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就活で活かそう!元マッキンゼー・伊賀泰代著『採用基準』から学ぶリーダーシップ

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  • 2019.02.19

エントリーシートや面接で問われることも多い「リーダーシップを発揮した経験」。わざわざ質問するということは、企業の採用基準として、リーダーシップに期待しているといえます。

「自分はサークルの役員でもないし……」 「アルバイトでリーダーになったこともない……」

学生にはいまいちピンとこない「リーダーシップ」の力。なぜ、企業はそんなにもリーダーシップを求めているのでしょうか。今回は、そのリーダーシップのスキルを、2012年の発刊以降、ビジネスマンの必読書となった伊賀泰代さんのベストセラー『採用基準』(ダイヤモンド社)から学んでみましょう。

世界的にも超有名なコンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーで、12年間採用マネージャーを務めた伊賀 泰代さん。今回紹介する『採用基準』では、その経験を基に、ビジネスにおける「リーダーシップ」の必要性や、習得方法を説いています。採用担当者の目線から、どんな人材がなぜ企業から必要とされるのかというヒントを探っていきましょう。きっと就活のなかで目指すべき人物像が見えてくるはずです。

なぜ企業は“リーダーシップ”を求めているのか

世の中には、“どうすればいいのか、みんなわかっているが、誰も何もやろうとしないために、解決できないまま放置されている問題”が溢れかえっています。その問題はすでに解決方法がわかっているので、「問題解決スキル」を必要ありませんが、代わりに必要なスキルが「リーダーシップ」です。

問題を解決する方法がわかっても、行動に起こせなければ目の前の壁は乗り越えることができません。社会人でリーダーシップを発揮する人材というのは、“言語化された解決策のステップを、ひとつずつ行動に移していける人間”だといえます。つまり、リーダーシップとは、“他者を巻き込んで、問題を解決すること”と本著では示唆します。

このリーダーシップは組織の一部の人間が持っていればいいスキルではなく、組織全員が持つべきスキル。ひとりだけがリーダーの組織では、それ以外の人間は次のいずれかのタイプになってしまいます。いわゆる指示待ち人間や、会社やチームでいかに売り上げをあげていくことに興味がなく、個人プレーで推し進めようとする人ばかり……そんな状態では、生産性のない会社になってしまい、ゆくゆくは立ち行かなくなってしまうかもしれません。

リーダーシップに不可欠な成果主義とは?

リーダーシップを考えるときに、セットで考えられるのが「成果主義」です。成果主義とは、「努力でもプロセスでもなく、結果を問う」という考え方。社会人になれば、売り上げやそれぞれの目標を追うことになります。そのため、いかに結果を出すのかということが、社会人には求められます。

とはいえ、学生のうちではあまり馴染みがなく実感もわかないと思いますので、具体例とともに考えていきましょう。

大学祭の出店の企画を考える場合を想定しましょう。「ただ単純に大学祭を楽しむ」と、「売上を〇〇万円上げて、合宿代などのサークル運営費に充てる」という明確な成果目標を決めている場合であれば、運営方針が変わってきます。前者であれば、なんとなく案を出して、多数決や、その場の雰囲気で決まってしまいます。

仮に、焼きとり屋と焼きそば屋で迷っているとしましょう。前者の運営方針では、焼き鳥屋のほうが利益が高いとわかっても、「焼きそば屋のほうがおもしろそう」という理由で焼きそば屋に決まってしまいます。しかし後者の運営方針であれば、「どちらのほうが原価率は安いのか」「シフトはどう組めば効率的なのか」「どうやってPRしていくのか」といった検討がされた上で、出店を運営します。

前者の「楽しければよい」状況で求められるのがまとめ役や調整役に対し、後者の成果主義である場合は、リーダーシップが必要とされます。大学生活においても成果主義を意識してイベントなどに取り組んでみると、これまでとは違ったスキルが身につくでしょう。

リーダーがしなければならない4つの行動

リーダーとは、成果を達成するための人。では、リーダーシップを持ち、企業から求められる人になるためには具体的にはなにをすればいいのでしょうか 。大きく分けると以下の4つになります。

1.目標を掲げる

リーダーに求められるのは、チームが目指す成果目標を定義すること。たとえば、「バッティングの強化」を目標に設定する野球部と、なんとなく漠然と練習をするだけの野球部では、モチベーションに大きな差が生まれます。1000回の素振りを課されたとして、前者であれば「スイングスピードの向上」につながる、という意識のもとで取り組めますが、後者の場合は、「なぜこんなにも素振りをしなければならないんだ」と不満に思う部員は少なくないでしょう。を

