「会社説明会で質問はするべき…?」「企業への質問が思いつかない…」と悩んでいませんか。説明会での質問は、企業理解を深めるだけでなく、採用担当者に好印象を残すチャンスにもなります。
本記事を通して、おすすめの質問例や、質問の仕方・マナーを知り、説明会当日に備えましょう。
目次
会社説明会とは?企業への質問はするべき?
会社説明会とは、企業が就活生に向けて事業概要・経営方針・業務内容・募集要項などを説明するイベントです。採用活動の一環として実施されることが多く、会の中では質疑応答の時間も設けられています。
会社説明会では、インターネットには載っていない情報や選考対策に役立つ情報を直接担当者から聞けるので、質問を積極的にするのがおすすめです。会社説明会での質問で採用担当者に好印象を残せる場合もあります。
就活生からの質問で好印象だった内容は?【採用担当586名に調査】
dodaキャンパスが採用担当者586名に「面接の逆質問で好印象だった質問」を調査したところ、具体的な仕事内容についての質問を好印象と挙げた担当者が多いことがわかりました。
次いで、将来のキャリアパスや活躍している人材に関する質問も多く挙げられた結果に。実際に入社後の働くイメージや業務内容など、採用サイトだけでは分からない点については、会社説明会の場でも積極的に質問するとよいでしょう。
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会社説明会で好印象を与える質問の作り方とは?
会社説明会で評価されやすいのは「企業研究に基づいた明確な意図を持った質問」です。生成AIで会社説明会の質問を作成すると、志望意欲がないことを採用担当者に見抜かれてしまうこともあるので要注意。なぜ聞きたいかの意図を持って質問を作るのが重要です。
好印象を与える質問の作り方
ステップ1:企業研究を行い、最新情報をチェックする
ステップ2:疑問点や深く知りたい点を洗い出す
ステップ3:質問の意図や背景を明確にする
ステップ1:企業研究を行い、最新情報をチェックする
質問を作成する第一歩は、徹底した企業研究です。企業のホームページに加え、ニュースリリースや業界記事、公式SNSなども確認しておきましょう。企業研究で確実に押さえておきたいポイントは以下の通りです。
企業研究で押さえるポイント
- 事業内容や主力サービス
- 企業理念、ビジョン、ミッション
- 直近のニュースや新規事業の動向
- 業績や今後の成長戦略
- 競合他社との違い、独自の強み
丁寧な企業研究により、「調べればわかること」と「直接聞く価値があること」の違いが明確になります。説明会の前日までには企業の情報を整理しておきましょう。
せっかくなら自分に合った企業を重点的に研究したいですよね。そんな方には、簡単な診断で自分に合った企業名がわかる「企業マッチ診断」がおすすめ。診断は1分程度で終わるので、積極的に活用しましょう。
ステップ2:疑問点や深く知りたい点を洗い出す
次に、企業研究で得た情報をもとに、さらに深く知りたいことや疑問点を整理します。「現場の雰囲気」「社員のキャリアパス」「1日の流れ」などインターネットで得られない情報に注目するのがポイントです。
自分の就活の軸に照らして必要な情報が揃っているか?という点を意識するとよいでしょう。志望動機や企業選びの判断に必要な情報が足りない場合は、それを質問として整理してください。
「自分の就活の軸がわからない…」という方は診断ツールの活用がおすすめです。例えば、dodaキャンパスの就活軸診断では【所要時間5分】であなたが大切にしている価値観を言語化できます。無料で実施できますのでぜひ活用してみてください。
ステップ3:質問の意図や背景を明確にする
最後に「なぜその質問をするのか?」を整理してください。質問の背景を伝えることで、採用担当者は意図を理解しやすくなり、より具体的な回答を得られます。また、準備してきた姿勢や関心の高さが伝わり、好印象にもつながるでしょう。
| NG例 | 改善例 |
|---|---|
| 会社の雰囲気を教えてください | 社員同士のコミュニケーション活性化に向けた取り組みがあれば教えてください。御社のホームページで、社員同士のコミュニケーションを大切にしていると拝見し、具体的な活動に興味を持っています。 |
ただし、長すぎる前置きは逆効果。肝心の質問がぼやけてしまい、的確な回答を得られない可能性があります。背景は1〜2文程度で簡潔にまとめることを意識しましょう。
採用担当の印象に残る!会社説明会で使える質問例50選
「何を質問すればよいかわからない…」という方に向けて、好印象につながる質問例をテーマ別に50個まとめました。企業に合わせて細かく言い換えてご活用ください。
1.企業概要、事業内容を深掘りする質問例
「将来性があるか?」「理想のキャリアを歩めそうか?」を確認するには、事業概要について聞くのがおすすめ。単に「事業内容を具体的に教えてください」と聞くのではなく、企業研究をベースにもう一歩踏み込んだ質問をしましょう。
2)競合他社と比較した御社ならではの強みや差別化ポイントを教えてください。
3)御社の事業において、現在最も大きな課題だと感じていることは何ですか?
