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【未経験からIT業界へ】教育学部からSIer企業に入社した理由とは?

  • インタビュー
  • 2026.07.23
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プロフィール

再春館システム株式会社 人事部 今井さん
大阪教育大学 教育学部 2026年卒 塩田さん

【企業概要】
多くの人々に長年愛用されている基礎化粧品「ドモホルンリンクル」を手掛ける株式会社再春館製薬所のグループ会社の一つ。独立系ITベンダーとしてシステムインテグレーションを通じた企業の課題解決に取り組んでいます。

目次

    未経験でも大丈夫?教育学部生が抱いた「IT業界への挑戦」という意外なきっかけ

    ――就職活動を始めた当初、どのような業界や職種に目を向けていたのでしょうか?

    塩田さん(26卒/社会人3ヶ月目):最初は、お客様と近い距離感で働けるメーカーや不動産を中心に見ていました。誰のために仕事をしているのかが明確にイメージできる環境に惹かれていたんです。

    ――なるほど。そこからIT業界へ舵を切ったきっかけは何かあったのですか?

    塩田さん(26卒/社会人3ヶ月目):実は、私は大学で教育学を専攻していたのですが、教育実習の現場で子どもへのIT教育が急速に進んでいる現状に直面したことが大きかったです。実際に現場に立ったとき、子どもたちに最新のデジタルツールやその活用法を教えるための知識が自分に全くないことに気づきました。「自分がもっと知識を持っていれば、子どもたちに伝えられることがあるのに」と思い、それならばいっそ、その根幹となるIT業界に飛び込んで知識を身につけるのが一番手っ取り早いと考えたんです。

    ――教育への情熱が、IT業界への挑戦の原動力になったのですね。今井さん、その話を聞いて採用担当者としてどう感じましたか?

    今井さん(人事):正直に言うと、最初はハラハラしましたよ(笑)。「ITの知識を習得したら、いつか先生になるために転職しちゃうんじゃないかな」って。でも、それくらい教育現場への思いが強いというのは、塩田さんの強みだと感じました。IT×教育業界のパイオニアとして、そうした熱意ある学生が弊社に新しい風を吹かせてくれることには大きな期待を寄せています。

    フィットネスジムのアルバイトから見えてきた自分の「就活軸」

    ――塩田さんは教育学部からIT業界への挑戦ということで、どのような軸で企業を探していましたか?

    塩田さん(26卒/社会人3ヶ月目):ワークライフバランスや将来性に加えて、「自分の経験を活かせるか」という軸で企業を探していました。私は学生時代、フィットネスジムでアルバイトをしていたのですが、お客様の体質や生活習慣、目標、悩みは人それぞれです。だからこそ、まずは対話を通じて課題を整理していきました。その内容を踏まえて最適なダイエットプランを提案し、最後まで結果にコミットしていました。「お客様の悩みを聞き、ダイエットプランを提案し、結果にコミットする」という一連のプロセスが、SIerの業務に非常に似ていることに気づいたんです。

    ――フィットネスとITシステム開発。一見遠い存在に思えますが、どうやってその共通点を見出したのでしょうか?

    塩田さん(26卒/社会人3ヶ月目)今井さんとの面談を通じて、自分に合う仕事を一緒に整理していきました。IT業界にもさまざまな業種があることを教えていただき、その中でもSIerは、お客様と対話しながら課題を整理し、最適な解決策を考える仕事だと知りました。その仕事の進め方が、アルバイトでやりがいを感じていた経験と重なり、「これなら自分の強みを活かせる」と感じたんです。

    今井さん(人事):私たちの仕事は、ただシステムを構築するのではなく、お客様とのコミュニケーションを通じて課題の本質を見つけ出し、ITという手段で解決へ導くことです。その姿勢は、塩田さんがアルバイトで相手の立場に立ち、信頼関係を築きながら課題解決に取り組んできた経験と同じだと感じました。

    「キャリアノートは第一印象」本気のキャリアノートがスカウトに繋がった理由

    ―― dodaキャンパスでの出会いについて教えていただけますか?

    塩田さん(26卒/社会人3ヶ月目)IT業界に興味を持ったきっかけは、dodaキャンパスの「AIデータサイエンスプログラム」に参加したことでした。未経験の自分を見つけてもらうため、「キャリアノートは企業への第一印象を決める大切な入口だ」と考え、作成にはかなり力を入れました。

    今井さん(人事):実は当時、検索条件をかなり細かく絞り込んで学生を探していたんです。検索結果に出てきた数十名全員のレジュメを一つひとつ丁寧に読み込んでいく中で、熱意をもって書かれたキャリアノートと、プログラム参加を示す認定マークが目に留まりました。

    ――塩田さんのキャリアノートを見てどう感じましたか?

    今井さん(人事):当時のプロフィール写真を見て「元気そうだな」というのが第一印象です。そのあとレジュメを読み込んでいくと、自己PRの冒頭に「私はコミュニケーションとリーダーシップには自信があります」と力強く書いてあったんです。多くの学生が「私の強みは~です」というスタンスで書く中で、自分の強みを明確に言い切れる姿勢に惹かれました。

    ――学生にとっては「自信がある」と断言するのは勇気がいることですよね。

    今井さん(人事):プロフィールの最後に「コミュニケーションを大切にしています」とも書いてあり、塩田さんに入社していただけたらお客様との会話のなかで本当の課題を深掘りできる人材になれるのではないかと思いました。

    ――再春館システムではコミュニケーション能力が必要な業務が多いのですか?

