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一次面接の逆質問で面白い質問はOK?|人事に刺さる質問と印象を残すコツ

  • 就活ノウハウ
  • 2025.11.17
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一次面接の逆質問では、「印象を残そう」と空回りしてしまうケースがあります。評価の中心は“面白さ”ではなく、質問から伝わる入社意欲や思考の筋道です。

この記事では、具体的な逆質問の例や、避けたい質問などについてわかりやすく紹介します。

一次面接で逆質問が求められる理由

一次面接で逆質問が求められるのは、「あなたの志望度や企業の理解度」などを見極めるためです。受け答えが流暢でも、逆質問の内容が表層的だと好印象につながりにくいことがあります。


志望度を確認するため

面接官がもっとも重視しているのは「どれだけ本気で入社を考えているか?」という点です。表面的な質問は、志望度が伝わりづらいでしょう。

企業研究をした上で、あなたの考えを含めた質問をすれば、熱意も自然に伝わります。

良い例

  • 御社の環境事業に惹かれています。入社1年目から関わるチャンスはありますか?
  • 会社説明会で伺った「若手の挑戦を後押しする文化」について、具体的にどのような場面で挑戦できるのか教えてください。

避けたい例

  • 環境事業にはどんな部署がありますか?(情報収集レベルの質問)
  • 若手のうちはどんな仕事を任されることが多いですか?(仕事内容の確認に留まり、主体性が伝わりづらい)

なぜその質問をするのか」を示せると、志望度や主体性が伝わりやすくなります。質問を通じて「自分の価値観」と「企業が目指す方向性」の接点が示せるとよいでしょう。


業界や企業理解度を確認するため

面接官は、あなたが業界や企業をどれだけ理解しているのかを見ています。「調べた内容の確認」だけでなく、「その上で自分はどう考えるか」を添えると伝わりやすくなります。

良い例

  • 御社が近年強化されている海外展開について、私も異文化間での事業に関心があります。現地で成果を上げる上で大切にされている点は何でしょうか?
  • 業界再編が進むなか、御社が他社にはない強みを発揮しておられると感じたのは〇〇事業です。今後その事業をさらに成長させるための戦略があれば教えてください。

避けたい例

  • 御社の海外展開について詳しく教えてください。(関心度が伝わらない)
  • 業界内で御社が重視している分野はどこですか?(調べれば分かる内容)

単なる情報収集でなく、「理解を踏まえた深掘り」に変えるだけで、質問の印象は大きく変わります。


思考力やコミュニケーション能力を見るため

面接官は、質問の構成や話し方から「思考力やコミュニケーション能力」を見ています。情報をただ並べるのではなく、相手が答えやすいように聞くことも大切です。

良い例

  • 御社の新規事業には、高校生の頃から関心を持ってきました。今後さらに成長させる上で、現場で特に重視されている点はありますか?
  • 会社説明会で「挑戦を大事にする社風」と伺いました。実際に挑戦する際、成果を出すために若手が持つべき考え方があれば教えて頂きたいです。

避けたい例

  • 新しいことに挑戦する機会はありますか?(自分の考えがなく、漠然としている)
  • 若手が意見を出しやすい環境はありますか?(環境頼みの印象で、自分の姿勢が見えない)

思考力が伝わる質問とは、「なぜそれを聞くのか」という意図がわかる質問です。自分の考えを一言添えることで、より深みのある質問ができるでしょう。

逆質問では、聞きたい内容に自分の強みを添えて聞くと、質問にも深みが出ます。「自分の強みがわからない」と悩んでいるなら、dodaキャンパスの自己分析サポートAIを使ってみてください!AIがあなたの強みを分析し、自己PRを自動作成してくれます。

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人事に評価される逆質問の特徴

一次面接では、どんな質問をするかによって印象が大きく変わります。人事が重視しているのは、単なる質問内容ではなく、「その背景にある姿勢」や「考えの深さ」です。

どのような質問が人事から評価されるのか、逆質問のコツを紹介します。


要点を押さえた質問

逆質問の時間は限られているため、一文で目的が伝わる質問を意識しましょう。筋道を立てて端的に話せる学生は、「理解力が高い、論理的な学生」として印象に残ります。

良い例

  • 新入社員の評価で、重視される行動や姿勢を教えてください。
  • 成果を上げるために、入社1年目で特に意識しておくべき点はありますか?