4)直近で発表された新規事業(サービス)の背景にある狙いを教えてください。
5)海外展開について、今後の方針を教えてください。
6)御社が今後5〜10年で目指している中期ビジョンを、具体的に教えていただけますか?
7)御社のメインターゲット層を教えてください。
8)業界全体のトレンドを踏まえ、御社が今取り組んでいる施策を教えてください。
2.仕事内容、職種理解につながる質問例
入社後のミスマッチを防ぐために、具体的な仕事内容の把握は欠かせません。「現場のリアル」を聞きだし、働くイメージを具体化させましょう。
10)1日のスケジュールを教えてください。
11)チームと個人、どちらの作業割合が多くありますか?
12)部署間ではどのように連携を行っていますか?
13)繁忙期と、その時期の働き方を教えてください。
14)〇〇職ではどのようなスキルが必要ですか?
15)この職種で活躍している社員の方に共通する特徴はありますか?
16)業務でやりがいを感じる場面を教えてください。
17)テレワークや在宅勤務の活用状況を教えてください。
3.社風や職場の雰囲気を知るための質問例
職場の雰囲気や社風は、インターネットの情報だけではなかなか把握できないもの。働きやすさに直結する重要な要素ですので、積極的に質問しましょう。
19)年齢や役職にとらわれず、意見を言い合える社風ですか?
20)社員同士の交流イベントはありますか?
21)若手社員がアイデアを提案する機会はありますか?
22)長く働き続けている社員に共通する特徴を教えていただけますか?
23)御社の文化や価値観が最もよく表れているエピソードを教えてください。
24)社風や雰囲気に関して、入社後に感じたギャップがあれば教えてください。
25)新入社員がなじみやすいように、会社として取り組んでいることはありますか?
26)チームメンバーで助け合うための仕組みがあれば、その内容と具体的なエピソードを教えてください。
27)〇〇さんが感じる、御社の魅力を教えてください。
4.待遇面の質問例(給与・福利厚生など)
待遇面は「聞きづらい」と感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、あなたが長く働くうえで重要な指標であれば、選考前に解決しておくのがおすすめです。聞き方を工夫し、失礼な印象にならないように注意しましょう。
29)残業時間の実態と、削減に向けた企業としての取り組みを教えてください。
30)有給休暇の取得率を教えてください。
31)福利厚生の中で、社員の方が特によく活用しているものを教えてください。
32)育児休暇や介護休暇のルールと、取得状況を教えてください。
33)社宅や住宅手当などの住環境に関するサポートはありますか?
34)資格取得や自己啓発に関する補助制度はありますか?
35)副業に関するルールを教えていただけますか?
36)勤務地の異動はどのくらいの頻度で発生しますか?
5.キャリアパスや教育環境に関する質問例
研修や教育制度、キャリアパスに関する質問は前向きな姿勢を示せる質問の一つです。入社後のイメージが鮮明になり、社会人に向けて心の準備もできるでしょう。
38)入社後の研修制度や教育プログラムの内容を教えていただけますか?
39)入社3〜5年目の社員は主にどのような役割を担っていますか?
