近年、DX推進やAI・データ活用の取り組みは多くの企業で推進されており、業界を問わず広範な領域でDX人材の採用ニーズが高まっています。

dodaキャンパスでは、コロナ禍によって挑戦の機会が制限されている大学生向けに、これからの世の中で求められる力を身に付け、就活につながるプログラムを実施しています。

プログラムの最後には、企業と学生とのマッチングイベントを実施。「DX推進人材、データサイエンス人材を新卒学生で採用したい」という企業様のニーズにお応えできるイベントとなっています。

本記事は、プログラム概要および次回開催に関するご案内となります。

プログラム提供に至った背景

中途採用だけでなく新卒採用でも、データサイエンスやAI・機械学習の知識やスキルを持つ人材の募集は増加傾向にあります。一方で、大学でデータサイエンスを学べる機会は限られており、企業が求める知識やスキルを持つ学生は少ないのが現状です。

そこで「dodaキャンパス」は、文系・理系問わずより多くの学生に、データサイエンスやAI・機械学習の学習と就職の機会を提供すべく、数多くのAI・データサイエンス研修プログラムの提供実績がある株式会社キカガクと連携し、「AI・データサイエンス人材育成プログラム」を開発しました。

キカガクが学生向けに提供する講座は、本プログラムのみとなっており、他で受けることはできません。さらに、多くの学生の就活支援をしてきた「dodaキャンパス」の知見を活かし、プログラムを修了した学生の就活サポートも行う、特別なプログラムとなっています。

プログラムの概要

大学生がデータサイエンスやAI・機械学習など、専門スキルを習得できるよう、技術習得だけではなく、ビジネスの場での活用を想定した実践的なワークなどを取り入れた、３か月間のオリジナルのカリキュラムを提供します。また、スキルを保持した学生を採用したい企業と学生とのマッチングイベントを開催し、育成からキャリア支援までをワンストップでサポートします。

学習内容

STEP1：約3カ月間、オンラインにてデータサイエンス・機械学習について学習。Pythonや数学の基礎から学習することが可能です。プログラムは、1チーム5名前後のチーム学習形式。相互にわからない部分を教え合ったり、フォローし合ったりすることで、自律的な学習力も高めます。

STEP2：約3カ月間のコース修了後は、企業とのオンラインマッチングイベントに参加。
イベント後は、オファーのあった企業のインターンシップなどへ進んでいただきます。

前回開催時の参加者の声

試験的に昨年実施した第1期では、学生124名（約6割が文系学生）が参加し、マッチングイベントには、日本マイクロソフト株式会社、株式会社神戸製鋼所、株式会社ベネッセコーポレーションなど大手6社が参加しました。

参加した学生からは、「専門的なスキルが身に付く」という声だけではなく、「データサイエンティストとしてキャリアを築きたい」、「就職活動の選択の幅が広がった」という声などもいただいています。

参加企業からも「想定よりも参加学生のレベルが高かった」「ターゲットとなる学生に出会えた」という声をいただいています。

次回の開催が決定

第2期として、24卒の学生を対象に、2022年4月中旬～6月末までの約3か月間のプログラムを実施いたします。2022年7月には、プログラム受講後の学生100名程度と出会うことができるマッチングイベントを実施予定です。

▼ コース修了者

•データサイエンスの基礎知識と実践経験を有した、データ分析・AI 作成を実践することができる人材

▼ 主な習得スキルのレベル感

•統計・データ分析 : データ分析の基礎である記述統計量、データの可視化・集計方法と重回帰分析、クラスタリング、主成分分析などの主要な多変量解析の手法を理解しているレベル

•機械学習 : 微分や線形代数などの基礎数学から機械学習の基礎理論を理解し、フレームワークを使用した実装方法を理解しているレベル

•実装 : プログラミング言語 Python を用い、データ操作・加工を行え、上記の基礎的な統計や機械学習の手法を実装することができるレベル

まとめ

今回は、「AI・データサイエンス人材育成プログラム」について、ご紹介させていただきました。

dodaキャンパスでは、学生の学習体験を経験だけに終わらせず、経験を踏まえて企業とのマッチングの場を用意することで、学生のキャリア支援ができると考えております。

こちらのプログラムに興味をお持ちいただいた企業様・dodaキャンパスの学生データベースを見てみたいという企業様は、ぜひお気軽にお問合せください。