめました。疑問を整理しておくことで、企業研究や自己分析を進める際のヒントにもなります。
Q.やりがいのある仕事の例は?
A: 医療や教育のように人に感謝される仕事、営業や企画のように成果が目に見える仕事、コンサルのように成長を実感できる仕事などがあります。あなたがどの瞬間にやりがいを感じるのかで、企業や職種選びも変わってくるでしょう。
Q.やりがいのある仕事を英語で表現すると?
A: 「A rewarding job」や「A fulfilling job」と表現します。どちらも「やりがいのある仕事」という意味で使われます。前者は「努力に見合った成果や価値が得られる仕事」、後者は「心が満たされるような充実感を得られる仕事」というニュアンスです。
Q.やりがいのある仕事のメリット・デメリットは?
A: 「やりがいがある仕事のメリット」は、モチベーションがアップし、さらに自分の成長につながる点です。一方デメリットは、やりがいを求めすぎて負担が増えたり、理想と現実のギャップに悩んだりする可能性がある点です。就職後は過度な期待をせずに、バランスよく考えながら仕事をするのが理想です。
やりがいのある仕事は「探す」のではなく「築いていくもの」
やりがいのある仕事は、最初から明確に存在するわけではなく、自分の価値観や行動を通じて築いていくものです。就活では「自分は、どんな瞬間に充実感を得られるか?」を振り返り、企業選びや自己PRに結びつけましょう。完璧な答えを求めなくても大丈夫。経験を積みながら、自分なりのやりがいを見つけていきましょう。
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