ビジネスでも同じように、目標を設定する必要があります。目標を掲げられるということは、「変化に対応する力」ではなく、「変化を起こす力」のある人だといえます。どんなに小さなことからでもいいのでなにか目標を設定してみましょう。ひとつずつこなしていけば、変化を起こす力が身につき、リーダーシップのある人間へと近づけるでしょう。

2.先頭を走る

先頭を走る人が、一番前で最初に方向性を決めてこそ、メンバーは安心して走ることができます。もちろん問題が起こったら矢面に立つことになりますが、先頭に立たず、他者についていくだけの人に、責任感は生まれません。自分が先頭に立ち、責任を持って行動するからこそ、信頼され、責任感のあるリーダーだといえます。

つまり、“公衆の前に自らをさらし、結果がうまくいかない場合も含めて、そのリスクや責任を引き受ける覚悟があり、結果として恥をかいたり損をする可能性も受け入れる、需要度の高い人”にならなければならないということです。

3.決める

リーダーとは、ある意味「決める人」のことだといえます。リーダーの役目は過去の情報を整理してまとめることではなく、未来に向けて決断をすることです。たとえば、来月初旬に新歓イベントを行うかどうか、いま決めなければならないとします。

「サークル全員の返事がくるまで待つべき」という判断もありますが、仮に行うことになった場合、準備が間に合いません。そのため、不十分な情報しかないとしても、決断することが求められるのです。

ベストな決断でなくても、決めることが重要な理由は、何かを決断すると、“問題を明らかにすることができる”から。決断し、物事が前進することで見えてくる世界もあるのです。

優柔不断な人は、「なにも決めないよりかは、最悪な決断のほうがマシ」と考え、悩んでしまう癖を捨ててしまいましょう。

4.伝える

人は、言葉によって動かされるもの。例えば、ゼミのリーダーの場合、多様なメンバーと言葉によって密にコミュニケーションを取り、人を動かすことが必須となります。

人はそれぞれ異なる感受性や思考回路をもっています。そのため、新たな情報や思考を取り入れていくと、最初はメンバー同士で同じゴールを見ているはずだったのに、いつの間にか違ったところを目指している、ということもあるのです。

たとえば、ゼミの発表のために資料作成をグループで分割して作成するとします。あるメンバーは、それぞれが作成を担当した部分を一人ひとりが発表すると考えていますが、あるメンバーは「誰かひとりが全部発表してくれるだろう」と思い込んでいるかもしれません。そうなると、発表時に大きな混乱を招いてしまいます。コミュニケーションがしっかりとれていないと、こういったことが起こってしまうのです。

サークルやインターンなど、なにかを人と一緒に進める時には、コミュニケーションを積極的に取り、進捗共有や報連相をするようにしましょう。

リーダーシップはすべての就活生に求められている…!

「自分はこんなことできる性格じゃないし……」と思った方も安心してください。リーダーシップは生まれつきの素質ではなく、学び、習得できるスキル。アメリカのビジネススクールでは、リーダーシップが基本的な授業科目のひとつであり、マッキンゼー・アンド・カンパニーでも、リーダーシップを鍛える研修が頻繁に行われています。

しかし、日本ではマネージャーや経営陣など役職を持った人が、リーダシップの研修を受けることが多いですが、一般の従業員がリーダシップの習得することは軽視されてきました。

ですが、上記でお伝えしてきたように「目標を掲げる」「先頭を走る」「決める」「伝える」といった点を意識的に取り入れていけば、自然とリーダーシップは身につくはず。このスキルは、「リーダー」という役職につかなくても必要であり、発揮することができるのです。

たとえば、仲のいい友達と旅行に行こうとなったとき。「旅を成功させる」という目標を掲げ、「何月何日にいくのか」「公共交通機関でいくのか、レンタカー借りるのか」など、先頭を走って決断し、仲間とコミュニケーションをとって決定事項や、決定理由を細やかに伝える。

このように、リーダーシップを発揮する機会は日常的に存在しています。会社のように大勢の人が関わらずとも、ごく小さな機会から身につけることができます。日常的にリーダーシップを発揮しない人が、大きなプロジェクトや問題が起こったときにリーダーシップを発揮することはできません。

ぜひ、リーダーシップを身につけて、エントリーシートや面接で他の就活生と差を付けましょう!

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