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自分なりの軸をちゃんと持っていれば、可能性は広がっていくーリアルキャリアレポ

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  • 2020.04.24

「ドワンゴ」→「カプコン」→「パーソルキャリア」これが36歳の私が今まで歩んできた職歴である。職種で言えば、「ITエンタメ」→「ゲーム」→「人材」といった感じの業界遍歴である。
なんでそんな人間がここで記事を書こうと思ったかと言うと・・・


【自分なりの軸をちゃんと持っていれば、可能性はちゃんと広がっていく】

ことを伝えたかったからです。
この記事を見てくださっている方は、学生さんが多い・・・ですよね? おそらく、これから就職活動であったり、OB/OG訪問だったりを考えている方もたくさんいらっしゃるかと思います。
「1社目の会社選びが大事」とか「転職はリスクが伴う」など色々な情報を見聞きして、業界研究が絞れなかったり、不安を感じている人も多いのではないでしょうか?

そんな人たちの参考として、「一人の社会人のリアルな声」が、わずかでも今後の皆さんのお役に立てれば・・・と思い、こちらで書かせていただくこととなりました。


で、あなた誰ですか?という方ばかりだと思いますので、遅くなりましたが自己紹介です。

大学時代はアナウンサー志望。36歳3社を経験した私の自己紹介


プロフィール
関野 亮央(せきの りょお)
都内の4年制大学(法学部)卒業。最初に目指した職業は「アナウンサー」
新卒 :株式会社ドワンゴ
(企画職。ゲーム、着うたを中心にサービス開発/サイト制作/アーティストプロモーションを担当)
2社目:株式会社カプコン
(WEBディレクターを経てモンスターハンタータイトルのプロデューサーを担当)
3社目:パーソルキャリア株式会社
(企画職として現在はアプリ「マイポテ」(現在はサービス終了)を担当)

コテコテの文系出身。業界は跨いでいるものの14年間「企画職」を軸として社会人をしています。
企画・制作・開発・プロモーション・契約対応・マネジメントなど、企画職という言葉に付随してくる実務はある程度は経験してこられたかなと思っております(もちろん得意・不得意もあるし、完璧じゃないですw)。

という経歴なので、採用や人事的なノウハウは乏しいのですが、その分、企画職として「ものづくり」「サービス開発」に携わってきている社会人として、これまでのキャリアと大事にしてきたもの、実際に役立った経験をお話ししていきます。
改めまして、よろしくお願いします。

「好きなもの」を通じて「好きなこと」に自分で気づこう。

突然ですが、みなさんは自分の「好きなもの」を書き出したり、深掘りしたことってありますか?
好きなものを仕事にすること、好きな理由や、好きなものたちの共通点までを考えたことってありますか?

「あなたの好きなもの≒趣味を(理由も交えて)教えてください」

こんな感じの質問は新卒や中途を問わず、採用面接でよく聞かれたりします。実際、私も採用面接の際に、よくうかがっていました。面接対策としても有効でしょうから、是非考えてみてください。

※私自身がこの問いを意識するようになったのは高校3年生の進路相談(大学選び)の際に担任の教師から「自分は何が好きか。何をしている時が一番幸せかを考えておくと、社会人になってから苦労しない」と教えてもらったことがきっかけです。


ご参考:私の場合は以下の順番で深掘りしていきました。

1.ゲーム・アニメ・音楽・漫画・ネットなどなど、エンタメ全般が好き

2.どれも広く浅くで、専門的な知識や誰よりも詳しい!といえる自信はない

3.本当に好きか自問自答してみる。一個ずつ具体的に好きな理由を考えてみる。言葉にしてみる

4.ゲームもアニメも漫画もどれにおいても、一人でコンテンツを消費している時間ではなく、「友達と共通の話題としてその話をしている瞬間が好き」ということに気づく

5.自分の過去やそれっぽい事例を振り返ってみる。新作ゲームを一緒にやろう!と誘ったり、新連載の漫画の話題をいち早く持ち出したり、友達にコンテンツの魅力を宣伝して、一緒に共有できる仲間を作る時間が一番楽しいと感じているということに気づく

こうして私は、自分の好きなものを考えることを通じて、上っ面ではない、本当に自分が好きなことが何か?という疑問に自分で答えを出しました。
ちなみに、自分で納得できるための「こじつけ」もかなりあります(笑)。
自分自身のことですから、ロジックよりも直感でいいので、自分で考えて答えを出すことが大事だと思います。
この質問の答えは、自分以外、誰も正解を知らないのですから。

そして、大学時代の私は「人に伝える」ことを仕事にしたいと考え「アナウンサー」を目指しました。
※好きなものを伝えている仕事というわけではないですが、言葉を武器とした影響力のある仕事を考えた際にアナウンサーが真っ先に浮かんだのです。それからは、アナウンススクールに通ったり、日本語検定などの資格を取得したりと色々やってみました。

結果として、この夢は破れましたが、上記を経て「自分の好きなこと」に気づけていたので、その後の就活においては少しだけ自己分析と業界研究のスタートダッシュが切れたかと思っています。

少しでも早いうちに自分と向き合い、自分で答えを出しておこう

自分で答えを出すこと、これが苦手な人はたくさんいます。
私は今現在、アプリサービスの企画を通じて、25-35歳のはたらく男女の方々に
「自分の立ち位置を知り、可能性に気付いてもらう」
ことを目的に試行錯誤の日々を送っています。

その中で、20代から30代の方々のお話を伺うのですが、自分で何かしらの答えを見つけることが苦手な方が本当に多いです。
社会人になると毎日のお仕事が忙しく、自分と向き合う時間がまったく取れない!という声も聞きます。

だからこそ、学生時代など、少しでも早いうちに自分の答えを出していただき、自分だけの軸を持っていただけたらと思っております。 自分の好きなことがきっかけなら、そんなに難しくはないと思いますので、ぜひ、一度ご自身と向き合ってみてください。

ということで、今回はこのあたりで失礼します。
次回は実際にそれぞれの会社でどんな経験をしてきたか?をベースにお話しさせていただけたらと思います。 ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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