大学へ入学して履修登録も終わり、少し落ち着いてきたところかと思います。
入学前は「こんな大学生になりたい」「こんな事をやってみよう」と考えていても、入学して少し落ち着くと、「一体何から手をつければ良いのだろう?」と悩む方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方は、まず大学4年間のスケジュールを押さえておきましょう。
実はゆっくり過ごせると思っていても、試験やレポートなどに追われてあっという間に卒業…なんて先輩は少なくありません。
今回は大学生活の全体像をつかんでもらうために、編集部でまとめた文系・理系別の大学4年間のスケジュールをご紹介。一言アドバイスとともに、大学の過ごし方を確認しておきましょう。
目次
大学1年生のスケジュールと一言アドバイス
まずは大学1~2年生のスケジュールを見てみましょう。基本的に大きくスケジュールは変わらないため、2年分をまとめて作成しています。
新入生歓迎会や入学後ガイダンスが終わると、すぐに試験やレポート提出という大学も。部活・サークル活動やスキルアップを計画している方は、夏休みなどの長期休暇を活用したり少しずつ動いたりと、時間の使い方を工夫しましょう。
<一言アドバイス>
大学入学後、まずは履修登録が終わり「意外と忙しい」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。また、大学の学びは自主性に委ねられる部分が強いため、勉強やバイト、部活・サークル活動など、上手な時間の使い方が大切になります。
コロナ禍でまだまだオンライン授業が多いという大学も少なくありませんので、積極的に学外の人と関わったり、何か取り組める事柄を探してみるのもオススメです。まずはざっくりとでもよいので、1年生で自分が「やっておきたいこと」をイメージし、具体的な行動計画を立ててみましょう。
大学2年生のスケジュールと一言アドバイス
大学2年生になると、今度は自分が後輩を迎え入れる番です。部活・サークルに所属する方は、新歓準備や後輩のケアに携わるなど、少し大人になった感じがする時期かもしれません。
理系の学生は、実験がスタートする時期でもあります。基礎と言いながら、内容としては難易度がそれほど低くないという声もあるため、研究職を目指す学生は基礎をしっかり固めておきましょう。
大学1年生と同様、定期的に試験やレポートがありますが、大学3年生の就職活動に向けて少しずつでも準備しておきましょう。
内容としては、自分が興味のある分野に関する勉強でも良いですし、気になっているイベントに参加するといった事柄でも良いでしょう。何か少しでも挑戦できる活動を探し、大学3年生に入るまでには実際に活動できている状態を目指したいところです。
<一言アドバイス>
大学生活にも慣れ、後輩ができたり早い人は部活やサークルでポジションに就いたりする人も出てくる時期です。就職活動時期にアピールする要素として「ガクチカ(※)」に力を入れる学生も少なくないため、留学やインターンシップなどに参加しようと思っている方は早めに申し込みしておきましょう。
(※)ガクチカとは…学生生活で力を入れたことの略式名称
大学3年生のスケジュールと一言アドバイス
大学3年生を迎えると、いよいよ就活時期に差し掛かってきます。
理系の学生は、自らコースを選択して深く専門分野について学ぶ時期でもあります。そのため、多忙だと感じる理系の学生は少なくないでしょう。
「就活なんて気が重い」「まだまだ大学生でいたい」なんて人も少なくないかとは思いますが、3年生の4月になっていきなり就活について考え始めてもなかなかすぐには考えがまとまりません。1、2年生のうちから、自分は何が好きなのか自己理解を深めたり、どういう仕事に魅力を感じるか考える機会を作れるといいですね。
大学の勉強をおろそかにしないためにも、早めの行動を心がけましょう。
<一言アドバイス>
最初に「どんな状態を目指すか」をイメージしておくと、具体的な行動に移しやすくなります。活動しながら志向性・目標は変わっても良いので、まずは自分自身の目指したい状態・姿をイメージしてみましょう。
大学4年生のスケジュールと一言アドバイス
いよいよ卒業間近ということで、卒業に向けたレポートや課題提出などに対応する時期です。
講義に出席することはほとんどない時期ではありますが、単位習得が思うように進んでいない場合等は4年生まで授業に出ているなんて先輩も。早めに単位習得は済ませておき、社会人になる前の最後の1年間を有意義に過ごせるように留意しておきましょう。
<一言アドバイス>
大学での学びの集大成をする時期です。同時に就職活動も終盤あるいは完結している時期となります。大学生活においてやり残した事がないと思えるよう、時間を使ってくださいね。
まとめ
大学4年間は意外とあっという間に過ぎていくものです。なんとなく過ごして後悔することのないよう、ざっくりとでも良いので目標を立てておくと良いでしょう。
大学での学びは「自分起点での学び」とも言われています。高校までの受け身での授業とは異なり、自分で課題意識を持ちアウトプットを求められることも。主体的な姿勢を持ち、取り組むようにしましょう。
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