23卒のみなさん、いよいよ就活もはじまる時期になります!
その中で就活を少しづつ意識はするものの、
「何をするべきかいまいちわからない…」
「オンライン就活ってやりづらそう…」
「就活がどうなるか、イメージできずに不安しかない…」
このような不安があるのではないでしょうか。
今回は就活に関しての不安を解消するべく、21卒の先輩167人にアンケートを実施しました。先輩たちのリアルな声をもとに、最新の就活はどうなっているのかを見ていきます。
先輩たちが就活を通して気づいた「やっておけば良かったこと」や「オンライン就活でのポイント」などを知って、少しでも就活の準備に役立ててください。
目次
設問1 就職活動はいつ頃スタートしましたか?
※インターンシップ・会社説明会などに参加し始めたタイミングをご回答ください
2019年6月、大学3年の梅雨からスタートした学生と、
2019年4月以前の大学2年生の冬~大学3年生の春からスタートした学生が上位を占める結果となりました。
夏インターンが始まる以前から、夏インターンに向けて早くから就活を始める人が多い傾向が伺えます。
【2019年11月に実施した、20卒の学生134名へのアンケートでは、大学3年生の8月が最も多かったことを考えると、早期化が進んでいることもわかります。
※診断にはdodaキャンパスの会員登録・ログインが必要です
設問2 就活で何社くらいエントリーしましたか?
1〜10社と答えた方が26.7%と頭ひとつ抜けているものの、他のエントリー社数もそれぞれの範囲で一定の割合の人がいることが示されています。
エントリーした数が必ず納得いく内定に繋がるわけではない、ということが考えられる結果ですね。
設問3 「学生時代に最もがんばったこと(ガクチカ)」は何ですか?
いわゆる「ガクチカ」では、サークルや部活動、アルバイトなど日常的な活動がほぼ半分を占める結果となりました。必ずしも「インパクトがある」「すごいコト」にならなくても良いかもしれませんね。
ちなみに、「サークル・部活動」や「アルバイト」として、どのようなガクチカがあるのでしょうか?
【アルバイト】
居酒屋でのアルバイト。ホールスタッフは1人だけだったので上手くお店を回せるように工夫したり、居心地の良いお店作りに貢献した。(私立 文系)
【サークル・部活動】
茶道部の活動。3年次に部長を務めた。後輩24人に対して同期は私を含めて2人で、運営の仕方を見直した。後輩も巻き込んだ運営に変えた。1年の最後の行事である学園祭のお茶会では、滞りなく進行することができ、後輩と共に成功を喜ぶことができた。(国公立 文系)
【サークル・部活動】
野球部での活動。これまでと異なり選手主体の運営だったので自分たちがどのような組織になれば勝つことができるのかをつきつめて取り組んできた。(国公立 文系)
何かを見直して工夫したり、考えることなどが大切かもしれませんね。
無意識でも、実は考えて取り組んでいた経験が身近な場所にもあるかもしれません。
設問4 就職活動で、「やっておいて良かった」と感じたことがあればお教えください。
およそ30%の人が「インターン」と回答し、続いて「事前準備・自己分析」も25%以上の人が「やって良かった」と感じる結果となりました。
具体的にどのような点が良かったのでしょうか?
