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環境が大きく変化する中で、「サステナブル(持続可能)な社会」への期待が高まっています。サステナブルな社会では、企業は将来の世代に環境などの負荷をかけずに価値を向上させることが求められます。
そのために、企業は全てのステークホルダー(地域・社会/社員/顧客/取引先・パートナー/株主・投資家)との関わりを重視し、より一層、長期的な思考で社会課題の解決に取り組むことが重要になっています。ステークホルダーとともに、持続可能な社会を目指す「共通言語」がSDGs(持続可能な開発目標)です。
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これからの時代に求められる社会課題解決型企業
多くの企業活動は、社会課題の解決につながっています。創業者の「社会をよりよくしたい」という強い思いから事業がスタートすることも多々あります。
志を同じくする社員が集まり、新たな課題を発見しては解決することを繰り返しながら成長をする企業こそ、これからの時代に求められる「社会課題解決型」企業といえるでしょう。
利益追求の企業活動とサステナビリティは両輪
企業は、利益を生み出して成長し続けると同時に、「サステナブルであること」は重要な視点の1つです。
企業で働く一人ひとりが「サステナブル」とはどういうことかを理解し、自身が担当する事業、商品やサービスに落とし込んでいくことが欠かせません。各人が社会課題を解決する「当事者」であることを自覚し、行動することが大切です。
就職活動などで企業研究をする際にも、各企業のサステナブルな取り組みを理解するためには、企業理念、事業内容、商品・サービス、売り上げ利益の推移、求める人材像等、事業活動に関する情報を複眼的に収集し、サステナブルな観点とつなげて思考する必要があります。
「誰の、どんな社会課題を解決している企業なのか?」
「その活動が企業の経済活動にどう貢献しているのか?」
「具体的な商品・サービスはどのようなものがあるのか?」
「その中に、どのようにサステナブルな観点が具現化されているのか?」
「その取り組みの将来性は?」
「株主や投資家からの評価は?」
「会社の今後の事業計画で目指していることは?」
など、一側面だけではなく、俯瞰的に見ることが大切です。
企業のサステナビリティを情報収集する観点を学ぶ
大学生になったら、企業活動の情報収集は就職活動が目的だけとは限りません。消費者として見識を深めるため、事例として学ぶため、自身が将来やりたいことを考えるため、時事問題やトレンドをおさえるため、インターンシップに参加するために、等、企業情報を収集する目的は多岐にわたります。
ここでは企業の情報収集の仕方のイメージとして、パーソルホールディングスとベネッセホールディングスの例で、動画を掲載しています。視聴し、実際に企業のウェブサイトを調べ、おさえておきたいポイントについて確認してください。
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企業情報の収集と併せて、実際に課題テーマを解決することのトライ&エラーの経験をぜひ積んでおきましょう。あなたが「解決したい」と思う身近な課題は何でしょうか。見つからない人は、見つかるまで待つのではなく、まずはすぐにできそうなことから行動してみましょう。
行動して見えたことや考えたことが、自分のテーマを見つけるための第一歩になります。すでに、問題解決の「当事者」としてのスタートは始まっているのです。
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