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大学の夏休みはいつから?期間を一覧で紹介!国公立や私立・学部別の違い、理想の過ごし方

  • 大学1,2年生
  • 2025.05.08
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大学の夏休みのほとんどは「8月初旬~9月下旬」に設定されていますが、国公立と私立、学部によって若干の違いがあります。また、学年によっても夏休みの理想的な過ごし方は異なり、夏休みの時間をどう使うかで、将来の社会人生活で差がつくことも。

今回は、一般的な大学の夏休み期間と、学年ごとの理想的な夏休みの過ごし方について見ていきましょう。

目次

    大学別(国公立・私立)の夏休み期間

    大学の夏休み期間は、国公立や私立、学部によって若干の違いがあります。代表的な国公立大学と私立大学、それぞれの夏休み期間について見ていきましょう。


    国公立大学は「8月初旬~9月末まで47~60日間」

    国公立大学の夏休みは、8月初旬から9月末までの約2ヵ月間が一般的です。
    比較的長めの夏休みとなるため、インターンシップやボランティア・資格取得の勉強など、「将来につながる経験を積む期間」として活用するのがおすすめです。

    主要大学の2025年度 夏休み期間一覧
    大学名 夏休み期間 参照元(公式サイト)
    北海道大学 8月4日~9月30日 2025年度 北大生(1年生向け)応援カレンダー
    東北大学 8月6日~9月30日 東北大学2025年度全学教育科目授業日程
    東京大学 ※理学部 8月1日~9月30日 東京大学学部別授業日程
    名古屋大学 8月8日~9月30日 名古屋大学 学年暦
    京都大学 8月6日~9月30日 京都大学アカデミックカレンダー
    大阪大学 ※文学部 8月8日~9月30日 大阪大学令和7年度(2025年度)年間スケジュール
    九州大学 8月8日~9月30日 九州大学 2025年度年間スケジュール(学年暦)

    私立大学は「8月初旬~9月中旬まで42~57日間」

    私立大学の夏休みは、8月上旬から9月中旬ごろまでの約1ヵ月半が一般的です。
    大学によっては独自のカリキュラムが組まれていることもあり、 国公立大学よりも夏休み期間は短い傾向にあります。事前に目標を決めて、短い夏休みを有効活用するのがおすすめです。

    代表的な私立大学の夏休み期間一覧
    大学名 夏休み期間 参照元(公式サイト)
    学習院大学 8月1日~9月18日 学習院大学 令和7(2025)年度 学部・大学院 学年暦
    青山学院大学 8月1日~9月18日 青山学院大学 学事暦
    明治大学 8月1日~9月19日 明治大学学年暦
    立教大学 8月1日~9月18日 立教大学 学年暦
    中央大学 8月1日~9月20日 中央大学 年間スケジュール
    法政大学 8月3日~9月17日 法政大学学年暦学部(2025年度)

    学部別(文系・理系)の夏休み期間

    学部別(文系、理系など)によっても、夏休み期間は異なります。一般的に、文系学部では試験が終わればすぐに夏休みがスタートするケースがほとんどで、1.5ヵ月~2ヵ月程度の夏休み期間が設定されています。

    一方、理系学部では夏休み期間にも研究や実習が続くことも多く、授業がなくても大学に通わなければいけないケースも少なくありません。

    【学部別|夏休みの事例】

    • 工学部や理学部:卒業研究の一環として、夏休み期間も実験データの収集や解析作業を進めることがある。実質的な夏休みは短い
    • 農学部:フィールドワーク(農地や森林での調査や研究)に参加することもあり、夏休み中も早朝から大学に行くケースも多い
    • 医学部や薬学部:臨地実習(病院などでの実地研修)が夏休み中に組まれていることもあり、休みがほぼ取れない場合もある

    夏季期間中に追試験や補講が設定されている大学もあり、単位取得を考えると実際には休めないケースはあるかもしれません。特に、理系の学生は「夏休み=休暇」という考え方ではなく、「学業と両立しながら有意義に過ごす時間」と捉える必要があります。

    また、3年生以降は研究室への配属が本格化します。夏休み中は「研究テーマに関する自主学習」「論文の読み込み」などに積極的に取り組んでおくと、秋以降の大学生活も余裕をもって過ごせるでしょう。

    学年別|理想の夏休みの過ごし方

    学年が上がるごとに、夏休みの過ごし方も大きく変わってきます。特に3年~4年は、就活や社会人生活に備えるための準備期間として夏休みを有効活用しましょう。


    社会に出る前に有効なのは、サマーインターンに参加して、実際に社会勉強をしておくこと!
    自己分析していた内容が合っているかどうかを確かめる意味でも、非常に役立ちます。

    dodaキャンパスの「夏インターンフォーラム」はサマーインターンに向けて徹底対策できるため、もし少しでも気になっている人は、参加して準備しておきましょう!

