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「新しい時代のwell-being」 社会の第一線で活躍する20代・30代へのインタビュー企画のご紹介

  • 大学1,2年生
  • 2023.03.23

本日は、ベネッセ教育総合研究所が提供するインタビュー企画「新しい時代のWell-being」についてご紹介。
さまざまな場所で色とりどりに活躍している20代、30代の方にスポットを当て、インタビューを通してこれからの社会で「Well-being」に活躍するためのヒントを探っていこうという内容です。

今年度は「地元の魅力を伝えたい」と公務員になった方や、作業療法士とラッパーの二足のわらじをはき活躍する方など、6人の方を2回に分けてご紹介します。ぜひ、将来像を描く際の一つの参考にしてみてください。

⇒元記事はこちら から一覧でご覧いただけます。

掲載記事の例1:違和感を流さずそこから飛び出て、生徒の変化を受け止めながら理想の学校を作る

3歳から15歳までが学ぶ軽井沢風越学園で教員として働く根岸加奈さん。

小学校にうまくなじめずに学びの場に行けなかった状態から、中学校で恩師と呼べる教員に出会い、信頼関係を築けたことで学びへの意欲をつかむことができた根岸さん。

高校時代に経験した国際交流、フィンランドへの留学と、世界が大きく開けたターニングポイントを経て、軽井沢風越学園でいきいきと働く様子をご紹介しています。

風越学園では、子どもたちに対して、将来なりたい職業をいきなり考えるのではなく、自分自身、他者、社会とは何かを知るところから始め、どんな未来をつくっていきたいかを考えて、自分の将来につなげるためのキャリア教育の授業なども担当しています。

子どもたちといるのが何より幸せで、とても充実した日々を過ごしてせていると語ってくれている根岸加奈さんの記事はこちら からご覧ください。

掲載記事の例2:気仙沼に魅せられ移住、漁業に新鮮な風を吹き込みながら手応えを感じながら生きる

宮城県気仙沼市で漁業の担い手を育成する「一般社団法人 歓迎プロデュース」の理事を務める根岸えまさん。

2011年3月11日、大学1年生だった根岸さんは、テレビに次々と映し出された東日本大震災の被災地の様子から目が離せませんでした。同年秋、大学2年生の時に、「震災で町が丸ごとなくなってしまうとは、いったいどういったことなのか」という思いから、宮城県気仙沼市でのボランティア活動に参加しました。その町で、根岸さんは初めて“漁師”という存在に出会いました。その後、大学を1年間休学し、気仙沼で暮らしてボランティア活動を続けました。

復学後の就職活動では東京の会社から内定を得ていましたが、葛藤の末、気仙沼で働くことに決めました。

2015年に気仙沼市唐桑町に移住し、一般社団法人まるオフィスを仲間とともに立ち上げ、地域教育や市から受託した移住定住促進事業を担いました。その後、2019年に気仙沼に住む女性経営者2人と、一般社団法人 歓迎プロデュースを設立し、銭湯「鶴亀の湯」と「鶴亀食堂」をオープンしました。これは、冒頭にお話しした「気仙沼を日本一漁師さんを大切にする町にしたい」という想いから実現させた取り組みです。

根岸えまさんの記事はこちら からご覧ください。

掲載記事の例3:世界的IT企業で、「知りたい」気持ちを満たしながら成長し、世の中に大きなインパクトを与える

小さな頃からテクノロジーに強い興味があり、興味・関心を持ち続け、大学院進学、就職、転職をして成長し続ける河村聡一郎さん。

10歳のときにインターネットに出合い、広い世界とつながる経験をし、テクノロジーに興味を持ったそうです。大学卒業後は、大手ITベンダーにエンジニアとして6年間、勤務しました。そこでの勤務を通し、自分は技術開発そのものより、技術の活用により面白みややりがいを感じるのだと分かりました。

現在は、外資系大手IT企業でエンジニアとして働いています。日々お客様に紹介すべき技術やサービスがアップデートするため、自分自身も学び続けなければなりません。この「学び続ける」ということが、エンジニアとして最も重要な力だというメッセージを発信してくれています。

河村聡一郎さんの記事はこちら からご覧ください。

掲載記事の例4:弱みが強みになる場所・働き方をパズルのように組み合わせ、好奇心の火を絶やさない

 名字の「繋」という字のごとく、人と人とを繋ぐお仕事をされている繋奏太郎(つなぎそうたろう)さん。今回のインタビューでは、大学時代に経験した挫折も包み隠さずに話してくれました。

繋さんは3つの組織に属し平行して仕事をする、いわゆるパラレルワーカーです。1つのことにすべての力を注ぐより、社会課題の解決を目指す多くの団体と関わりながら、次々と新しいことに出会い、多くの団体の社会的意義を世間に伝え、支援してくださる方を広げるという仕事を通して、様々な社会課題の解決を促進できることに幸せを感じています。

繋さんが得意とするのはファンドレイジング業務。ファンドレイジングとは、NPO法人などの非営利団体の運営資金を、個人または法人から寄付という手段で調達すること。

2021年7月、世界経済フォーラム(ダボス会議)の下部組織に、ファンドレイザーとして参加する機会を得ることができました。そうした場で、世界で活躍する人たちとつながりを築き、行政、非営利団体、民間企業、研究所、アートなど、様々な人たちを繋いで、社会課題を解決できる基盤をつくりたいと考えています。