40)管理職やリーダーをめざす場合に必要となる目安の期間を教えてください。
41)社内公募制度や異動希望を出せる仕組みはありますか?
42)社員の自己成長を後押しするために、会社として取り組んでいることはありますか?
43)新しくチャレンジしたい業務ができた際、職種変更は可能ですか?
6.企業が求める人物像を知る質問例
企業が求める人物像を知ることは、企業との相性を見極めるうえでも、選考対策の面でも重要です。回答をもとに自己分析を深め、志望動機や自己PRをブラッシュアップさせましょう。
45)採用において重視しているポイントを教えていただけますか?
46)入社後に伸びる人と、なかなか成果を出せない人の違いはどこにありますか?
47)御社の企業文化にフィットしやすい人物像を教えてください。
48)入社前に特に身につけてほしいスキルや経験はありますか?
49)チームワークと個人の裁量、どちらを重視する傾向がありますか?
50)御社の中期ビジョンを達成するうえで、最も求められている人材を教えてください。
自己PRをブラッシュアップする際は、AIツールの活用もおすすめ!あなたの経験や考えをもとに、人事担当者に刺さる表現にブラッシュアップできます。無料で使えますので、まだ使ったことがない人はぜひご活用ください!
会社説明会での質問の仕方は?マナーは?
良い質問を用意していても、聞き方や態度によってはマイナスの印象となってしまう可能性も。ここでは、質問する際に意識したい6つのポイントを紹介します。「マナー」として、しっかり認識しておきましょう。
1.質問の前に大学名・氏名を名乗る
質問する前に「〇〇大学の〇〇と申します。質問よろしいでしょうか」と一言添えるだけで、礼儀正しさと誠実さが伝わります。
また、採用担当者の印象にも残りやすくなるでしょう。
2.質問前と回答後に感謝を伝える
お礼は、基本のマナーです。「ご説明ありがとうございました。〇〇について質問させてください」と丁寧に切り出し、回答後は「ありがとうございました」としっかり伝えましょう。
3.長い前置きは不要!要点を絞って結論から簡潔に伝えよう
質問する際は、結論(具体的な質問)から簡潔に伝えるのが鉄則です。回りくどい話し方では「結局何が知りたいの?」と、質問の真意を汲み取ってもらいづらくなってしまいます。質問意図・背景の説明は、結論の後で、長くならないよう意識して付け加えましょう。
質問例
〇〇事業の今後の展望について教えてください。ニュースリリースで新規市場参入の情報を拝見し、現在の私の専攻と深く関係しているため非常に関心を持っています。
4.複数質問がある場合は最初に伝える
質問内容が複数ある場合は、「2点伺いたいのですが」のように前置きしてから質問しましょう。事前に伝えておくことで相手は答えやすくなります。ただし、1回で聞くのは2、3点が目安です。質問が多すぎると、他の参加者の質問時間を奪ってしまいます。優先順位をつけておき、時間に応じて聞く内容を調整するのが理想です。
5.相づちやリアクションも意識する
企業の回答中は、意識的にうなずきや相づちを行いましょう。無表情で黙って聞いていると「理解できているかな…?」と回答者に不安を与えてしまいます。
適宜メモも取りながら、真剣に話を聞いていることを態度で示しましょう。
6.質問内容は事前にメモしておく
「指名されてから質問を忘れた…」「緊張で頭が真っ白になった」とならないためにも、説明会の前に質問を作成しておくことがおすすめです。また、説明会の中で生じた疑問は、話を聞きながらメモしておきましょう。
メモした質問は優先順位が高い順に並べ、質問の背景や意図も簡単に書いておくと、知りたい内容を漏らさず確認できます。
会社説明会でNGな質問は?
