新卒採用お役立ちコラム

catch-img

Uターン就活生にインタビュー!決断の理由と、地方企業の選考に対するリアルな本音

地方に拠点を構える企業では、新卒を積極的に採用したいものの、ターゲット学生を見つけるのに苦労してなかなかうまく行かない、と悩まれることが多いのではないでしょうか。

本記事では、Uターン就活をする学生のインサイトを探るために、Uターンを視野に就職活動を進めた22卒の学生にインタビューを実施し、Uターン就活をすることに決めた経緯や感じていた迷い、就職活動の進め方について聞いてみました!

目次[非表示]

  1. 1.インタビュー概要
    1. 1.1.学生紹介
  2. 2.Uターン就活を決断するまで
    1. 2.1. 大学進学で離れたからこそ分かった地元の良さ
    2. 2.2.初任給よりも将来性を考えたからこその決断
  3. 3.就職活動について
    1. 3.1.Uターン以外の選択肢も確認したうえで決断
    2. 3.2.幅広い手段から企業を探し、自社開催のWEBセミナーで情報収集
    3. 3.3.オンライン化対応の遅れとOB・OG訪問の機会の少なさは不満ポイント
  4. 4.まとめ

インタビュー概要

学生紹介

インタビュアー:dodaキャンパスインターン生 光森(国立大学 人文系学部 4年)

インタビューを受けてくれた学生:Kさん(関西の国立大学 人文系学部 4年)


Uターン就活を決断するまで

 大学進学で離れたからこそ分かった地元の良さ

(光森)今日はインタビューを受けてくれてありがとうございます!よろしくお願いします!

(Kさん)よろしくお願いします!

(光森)早速ですが、Kさんは地元は福岡ですよね。どうして地元に戻って就職したいんですか?

(Kさん)理由は二つあって、一つ目は「親と一緒に子育てしながら大家族で暮らしたいから」。二つ目は「福岡に貢献したいから」です。

大学進学をきっかけに関西に来てから、当たり前だと思っていた福岡の良さを客観的に捉えるようになりました。

例えば、教育に力を入れているところ。市が主催しているイベントに子どもの頃参加したのがきっかけで大学での専攻内容に興味を持ったくらい、内容が充実していたんです。

初任給よりも将来性を考えたからこその決断

(光森)正直、給料自体は東京の方が高くなると思いますが、そこは気にならなかったですか?

(Kさん)家賃も物価も安いですし、そもそも、私はこれから福岡が発展していくポテンシャルを確信しているから気にしていないです!

(光森)Kさんにとっては、将来性や思い入れが重要だったんですね!

就職活動について

Uターン以外の選択肢も確認したうえで決断

(光森)Kさんは最初から福岡での就職だけを視野に入れていたんですか?

(Kさん)そうですね!
ただ、就職活動を始めてすぐの3年の夏頃は、全国転勤がある会社のインターンシップにも参加していました。

(光森)そうなんですね!それはどうしてなんでしょうか…?

(Kさん)就職先を選ぶなかで、働く地域を第一優先にするかどうか判断するためです。
全国転勤のある会社の方がやっぱり業界や職種の選択肢は多いですし、迷いも少しありました。

でも、実際に自分の目で比較検討したからこそ、結果的には福岡で就職したいという気持ちを固められました。

幅広い手段から企業を探し、自社開催のWEBセミナーで情報収集

(光森)ちなみに、福岡の企業はどうやって探していたんですか?

(Kさん)最初はどんな会社があるか全く知らなかったので色々試していましたが、主な方法は三つありました。

一つ目はナビサイトで「福岡本社の企業」という条件で検索する方法。

二つ目は、OB訪問するときに「〇〇さんは学生時代、他に福岡のどんな企業の選考を受けたんですか?」と聞く方法。

三つ目は、ダイレクトリクルーティングを利用する方法。今特に志望度が高い企業は、スカウトをいただいたのがきっかけでインターンシップや個別面談に参加したんです。

(光森)「〇〇地方就職セミナー」といった地域限定の合同説明会には参加しましたか?

(Kさん)一度だけ参加したんですけど、調べたら分かることを聞くだけであまり参考にはならなかったです。
でも、企業が自社開催しているWEBセミナーは、企業研究のためにもよく参加していました!

オンライン化対応の遅れとOB・OG訪問の機会の少なさは不満ポイント

(光森)福岡の企業も、WEBセミナーのようなオンライン対応は積極的にされてたんでしょうか?

(Kさん)WEBセミナーを開催してくださっている企業は多かったです!

ただ、コロナ禍でもインターンシップのオンライン開催に対して消極的だったのは不満ポイントだったかもしれません。例えば夏開催のオフラインインターンシップが延期続きで、最終的に参加できたのは10月下旬だったり...

(光森)なるほど...他にも困ったことはありましたか?

(Kさん)OB・OG訪問がほとんどできなかったこと!

福岡の企業の社員の方に話を聞きたくても、OB・OG訪問のアプリに登録している人がほぼ居ないことが多かったです。
大学は関西だからつてを頼ることも出来ませんし、そもそもOB・OG訪問を受け付けている企業が少ない印象がありましたね。

(光森)OB・OG訪問ができないのは困りますよね。
そうなると、社員の方に直接お話を伺う機会がほとんどなかったのでは…?

(Kさん)そうですね、話を伺えたのは座談会くらいでした。
でも、早期で地方就活をしている学生が少なかった分、座談会で満足いくだけ質問ができたので何とかなりました!

(光森)それはよかったです!
やはり、OB・OG訪問や座談会で、働いている方のお話を直接聞けると、安心して選考に進めるし、志望度も上がりやすいですよね。
もっとその機会が増えるようになるといいなと思います。


まとめ

いかがでしたか?Kさんのように進学で地元を離れている学生にとって、人脈という面でも距離的な面でも、Uターン就活のハードルはまだまだ高いようです。

地元に思い入れがあり、Uターン就活を視野に入れている学生を採用していくためには、企業側の配慮がとても肝心だといえます。本記事にあったようなインターンシップのオンライン化やOB・OG訪問の積極的な受け入れ、少人数座談会の実施など、ぜひ検討してみてください!