    1年生|短期留学や語学合宿など「経験値を高めるために夏休みを使う」

    大学生活最初の夏は、視野を広げる絶好のチャンスです。短期留学や語学合宿に参加すれば、より実践的な英語力が養えるだけではなく、異文化交流を通じて柔軟なコミュニケーション力も身につきます。

    2〜4週間程度の短期留学プログラムでも、現地の大学生とグループワークを行ったり、ホストファミリーと生活を共にしたりしながら語学力や国際感覚を磨くことができます。

    ボランティア活動や、短期インターンシップに挑戦するのもおすすめです。地域イベントの運営サポート、NPO法人のプロジェクト参加、観光案内ボランティアなど、普段出会えない社会人や地域の人たちと関わる機会が得られます。

    大切なのは、「自分がワクワクする瞬間」を感じ取ること。夏休みをアルバイトや趣味だけに使うのではなく、自分がどんなことに共感し、やりがいを感じられるのかを探る夏にしましょう。こうした経験は、今後のキャリア形成にも大きく役立ちます。

    文部科学省トビタテ留学JAPAN


    2年生|ボランティアなどで「自分の強みを探ってみる」

    2年生は、自分の興味や得意分野を絞り込む重要な時期です。就活に備え自分の強みを探るためにも、夏休みを活用して「社会と接点を持つ体験」を増やしていきましょう。

    > 例えば、教育関連のボランティアに参加すれば、コミュニケーション能力や説明力、忍耐力などを試すことができます。地域イベントの運営スタッフなどに参加できれば、企画や広報、当日の運営など多岐にわたる業務を担当でき、リーダーシップや調整力が鍛えられるでしょう。

    この時期に得たリアルな体験は、3年生以降のゼミ選びや就活における自己PRにも大きく役立ちます。単に「ボランティアを経験した」という事実を作るだけではなく、「どのような場面でやりがいを感じられたのか?」「どんな役割を担うと強みを発揮できたのか?」を振り返るようにしましょう。

    「興味が持てる分野」と「自分が活躍できる分野」をすり合わせる時間にすれば、「就活の軸」を決める大きなヒントになります。今のうちに幅広い経験を積み、自分のキャリアの土台を固めていきましょう。

    政府広報オンライン災害ボランティア活動の始めかた


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    3年生|インターンシップに参加して「就活準備を進める」

    3年生の夏は、就職活動に向けた本格的な準備期間です。夏休みの期間を利用し、企業のインターンシップに積極的に参加して業界や企業理解を深めていきましょう。短期間の仕事体験だけではなく、長期インターンにも挑戦してみると、社会でも通用するビジネススキルが磨けます。

    夏休み期間が終わると、ES(エントリーシート)の作成や、面接練習をスタートさせる時期に入ります。「どの業界が自分に合いそうか」「どんな働き方を目指したいか」を具体的に考え始めるタイミングでもあるため、自己分析や業界研究にも力を入れましょう。

    参考:外務省国際機関人事センター国際機関におけるインターンシップ、国連ボランティア等

    4年生|資格取得や合宿免許など「社会人生活への準備に使う」

    4年生の夏休みは、社会人生活を見据えた「最後の長期休暇」です。この時期は、TOEICや簿記など、社会に出てから役立つ資格取得を目指したり、自動車免許を取得したりする時間に充てましょう。

    社会人として必要なスキルを習得するため、アルバイトでさまざまな経験を積むのもおすすめです。接客業務や事務作業などを経験しておくと、入社後のビジネスマナーや顧客対応にも自信が持てるようになります。また、ビジネスメールのやり取りや、報連相(報告・連絡・相談)といった基本スキルを実践的に学べる機会にもなります。

    最後の夏休みを「社会人デビューへの助走期間」として意識し、目的を持って計画的に行動を積み重ねていきましょう。 

    夏休みは「自分の強みを発見する貴重な機会!」

    大学の夏休みは、単なる休暇ではなく、自分を成長させる絶好のチャンスです。
    大学や学部によって、若干夏休み期間は異なりますが、「何かに挑戦する夏」にすることが未来につながります。今しかできないことに積極的に取り組み、充実した時間を過ごしましょう。

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