避けたい例

  • 評価について詳しく教えてください。(質問が漠然としており意図が伝わらない)
  • 新卒入社の1年目はどんな仕事を任されるのでしょうか?(仕事内容の確認で終わり、目的が見えない)

質問の長さよりも、「なぜその質問をするのか」が大切です。目的を持った質問を心がけましょう。


相手の立場を意識した質問

若手リーダーや管理職・役員など、面接官の立場によって答えやすい質問のテーマは異なります。採用担当者なら「求める人物像」や「評価制度」、リーダークラスなら「仕事の進め方」や「成長のコツ」、管理職なら「組織の方針」などに関する質問が相応しいでしょう。

良い例

  • 現場で新人と関わってこられた立場から、入社までに準備しておくと良いことがあれば、ぜひ伺いたいです。(リーダー向け)
  • 管理職の視点で、入社3年目までにどのレベルまで成長して欲しいと思われていますか?ぜひ教えてください。(管理職向け)

避けたい例

  • 給料や昇進スピードはどのくらいですか?(面接官の立場によっては回答しづらいテーマです)
  • 現場で感じる会社の課題は何ですか?(聞き方によっては批判的な印象になり得ます)

「誰にでも聞ける質問」ではなく、「この人だからこそ聞ける質問」を意識しましょう。


企業理解を踏まえた質問

企業の方針や取り組みを踏まえて質問すると、あなたの本気度が企業に伝わります。単にニュースやWebサイトの情報をもとに質問するのではなく、「自分はこう感じた」「こう考えた」という一言を添えると、質問に深みが出ます。

良い例

  • 御社の地方創生プロジェクトに共感しました。大学で地域イベントを企画した経験があるのですが、地域と連携する際に意識している点を伺いたいです。
  • 新しい人材育成制度を拝見し、挑戦を後押しする文化に魅力を感じました。若手が意見を出しやすい環境づくりで工夫されていることはありますか?

避けたい例

  • 地方創生の取り組みとはどんな内容ですか?(調べればわかる質問)
  • 人材育成制度について、他社との違いを教えてください。(比較目的で主体性が伝わらない)

「なぜ、その取り組みに惹かれたのか」を言葉にすれば、あなたが大切にしている価値観も示せるでしょう。
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面接官の立場別|印象に残りやすい逆質問例

面接官の立場によって、質問すべき内容は変えましょう。採用担当者・若手リーダー・管理職など、それぞれの立場を踏まえて質問することで、「相手の立場を理解している学生」として好印象を与えられます。


採用担当者向け:育成方針や評価基準

採用担当者は、「どんな人が成長するのか?」「何を評価するのか?」を理解している立場です。単に研修や評価制度の仕組みを聞くより、「成長するためにどのような心構えが必要か?」といった前向きな質問が良いでしょう。

良い例

  • 入社後に早く成長している方には、どんな共通点がありますか?
  • 挑戦を大切にされていると伺いました。評価の場では、努力や挑戦も重視されますか?

避けたい例

  • 研修制度の種類を教えてください。(制度内容の確認だけで終わっている)
  • 評価は何段階で決まりますか?(仕組みを聞くだけで意欲が伝わらない)

成長して貢献したい」という気持ちを質問に含めると、自然と前向きな印象になります。


若手のリーダー向け:業務の具体像や一日の時間の使い方

若手リーダーは、自ら成果を出し組織長として抜擢された立場です。業務内容を尋ねるよりも、「上の立場になるために、どのように考えて行動したのか?」というリアルな意見を聞き、あなたの成長意欲もアピールしましょう。

良い例

  • 日々の業務で、特に大切にしている考え方や行動はありますか?
  • 時間の使い方で意識している工夫や、習慣があれば教えてください。

避けたい例

  • 新人時代はどんな仕事をしておられましたか?(過去の経験に終始してしまう)
  • リーダーとしてのお仕事はどのようなものでしょうか?(関心が浅く見える)