ここでは、採用担当者にマイナスの印象を与えやすい3つの質問パターンを紹介します。事前に把握し、もったいない失点を防ぎましょう。
調べればわかる内容
企業のホームページを見ればわかる内容を質問すると、採用担当者に「業界・企業研究が足りていない」と受け取られる可能性があります。
| NGな質問 | 好印象を与える聞き方 |
|---|---|
|
|
業界研究で悩んでいる方はdodaキャンパスの「業界研究ファイル」を活用してみましょう。人気12業界の業界動向やビジネスモデルなど、さまざまな業界の詳細がわかる資料を無料でダウンロードできます。
企業の否定やネガティブな内容になる質問
企業や業界を否定するような聞き方、過度にネガティブな前提を含む質問も避けたいところです。
| NGな質問 | 好印象を与える聞き方 |
|---|---|
|
|
同じテーマでも、伝え方次第で印象は大きく変わります。ネガティブな前提を置くのではなく、入社後を具体的にイメージしたいから確認するというスタンスで聞くことが大切です。
当日すでに質問された内容
他の学生の質問にもしっかりと耳を傾け、同じ質問をしてしまわないよう、注意しましょう。「話を聞いていない」と捉えられ、印象を悪くしてしまう可能性があります。ただし、前任者の質問を深掘りするのは問題ありません。
例えば、キャリアパスについてすでに質問が出ていた場合は、「先ほどのキャリアパスのお話に関連して、若手社員が裁量を持ち始める時期の目安を教えていただけますか?」といったイメージです。
Webの会社説明会で質問する時のポイント
昨今はオンラインで説明会を行う企業も珍しくありません。このケースでは、対面とは異なる配慮が必要となるため、しっかり確認しておきましょう。
状況を整えてから質問する(周囲の音、ネット環境など)
質問時に周囲の雑音が入ったり、通信が不安定だったりすると、聞きたいことがしっかり企業に伝わりません。「準備不足」という印象を与えてしまう場合もあるでしょう。
参加前に下記を確認しておくと安心です。
確認すべきポイント
- 周囲の音が入らない静かな環境か
- インターネット接続が安定しているか
- マイクとカメラが正常に動くか
- 背景が整理されているか
- イヤホンやヘッドセットを使えるか
対面よりも相づちなどのリアクションを大きくする
オンラインでは表情や動きが伝わりづらいため、意識的にリアクションを大きくすることが大切です。いつもより少し大きめにうなずいたり、「なるほど」「ありがとうございます」と声に出して反応するだけでも印象は大きく変わります。
また、カメラの位置にも注意が必要です。目線が下がっていると、うつむいているように見えてしまいます。カメラと目線の高さがそろうよう、機器の位置を調整しておきましょう。
会社説明会の質問に関してよくある疑問
最後に、会社説明会の質問に関して、多くの就活生が疑問に感じやすいポイントを解説します。
Q.質問は何個くらい準備しておくべき?
A. 3~5個程度を目安に準備しましょう。
必ずしも全部使う必要はありません。優先順位を付けておき、その場の流れで質問を選択します。複数用意しておけば、他の学生と重なった時にも安心です。
Q.どうしても質問が浮かばない時はどうする?
A. 「入社後の自分」をイメージすると、質問は出てきやすくなります。
「もし自分がこの会社で働くとしたら事前に知りたいことは何か」と自問自答してみてください。
Q.座談会や会社説明会で質問しないと選考に影響する?
A. 多くの企業では、質問の有無だけで合否を決めることはありません。
ただし、積極的に質問する姿勢は、企業への関心や主体性をアピールするきっかけになります。採用担当者の記憶に残る可能性も高まるため、準備しておいて損はありません。
会社説明会では積極的に質問して企業理解を深めよう!
会社説明会は、企業の「リアル」に触れることができる貴重な場であり、あなたの熱意や準備力を自然に伝えられるチャンスでもあります。
本記事で紹介したステップや質問例を参考に、あなたが本当に知りたい質問を丁寧に準備してみてください。準備した分だけ、説明会で得られる学びは大きくなるでしょう。
最後に、本記事の内容を簡単にまとめます。
本記事のまとめ
- 会社説明会では積極的に質問することで、企業理解が深まり、採用担当者の印象にも残りやすくなる
- 好印象な質問は「企業研究→疑問の洗い出し→意図の明確化」の3ステップで作れる
- 質問する際は大学名・氏名を名乗り、結論から簡潔に伝えることが大切
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