【インターン】
インターンシップへの参加による自分の合う合わないの判断が出来たこと。社員さんの雰囲気や、インターンシップの難易度、就活の軸をじっくりと確立できた。(私立 文系)
【インターン】
人見知りだったので、早めにインターンシップに参加することで、前より人見知りしなくなり、のちの面接で緊張しすぎて話せないということがあまりなかった。(国公立 理系)
【事前準備・自己分析】
面接練習を繰り返し行い、受けただけで終わりではなく毎回の反省と良かったことを記録に残したこと。段階的に面接の質をあげることができた。(私立 文系)
【事前準備・自己分析】
自己分析です。自分がしたい仕事、ではなく、自分の適性に合った仕事を選ぶようにしました。自分とはどんな人物なのかを客観的に見ることは今までしたことがなかにったので、とても良い経験になったかなと思います。(国公立 文系)
自身の「外」の情報、すなわち会社や社会のことを、インターンシップを通して知ること。
そして、自身の「内」の情報、自身の経験や価値観を、事前準備や自己分析で知ること。
これら両者の視点を踏まえることで、就職活動をよりスムーズに進められるかもしれません。
設問5 就職活動で、「こうしておけば良かったな(反省・後悔)」と感じたことがあればお教えください。
「早期の動き出し」「試験対策」が合計で半分を占める結果となりました。
具体的な内容も見ていきましょう。
「早期の動き出し」
もっと早くインターンシップに参加しておけば良かったと思う。実際に足を運び行動に移すことで、今まで見えなかった自分の強みが見えてくるから。またそういった経験は自己アピールの際エピソードとして使える。(私立 文系)
【早期の動き出し】
もっと早くからインターンシップに真剣に参加しておけば良かったです。正直就職活動をしていく中で働くことへの期待感が生まれたので、やる気がなくても「とりあえず」でいいから行動するべきでした。(国公立 文系)
【試験対策】
ウェブテスト対策をもっとしっかりしておけばよかった。ESは通っていたが、第一志望群の何社かでテストによって落選し、悔しい思いをした。(国公立 理系)
コツコツ取り組む必要があるものや、なんとなく着手を後回しにしてしまいそうなものほど大切ですね。 後悔の無い就職活動にしていきましょう!
設問6 後輩に教えたいオンライン就活での注意点やポイントがあれば教えてください。
「カメラ」や「回線」など、オンラインでの面接には欠かせないものが半数以上を占めています。どのような点を気を付けるべきなのでしょうか?
【カメラ】
1分で入れるから~とギリギリまで準備をしないでいると、準備物が足りなかったり接続が上手くいかないことがあります。きちんと10分前にはいつでも参加できるようにしておいた方が良いです。(国公立 文系)
【カメラ】
カメラの位置や部屋の明るさなど、相手からの見え方を意識すると良いと思う。私は暗くて表情が見えにくかったり、カメラの位置が悪くて上から目線になってしまったりしないよう気をつけた。(私立 文系)
【回線】
どれだけ事前準備をしていても回線が悪くなってしまったり、不慣れなことが多くてパニックになってしまうこともありますが、とにかく落ち着いて対応することが大切だと思います。(私立 文系)
【回線】
当日にパソコンや回線のトラブルが起きうるため、緊急連絡先を調べておく必要がある。初めは、目線などオンラインに慣れないが、友達と練習するのが楽しみながらできておすすめです。(私立 文系)
また、「その他」の中にもとても重要なものがありました。
【その他】
どうしても家に引きこもりがちになるので、気分転換が非常に重要だと思います。このご時世なのでなかなか外に出てパーッと遊ぶことができませんが、ちょっと豪華なご飯を食べたり自分へのご褒美をあげるとやる気が出ますよ。(私立 文系)
【その他】
オンラインだからこそ出来ることなのですが、一度自分の面接風景を動画に収めてみることをお勧めします。後で見返し、不自然な点・納得いかない点を洗い出し、次につなげてください。(国公立 文系)
設問7 dodaキャンパスのプロフィール(キャリアノート)を記載する際に意識していたことがあれば教えください。
最後に、先輩たちがどのようにdodaキャンパスのプロフィール(キャリアノート)を利用していたか、見てみましょう。
【エピソード】
自分のこれまでの経験をタグ付けして、企業にアピールしていました。できるだけ具体的にエピソードを書いたことで、企業に興味を持ってもらえたと思います。
【画像】
一目見て惹かれる写真を使うようにした。
【画像】
何千人の学生の中で、自分自身の個性を出して興味を持ってもらえるように、部活動の写真を貼り付けました。
ただ書くだけでなく、様々なことを意識して書いていますね。画像を載せることも企業の人の目を惹くためにとても大切なことです。
さいごに
いかがでしたか?実際に就活を乗り越えてきた先輩の声が、少しでもあなたの就活の役に立てば幸いです。
万全の準備と対策で、納得のいく意思決定ができるようにしましょう。
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