業務内容を知るより、「どう取り組むか」を学ぼうとする姿勢が、前向きで意欲のある印象につながります。


管理職向け:強みの生かし方や新卒社員に求めること

管理職は、組織全体を統括し人材育成をする立場です。組織の方針や、人材育成の観点で質問するのが相応しいでしょう。

良い例

  • チームで成果を上げる上で、新入社員に特に期待される姿勢や考え方を伺いたいです。
  • 活躍している若手社員に共通している強みや行動の特徴はありますか?

避けたい例

  • 昇進するにはどんな努力が必要ですか?(出世だけに焦点が当たり印象が悪い)
  • 会社の課題はどんな点にありますか?(批判的な印象を与える)

管理職への質問では、「自分もその組織で貢献したい」というスタンスを前面に出すことで、熱意を示せます。

目的別|逆質問例

逆質問は、「何を聞くか」よりも「どんな目的で聞くか」が重要。同じテーマでも、目的をもって聞くかどうかで印象は大きく変わります。

ここでは、新卒の仕事の範囲や評価制度など、目的別で面接官に好印象を与える質問例をご紹介します。


担当する仕事の範囲と期待される役割

この目的で質問する場合は、「仕事内容を知る」のではなく「どう貢献できるか」を意識しましょう。任される仕事内容を聞くだけでは、受け身に聞こえてしまいます。質問に「自分がどんな姿勢で成果を出したいのか?」を含めると印象も変わります。

良い例

  • 入社初期にはどのような役割を担うのでしょうか?そこから成長する新卒社員に共通する特徴や考え方があれば、ぜひ教えてください。
  • 早い段階で、責任ある仕事を任される方に共通している考え方はありますか?

避けたい例

  • 新人はどんな仕事を任されますか?(仕事内容の確認で終わっている)
  • どのくらいで大きな仕事を任せてもらえますか?(受け身に聞こえる)

評価の仕組みや先輩の好事例

評価について質問する際は、制度そのものの内容ではなく、「どう行動すれば認められるか」に焦点を当てましょう。仕組みを聞くよりも、実際に評価されている人の行動や考え方を聞くことで、前向きな姿勢を伝えられます。

良い例

  • 成果だけでなく、挑戦の過程も大切にされていると伺いました。私も粘り強く取り組む姿勢を意識しているのですが、現場でその姿勢が特に評価される場面はありますか?
  • 私自身、チームでの貢献を重視しています。周囲から信頼を得ている方は、どんな行動を心がけているのでしょうか?

避けたい例

  • 評価はどのような基準で決まるのですか?
  • 上司によって評価の厳しさに違いはありますか?

このように「評価されたい」ではなく「成長したい」という意識を前面に出すと好印象です。


チームでの新卒社員の関わり方

このテーマで質問する時は、「チームの一員としてどう動くべきなのか?」を意識しましょう。人間関係や職場の雰囲気を聞くよりも、「組織の一員として新卒社員に求められること」に焦点を当てた質問をしましょう。そうすることで、協調性や主体性を伝えられます。

良い例

  • 私自身チームで動く時には、周囲との連携を大事にしているのですが、新入社員が信頼を築く上で意識しておくべき行動はありますか?
  • 学生時代もグループで成果を出す機会が多かったので、入社後もチームに早く馴染みたいと考えています。先輩方が最初に心がけていたことを伺いたいです。

NG例

  • 人間関係は良いですか?(雰囲気を探っているだけに見える)
  • 先輩とはどのくらい話す機会がありますか?(質問の意図が見えない)

将来キャリアと自分の強みの生かし方

キャリアについて質問する時は、「どの部署に行けるか」ではなく、「自分の強みをどう発揮して成長したいか」を意識しましょう。キャリア制度や配属先だけの質問で終わると、自己中心的な印象を与えかねません。

良い例

  • 自分の分析力を活かして事業に貢献したいと考えています。若手のうちからその力を発揮できる場面はありますか?
  • 入社後に自分の得意分野を広げていく社員の方は、どんな姿勢で仕事に取り組まれていますか?