繋奏太郎さんの記事はこちら からご覧ください。

掲載記事の例5:人と人をつなげていくことで、富田林市を笑顔が溢れる場所に

20歳で富田林市役所における市民参加型インターネット生配信に取り組むかたわら、地域や公務員同士をつなげる等、さまざまなコミュニティ活動も多数行ってきた納 翔一郎(なやしょういちろう)さん。

「富田林市の魅力をもっと伝えたい」という思いから、地域イベントに顔を出したりSNSで市民とつながったりなど、今までにない挑戦を行ってきました。しかし、最初は市役所内から批判の声もあったと言います。 「正直、当初は行き詰ったりもしました。ですが、これまでのやり方に縛られる必要はないと思い直し、どうすればできるのか、今までつながってきた人の伝手をたどり、できる方法を考えるようにしました」

納さんが大事にしてきたことは、つながりを生み出す上で相手の「強み」を見つけること。そして、自分視点だけでなく広い視点で考えること。 「自分にできることだけでは限りがあります。他者同士をつなげることでもっと面白くなる可能性があるかもしれないという考えのもと、コネクトしていきました」

そんな納さんの“学び”に対する姿勢を聞いてみたところ、偶然による学びと、目的があっての学びがあり、その割合は約7:3とのこと。人との出会いに感化され、学びにつながることが多いことが分かります。 「学ぶ際も、複数人でアウトプットをしながら学んでいくのが効率的だと気づきました。話すことで理解も深まりますし、他者の価値観に触れることで自分一人では気づかなかった視点も得られます。私がつながりを大事にして、ブログでの発信を行っているのは、このように自分自身の学びを深める側面もあるかもしれません。その挑戦は、私のように大人になってからでも遅くはありません。一歩踏み出してみれば、いつでも変わることができるんです」

2023年2月から、地方公務員を辞めて、企業で働くことにした納さん。 「転職をしても変わらず、私の目標は富田林市を良くすることです。仕事をする中で、もちろん全国的な視点が必要ですが、長期的な視点として、最終的には富田林市というフィールドに落とし込みたいなと考えています。そのためにも沢山の経験を積んで、人と人とをつなげ、地域をよりよい場所にしていきたいです」

納さんの記事はこちら からご覧ください。

掲載記事の例6:リサイクル率日本一の町で見つけた私の活躍場所

リサイクル率日本一の鹿児島県大崎町にある合作株式会社(以下:「合作」)で、地域連携事業部のディレクターとして仕事をする藤田香澄さん。

幼少期にツバルやフィジーといった豊かな自然に囲まれた太平洋諸島の国に住んでいたことから、環境問題や地域の課題を身近に感じ、「どうにかして環境をよくしたい」と思っていたといいます。大学院を卒業後、リサイクル率が日本一という大崎町でサーキュラーエコノミー(※)の構築を目指す「合作」の取り組みが目に留まり、迷わず求人に応募しました。
(※)サーキュラーエコノミー…循環型経済。これまで廃棄されていた原材料や製品などを資源として活用し、循環させる新しい経済システムのこと

「大崎町で仕事を始めるにあたり、まずは住民のひとりになり、自分自身が実践者のひとりになることで、大崎町での暮らしのスタイルを確立できました。住民になると、ごみ捨てをはじめとする生活様式を町に合わせて習い始めます。例えば、納豆のパックを洗って捨てるようになりました。また脱炭素と言われる時代、『電気自動車ってどうなんだろう?』と思い、実際に乗ってみたことで、今の電気自動車に足りない部分を説得力を持って話せるようになりましたね。」

自分の強みと周りから求められるニーズが一致した時に活躍できていると感じる、という藤田さん。

「私の生き方から何か伝えられることがあるとしたら、自分が『活躍できていない』『幸せと感じられない』と思う時は、環境のせいにしてもいいということです。うまくいっていない時は、いるべき場所が違うだけです。もちろんその場所で頑張り続けるのもひとつの方法ですが、環境を変えてみると、また違う活動の仕方を見つけられると思います。何かにとらわれることなく、気軽に環境を変えてみる。リサイクルや環境問題と一緒で、人生も居場所や方法を模索するとよいかもしれないですね。」

藤田さんは、今後もさらに環境を変えていきたいと考えています。
「最終的には、日本の廃棄物処理のあり方を制度的にも法的にも変えていきたいです。制度や規制ひとつで企業や世の中の動き方が変わると体感しているので、行政に関われるようになりたいんです」

藤田さんの記事はこちら からご覧ください。

ベネッセ教育総合研究所について
ベネッセ教育総合研究所は、乳幼児から大学生・保護者・先生を対象に、一人ひとりの 成長の仕組みを解明するエビデンスを創出し、より豊かな未来の実現につながる学びのあり方を社会に提案し続ける存在を目指して、研究活動に取り組んでいます。 現在まで400 を超える調査・研究レポートを世の中に発信しています。

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