    今井さん(人事):そうですね。どの企業においても重要だとは思うのですが、弊社でも重要だと考えています。お客様とのコミュニケーションを通じて、「なぜそのシステムや仕組みが必要なのか」といった本質的な課題を見つけていくことで、本当の意味でお客様への貢献ができると思います。

    ――どんな学生と一緒に働きたいと考えているのですか?

    今井さん(人事):システム開発はボタンを押せば納品完了になる場合もあり、納品時にお客様と直接お会いできないこともあります。自分が関わったシステムがお客様から褒められたときに、自分のことのように喜べる共感性を持った学生と一緒に働きたいと思っています。例えば、自分の推しが誰かから褒められたときに、自分の事のように喜べるみたいな(笑)。

    就活では、技術よりもマインドを重視して見ています。技術は入社後に身に付けられますが、人間性は生まれ持ったものが大きいと思うので。自分がシステムエンジニアとしてどんなことを実現したいのかというビジョンをもっていること。そのビジョンが弊社の理念に合っている方は、弊社との親和性が高いと思っています。

    文系だからエンジニアは無理?採用担当者が語る、学部よりも大切な「本質的な強み」

    ――文系出身でIT業界へ進むことについて、学生から悩みの声を聞くことも多いのですが、再春館システム様ではどうお考えですか?

    今井さん(人事):文系・理系というのは、単に学んでいる学科が分かれているだけの指標に過ぎないと思っています。論理的思考に長けた文系の方もいれば、高いコミュニケーション能力を持った理系の方もいます。文系だからエンジニアになれないなんてことはなく、自分がやりたいことを探すのがいいと思います。例えば、上流工程と呼ばれるようなシステム開発の現場では、文系学生がこれまで学んできたことや、文脈を読み解く力が武器になる場面が非常に多いのです。

    ――塩田さんは実際に未経験での入社に不安はありませんでしたか?

    塩田さん(26卒/社会人3ヶ月目):最初は不安でした。ですが、面談で未経験でもやっていけるかを相談した際には「スタートダッシュは経験者のほうが速いが、入社してからが本番だから大丈夫」とエールをもらい、不安を払拭するために質問に真摯に答えていただいたことをよく覚えています。

    直接会って確信した。「ここでなら働けそう」と心から思えた、会社とのリアルな出会い

    ――塩田さんが、数ある企業の中から最終的に再春館システムを選んだ一番の決め手は何だったのでしょうか?

    塩田さん(26卒/社会人3ヶ月目):未経験で不安だったからこそ、再春館システムで働く方々の「人の良さ」に惹かれたこと、そして就活の軸である「自分の経験を活かしてお客様の課題解決をすること」に取り組める環境だと確信できたことが大きな決め手でした。

    ――なぜ人の良さを重視していたのですか?

    塩田さん(26卒/社会人3ヶ月目):大学時代、厳しい上下関係の中で業務をした経験があり、わからないことを質問しづらいと感じたことがあります。もし社員同士の距離が遠い企業に入社したら、未経験の自分は気軽に質問できず、困ることが多くなるのではないかと思いました。

    また、就活の軸の一つとして「自分の経験を活かせる環境」を重視していたため、相談や意見を発信しやすい環境は大切だと考えていました。そのため、就職活動では企業の雰囲気を特に意識して見ていました。

    ――実際に社員の方と会ってみてどうでしたか?

    塩田さん(26卒/社会人3ヶ月目):内定前に関西の事業所を見学させていただいた際、現場の皆さんが温かく迎えてくださり、プレゼンをしてくださったんです。事業所長と新入社員の方がフラットに会話している様子を見て、未経験の自分でもやっていけそうと前向きに感じました。「ここでなら、自分らしく働けそうだ」という確信が、最終的な決断になりました。

    ――入社して4ヶ月目に入りますが、実際に働いてみてどうですか?

    塩田さん(26卒/社会人3ヶ月目):今は研修中なのですが、とても手厚い環境で学べていると感じています。先輩社員の方にもチャットツールで気軽に質問できるので、わからないことをすぐに解決できます。研修中でも一社員として接していただける環境があり、「再春館システムに入社して良かった」とあらためて実感しています。

    ITはあくまで手段。自分だけの「やりたいこと」を追求する就活へ

    ――最後に、今就職活動に悩んでいる学生に向けて、お二人からメッセージをお願いします。

    塩田さん(26卒/社会人3ヶ月目):就活を人生の分岐点のように感じて、迷うことや悩むことも多いと思います。企業もたくさんあって選ぶのが大変だと思いますが、私は面接や面談で自分らしさを出せる企業が、長く働くうえでいいと思います。等身大の自分で、就活生の皆さんも頑張ってください!

    今井さん(人事):内定のために自分を大きく見せてしまうと、入社後に一緒に働く先輩や上司が「思っていた人と違った」とギャップを感じてしまうことがあります。だからこそ、等身大の自分を評価してくれる企業と出会えることを願っています。あとは、就活と学業の両立も大切。体調には気を付けてくださいね。

    ――おふたりとも本日は、どうもありがとうございました!

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