避けたい例

  • キャリアの選択は本人の希望でどのくらい決まりますか?(希望を通したい印象になる)
  • どの部署に行けば一番成長できますか?(環境に頼る印象を与える)

「将来、自分が歩むべきキャリアが見えない」と悩むなら、どのようなキャリアが自分に適しているのか診断してみましょう!診断結果は、自分では視野を広げられていなかった業界や職種に目を向ける指針として役立ちます。

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企業理念と会社の雰囲気

企業理念や社風について聞く時は、「どんな雰囲気ですか?」ではなく、「企業理念が現場でどのように浸透しているのか?」を聞きましょう。理念と入社後の自分の行動をイメージした質問をすることで、成長意欲もアピールできます。

良い例

  • 御社の掲げる「誠実さ」を体現するにあたって、仕事のどんな場面で特に意識されていますか?
  • チームワークを大切にされていると伺いました。実際の業務でそれを感じる瞬間はありますか?

避けたい例

  • 社風は明るいですか?(抽象的過ぎて意図が伝わらない)
  • 社員の方々は仲が良いですか?(表面的な印象に聞こえる)

一次面接で困らない逆質問のコツ【4つ】

逆質問で困らないためのポイント

一次面接の逆質問は思いつきではなく、事前の準備が大切。「緊張して何も質問できなかった」とならないようにメモも用意しておきましょう。

逆質問に備えて、どのような準備をすべきか4つのコツについてご紹介します。

1)他者とかぶらないように質問は5つ以上準備する

似た質問をしてしまうと印象に残りづらいため、テーマを分けて複数用意しておくと安心です。例えば「育成・評価」「働き方」「社風」など、切り口を変えて5つほど考えておくと、話の流れに合わせて柔軟に使い分けられます。

2)緊張した時に備えてメモを用意する

緊張に備えて小さなメモを用意するのも一案です(使用時は「メモで確認してもよろしいでしょうか」と一言添えると安心です)。頭が真っ白になったら、「事前にお聞きしたいことをメモしてきましたので」と正直に伝えても大丈夫。そうすることで、面接官に誠実さも伝わります。

3)逆質問の最後は意気込みと御礼で締める

逆質問の終わり方は、あなたの印象を決める大切な場面です。質問の最後には「お話を伺って、御社で働くイメージがより明確になりました。ありがとうございました」と一言添えましょう。奇をてらう必要はなく、自分の素直な気持ちで締めるだけで十分です。

4)思いつかない時は「確認」や「熱意を伝えるだけ」でもOK

逆質問が思いつかないからといって、焦る必要はありません。無理に質問を作るよりも、「本日のお話で疑問が解消し、より志望度が高まりました」と熱意を伝えるだけでも十分です。形だけの質問を作るよりも、面接を終えた正直な気持ちをそのまま伝えるほうが、面接官にも良い印象が残ります。

一次面接の逆質問のNG例と言い換え方

逆質問では、内容そのものより「どう受け止められるか」が印象を左右します。意図が正しくても、聞き方によってはネガティブな印象を与えてしまうこともあります。

一次面接で避けたい質問と、ポジティブな印象に変換できる言い換え例を紹介します。

公開情報を見ればわかる質問

企業サイトや採用ページを見れば分かる内容を聞くと、「準備不足」や「受け身な印象」を与えてしまいます。調べた情報をもとに、その背景や意図を確認する聞き方に変えることが大切です。

NG例:事業内容を教えてください

言い換え方:複数の事業のなかでも、〇〇領域を強化されている理由を伺いたいです。

「知識を増やしたい」ではなく、「理解を深めたい」という姿勢を見せることで、主体的に学ぶ学生だと伝わります。

待遇に偏った質問

給与や残業などの「条件」ばかりを聞くと、「働く目的は待遇だけ?」と自己中心的なイメージを与えてしまいます。待遇の詳細を確認することに偏り過ぎず、そこで「どのように貢献し、どう成長できるか」に焦点を当てましょう。

NG例:特別休暇など、プライベートを重視できる福利厚生の制度はありますか?

