大学で選択する第二外国語を「何を選べば良いのだろう?」「それぞれの言語の特徴を知りたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか?
このコラムでは、おすすめの第二外国語を5つ紹介し、それぞれの特徴についても解説します。大学で講義を選ぶ時のポイントについても触れますので、ぜひ参考にしてください。
目次
第二外国語とは?
「第二外国語」とは「英語以外の外国語科目」を指し、文系・理系問わず多くの大学において、必修または選択必修とされています。選択できる言語は大学によって異なりますが、複数の選択肢が用意されていることが一般的です。
第二外国語を学ぶ目的は、語学力の向上だけではありません。言語とともにその国の文化や歴史、価値観に触れることは、視野の拡大に繋がります。また、第二外国語の選択は、就職活動に影響することも。特定の国と取引がある企業にとって、その国の言語を習得している人材は貴重な存在となるでしょう。
各言語の特徴を理解した上で、自分にとって価値ある言語を選ぶことが大切です。
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後悔しない第二外国語の選び方
本項では、第二外国語の選び方について解説します。授業が始まってから「あっちにしておけば……」と後悔しないよう、選ぶ際の視点を知っておきましょう。
実用性:将来役立つものを選ぶ
将来のキャリアに役立つ言語を選択することで、卒業単位を取るための退屈な時間から、未来のための大切な時間に変わるでしょう。
例えば、観光業や航空業界を目指す人にとっては、訪日観光客が多い国の言語(中国語、韓国語など)を学ぶことで、将来の仕事において役立ちます。業務で使用する機会が多いため、語学力がそのまま就活時の武器となるでしょう。
難易度:難しすぎず単位が取りやすいものを選ぶ
第二外国語を選ぶ際は「難易度」も加味する必要があります。大学で学ぶからには、単位をしっかり取れるかどうかも重要なポイントです。
一般的に、韓国語や中国語は日本語と語順や表現が似ているため、初心者でも取り組みやすいとされています。
「できるだけ負担を少なくしたい」「語学にはあまり自信がない」という場合には、単位取得を優先して選ぶことがおすすめ。無理をせず、大学生活を楽しみながら学べる言語を選ぶことも、長続きの秘訣です。
興味:文化や歴史などに関心がある国の言語を選ぶ
言語の勉強を続けるモチベーションの源は「その国や文化に対する興味」です。憧れる文化、好きな音楽や映画、旅行したい地域といった興味があると、語学の勉強が自然と楽しくなります。
「どんな国の文化に心が惹かれるか?」という視点で選ぶと、単位取得後も継続して学習できる可能性が高まるでしょう。勉強を楽しみながら、あなたのスキルとしてしっかりと確立されるはずです。
人数:履修者が多く、人気がある授業の言語を選ぶ
履修者が多い授業は、同じ学年の仲間も多いため、教え合ったり、情報交換できる環境が整いやすい傾向にあります。勉強に対する不安も減り、結果的に単位も取りやすくなるでしょう。
事前に大学の履修ガイドや先輩の話を参考に、人気がある授業を調べておくと安心です。
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【厳選5選】理系にも文系にもおすすめの第二外国語

ここでは、理系・文系どちらにもおすすめできる第二外国語を5つ紹介します。
1)中国語
中国語は、アジア圏内で圧倒的な話者数を誇り、第二外国語として話す人を含めると約10億人以上。ビジネスや観光など、利用される場面が多い言語といえます。
オススメポイント
- 中国は多くの日本企業が進出しているため、将来生かせる可能性が高い
- 文法がシンプルで、語順も日本語と似ている点があるため、学習の負担が小さい
- 漢字の読み書きに慣れている日本人にとっては、文字のハードルが低い
2)スペイン語
20か国以上で公用語として使われる国際的な言語です。話者は、英語・中国語に次いで約6億人といわれています。
オススメポイント
- 発音がローマ字読みと似ており、聞いたまま読めるため初心者にも親しみやすい
- 文法や語彙において英語に似た点が多いため接しやすい
- 中南米で多く使用されており、今後の経済成長とともに話者の増加にも期待できる
3)フランス語
フランス語は、フランスの他に、ベルギー、スイス、カナダ、アフリカ諸国といった幅広い地域で使用されています。国際連合、世界貿易機関など多くの国際機関でも公用語として使用されている言語です。
オススメポイント
- 芸術、ファッション、料理といった文化的魅力が大きい国の言語であるため、言語学習によって、これらの文化をより深く楽しむことができる
- EU圏内で使える国が多いため、留学などで活用できる
- 英語と同一・類似の語彙が多く、覚えやすい
4)ドイツ語
ドイツ語の話者は世界に約1億2,000万人で、日本語話者と類似しています。文法はやや複雑で、名詞に性別があったり、動詞の活用が多かったりしますが、規則性がしっかりしているため、物事を理論的に理解するのが得意な人に向いています。
オススメポイント
- 工学、医学をはじめとした理系の論文・資料で頻出するため、専門分野の学習にも生かせる
- EU圏内ではトップクラスに使用される言語であり、ヨーロッパへの旅行や就職時に活用できる
5)韓国語
韓国語の文字は「ハングル」と呼ばれ、独特な見た目をしています。韓国映画・音楽などが流行している背景から、若者を筆頭に学習する人が増えており、大学でも人気が高い第二外国語の一つです。
オススメポイント
- 文字の見た目は独特であるが規則性が高く覚えやすい
- 日本語と似ている文法が多く、語順や表現方法なども近いため習得しやすい
- 国の位置が日本と近いため、学習の成果をすぐに現地で試すことができる
自分に合った第二外国語を習得しよう!
第二外国語は、将来の夢や単位の取りやすさ、興味のある文化などを加味して、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
本記事で紹介した内容を下記の通りまとめます。
本記事のまとめ
- 第二外国語とは、英語以外の外国語科目のこと
- 実用性、難易度、興味、履修人数を加味して選択することがおすすめ
- おすすめの言語は、中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、韓国語
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