プロフィール
・東京学芸大学教育学部数学科に在学中 大学4年生(24卒)
・「dodaキャンパス ゼミコミュニティ」インターン生としてコラム執筆やイベント運営を担当
※本記事は2023年8月5日、6日に開催された「キャリアゲートウェイ 2023」のイベントレポートです。
「キャリアゲートウェイ2023」は、大学1,2年生を対象に開催したイベントです。全国の仲間とともに、自分のキャリアと向き合うきっかけを作り、自らのキャリアや将来について考えてもらうことを目的に開催しました。
2日間にわたるイベントでは、「“まなぶ”と“はたらく”をつなぐ」さまざまなセッションを開催。
「新入社員24時」のセッションでは、「新入社員ってどんな日々を過ごすの?」「何に悩んで、どう成長した?」など、新入社員のリアルについて語っていただきました。
「新入社員24時」のご登壇者
・伊達 寛紀さん(株式会社NTTデータ)
・祝迫 蒼悟さん(本田技研工業株式会社)
(本ページ下部にアーカイブ映像へのリンクURLがあります。ぜひご覧ください。)
目次
若手活躍社員の就職活動
社会人2年目の活躍社員である先輩方は、大学生の頃に、どのような就活をしていたのでしょうか。
磯村さん:コンサル業界と広告業界の2つをメインに活動をしていました。きっかけは、大学生の時に、「大学のキャンパスを変革するプロジェクト」に参加したことです。自分たちでビジネスを立ち上げ、地域と連携することで、さまざまな人に影響を及ぼすことの面白さに気づき、関連するこの2つの業界に興味を持つようになりました。
ただ、就活はそう簡単に進まず、悩むことも多かったです。その中でも自分のやりたいことを探したおかげで、今は納得感を持って働くことができています。就活における紆余曲折は苦労も多いですが、振り返ると大事なことだったと今は思っています。
司会:祝迫さんは、どのような就職活動でしたか?
祝迫さん:私は、サークルに没頭していて、就活がかなり周りと比べると遅れていました。遅れを取り戻そうといろんな会社の面接を受けて、改善を繰り返した結果、第1志望だった本田技研工業株式会社に入社することができました。
司会:伊達さんはいかがでしょうか?
伊達さん:機械系のメーカーやIT業界を中心に活動していました。大学時代に機械工学を専攻していたので、機械系メーカーも見ていましたが、最終的には世の中のトレンドや、自身のスキルアップの観点からIT業界を選びました。
社会人1年目は「失敗」と「学び」の連続
さまざまな就活を経て社会人になった先輩たち。新入社員として過ごす1年はどのようなものだったのでしょうか。
伊達さん:入社して1ヶ月半ほどは、ITスキルやビジネススキルの基礎を全体研修で学びました。大学時代に学ばなかった知識を研修で学ぶことができたことは私にとってはとても良かったです。未経験の領域であっても、入社後の勉強や努力で追いつけるのだと実感しました。
研修後は、配属部署で実務を行いながら、スキルを磨くことができました。先輩が1人ついてくださって、ビジネススキル全般をより詳しく教えてくれましたね。
司会:入社してからもたくさん学ぶことができるんですね。働き始めてから感じたギャップはありますか?
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伊達さん:コミュニケーション力が、想像以上に求められたことが1番のギャップでした。入社前は、自身が理系出身で職種もITエンジニアだったことから、技術力があれば周りに認められると考えていました。でも仕事は1人で完結するものはほとんどない。どのような職種であっても、コミュニケーション力が求められます。このことに気づいてからは、クライアントや先輩社員とのコミュニケーションを工夫するようになりました。
司会:貴重なお話をありがとうございます。磯村さんはどのような1年間を過ごしましたか?
磯村さん:最初にオンライン研修があり、2ヶ月間ほどビジネススキルやプログラミングなどの基礎知識を学んだ後に、現在取り組んでいるプロジェクトに配属されました。
配属後も2ヶ月ほどはプロジェクトの概要や実務の進め方を学び、その後に本格的にプロジェクトの業務ができるようになっていきました。
司会:磯村さんも、先輩社員がついてくれたのですか?
磯村さん:はい。チームの先輩社員1名が先生として、私の面倒を見てくれました。プロジェクトの中でわからないことがあったときは、何でもその先輩に聞けたおかげで少しずつ理解度を上げることができました。
司会:磯村さんは印象的な経験があるとお聞きしました。詳しく教えていただけますか?
磯村さん:私が、最初に担当したプロジェクトは官公庁に関わる仕事でした。ミスがあれば、国のインシデントにつながる案件です。先輩が二重三重のチェックをしてくださるおかげで、大きな問題になったことはありませんが、肝が冷える経験もしました。
自分の仕事の影響範囲を考えることの重要性を学びましたし、常に気持ちを引き締めて仕事に向き合うようになりました。
「働くことの価値」って何ですか?
司会:皆さんが、充実した1年を送ってきたことがわかりました。1年経って見えてきた働くことの価値をどう考えていますか?
磯村さん:ー言で表すと「できなかったことが、できるようになること」だと思います。最初の頃はできなかったことが、先輩やお客さまから学びながら、少しずつできるようになっていく。次第に、自分のスキルアップによって、お客さまに還元できるようになり、結果として報酬が増えていきます。この循環の中で、少しずつできることが増えていくのが、働くことの価値だと私は思います。
司会:祝迫さんはいかがでしょうか?
祝迫さん:「責任を持って仕事に取り組むこと」が働くことの価値につながっていくと思います。社会人は、学生と比べると責任の大きさが段違いで、「つらいな」と思うこともありますが、責任があるからこそ「頑張ろう」とも思えます。期待を超える働きができた時、充実感や満足感につながっていくので、責任を持って取り組むことは、仕事において重要なことだと考えています。
伊達さん:私は「相手の期待に応えること」が働くことの価値だと思います。学生の頃は、自分主体で動くことが多いと思いますが、社会人になると、お客さまがいるので、相手主体で動くことが必要になります。さまざまな人がいますが、相手が「何を考えているのか?」「何を求めているのか?」をまず考える。相手の目線で考え、相手の期待に応えてはじめて価値が生まれるんだと思います。やりたいことだけをやっていてもダメ、ということを学んだ1年間でした。
新入社員として過ごす1年間
新しい環境に順応するのは大変ですが、その分、学べることも多いです。私も来年から、社会人として、責任感と向上心を持って、仕事に取り組んでいきたいと思います!
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