言い換え方:仕事で成長するうえで、プライベートの充実も大切だと感じています。仕事とプライベートを充実させるための、御社ならではの制度があれば、ぜひ伺いたいです。

働く環境を聞く時は、待遇そのものをストレートに聞くのは相応しくありません。「成長するため」や「将来キャリアを実現するため」といったように、前向きな質問を心がけましょう。

的外れや奇をてらった質問

印象に残ろうとして、わざと変わった質問をする学生もいます。しかし、意外性を狙いすぎると意図が伝わらず会話が止まってしまうことも。意外性を狙うのではなく、聞きたいことを端的かつ丁寧に伝える方が安全で好印象です。

NG例:御社を動物にたとえると何ですか?

言い換え方:職場の雰囲気や社員の皆さんの特徴を一言で表すと、どんな言葉が近いですか?

ネガティブな印象を与える質問

「離職率」や「課題」などの言葉は、ネガティブな印象を与えてしまいます。批判的な質問は避け、「良い状態をどう保っているのか」という前向きな切り口で尋ねましょう。

NG例:離職率はどのくらいですか?

言い換え方:社員の方々が長く働き続けておられる理由を伺いたいです。

同じテーマでも、言葉を前向きに変えるだけで印象は大きく変わります。「探る」のではなく「学ぶ姿勢」を意識しましょう。

一次面接の逆質問FAQ

逆質問の時間はわずか数分ですが、その対応次第で印象は大きく変わります。最後に一次面接の逆質問に関する「よくある質問」にもお答えします。

Q:逆質問が思いつかない時は?

A:焦る必要はありません。面接官は質問の有無より「企業の理解度や志望度」を見ています。無理に質問を作るより、「本日のお話で御社の考え方をより深く理解できました。ありがとうございました」と締めくくりましょう。

Q:逆質問は何個まで聞いていい?

A:2〜3問が目安です。聞きすぎると面接時間が延びてしまい、他者に迷惑がかかります。どうしても聞きたい時は、最後に「もう一つだけ伺ってもよろしいですか?」と確認を入れてから聞きましょう。

Q:逆質問がなかったら?

A:「特にありません」とだけ答えるのは避けましょう。質問がない時でも「本日のお話で理解が深まり、より一層志望度が高まりました」と感想を添えることで、入社意欲を示せます。

Q:面接における逆質問の終わり方の正解は?面接官が無口な場合は?

A:最後は「感謝+意欲」で締めるのが基本です。「本日のお話で御社の方向性をより具体的に理解できました。自分もその一員として挑戦したいです」など、自分の言葉で締めくくりましょう。面接官の反応が淡泊に見えたとしても、内容自体は丁寧に受け止められています。最後まで気を抜かず誠実に対応しましょう。

Q:一次面接で逆質問は通過率に影響する?

A:逆質問の内容自体が合否を左右することは少ないですが、印象には影響します。そのため、逆質問ではあなたの熱意や思考力も見られていると心得ましょう。質問の質が高い学生が選考に進むケースも少なくありません。

Q:二次・最終面接ではどんな逆質問をする?

A:二次面接では業務理解やキャリアの方向性、最終面接では経営方針や事業戦略など経営層に聞くべき内容が良いでしょう。また面接のフェーズが進むにつれ「前回伺ったお話を踏まえて」と切り出すと、一貫した意欲も伝わります。

Q:オンライン面接での逆質問で注意すべき点は?

A:オンラインでは声のトーンや表情が印象を左右します。画面越しでも相づちや笑顔を意識し、話す前に一呼吸置くことで自然なテンポが保てます。

逆質問は熱意を伝えるチャンス!

逆質問は、疑問を解消するだけでなく、自分の考えを伝えるチャンスです。完璧な質問よりも、「知りたい」「学びたい」という姿勢が大切。たとえ1問でも、誠実に向き合えば十分印象に残ります。最後まで前向きな気持ちを持って臨みましょう。

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