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被災された方の声からアプリ開発を決意。災害支援アプリで必要な支援を確実に届けたい!

  • インタビュー
  • 2025.03.26
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プロフィール

優秀賞受賞
企画名:「HELP+ENプロジェクト」
サイバー大学 IT総合学部 1年
川本 真瑳 さん

※本記事は「キャリアゲートウェイ2024-アイデアコンペティション」の受賞者インタビュー記事です。

本コンペは、「大学低学年のうちに実践的な経験を経て、さらに学びや経験を深めてほしい」という考えのもと、大学1,2年生を対象に腕試しと成長機会を提供するべく開催されました。

「SDGs課題をアプリで解決」をテーマに、興味のあるSDGs課題を選択し、解決策を提案。多くの素晴らしい企画の中から、最優秀賞(1組)、優秀賞(2組)、企業賞(14組)、審査員特別賞(2組)の計19組が表彰を受けました。

この記事では、受賞企画の内容から、ビジコン参加の理由や参加によって得られた経験まで、受賞者の声をお届けします。

ITテクノロジーを活用して人と人の心をつなぎたい!

――「キャリアゲートウェイ2024-アイデアコンペティション(ビジコン)」に出場したきっかけを教えてください。

大学のWebサイトで「アイデアジャーニー」を知ったことがきっかけでした。大学1,2年生を対象に、ビジネスを学びながら企画を作ることができるプログラムに魅力を感じ、挑戦してみたいと思い応募しました。

最初はビジネスコンテスト自体に特別な興味があったわけではなかったのですが、過去の経験や大学での学びから「ITテクノロジーを活用して人と人の心をつなぎたい」と考えていたため、この機会を活かせるのではないかと思い、挑戦を決意しました。

企画を考えるなかで、能登半島地震で被災された方のお話を伺う機会があり、「実際に役立つサービスを作りたい」という思いが強まりました。その後、アイデアを深めるうちに「これは本当に実現させたい」という気持ちが強くなり、ビジネスコンテストに向けてのプレゼン資料作成に本格的に取り組むようになりました。

――ビジコンで発表したアプリの内容について教えてください。

「HELP+EN」という、「助けが必要な人に、必要な助けを届けること」を目的とした災害支援アプリを考案しました。コンセプトは 「いつも、いつでもあなたのそばに」 。自治体・企業・被災者をつなぎ、災害時の物資不足や食料不足を解消する仕組みを提供します。

アプリの主な機能は以下の3つです。


【1】物資支援機能

ユーザーがアプリ内で物資支援のリクエストを確認し、必要な物資を送付することができます。物資支援はポイントで行うこともでき、アプリ内でアンケート回答や備蓄登録を行うことでポイントを獲得。このポイントを使って「物資を届けたい」とリクエストすることで、提携企業が必要な物資を適切な地域に届けることができるようにしました。
支援物資のリクエストはマップ上で可視化されるため、自治体・企業・ボランティアがスムーズに対応できます。

被災者側は、AIによって自動生成された物資のリストの中から必要なものを選ぶだけで、簡単に物資の申し込みが可能。配送は、全国のコンビニや物流倉庫を拠点とする非接触型の受け取りシステムを採用し、効率的な支援ができるようにしています。


【2】避難サポート機能

災害発生時の情報提供や避難所への誘導をサポートします。また被災者同士の情報共有・コミュニケーションの場を提供することで、孤独感や不安を軽減できるようにしました。


【3】ローリングストック管理機能

災害時だけではなく日常にも使える機能として、日常的に備蓄品の賞味期限や消費状況を管理できます。


収益モデルの設計に関しては多くの試行錯誤がありましたが、自治体や企業がアプリをリースし、住民が無料で利用できる仕組みを採用。また、アプリ内に広告を導入し、その収益の一部を被災地支援に回すモデルを考案しました。

――今回の企画を考えるうえで大変だったことは?

最も苦労したのは、アンケートの収集でした。ビジネスコンテストの過去の受賞者の資料を見ると、100人以上のアンケート結果を得ている方も多く、どのように情報を集めるかが大きな課題でした。

そこで大学生メンターに相談したところ、SNSの活用を提案していただき、初めてInstagramにも挑戦。また、学生テックコミュニティ「PlayGround」のメンバーにも協力を依頼し、アンケートの回答を得るだけでなく、アプリのプロトタイプを使ってもらい、多くのフィードバックを集めることができました。

いつも励ましてくれたメンターの言葉が自信を持つきっかけに

――今回ビジコンに参加して、学んだこと、得たことは?

このビジコンを通じて、たくさんの人とのつながりが生まれました。メンターや大学の先生、アンケートに協力してくださった方々など、多くの方に支えられていることを実感しました。また受賞したことで、大学の方々からお祝いのメッセージや、インタビューの機会をいただいたことで、自分の取り組みが社会に認められていることも実感できました。

最終プレゼンまでには苦労もありましたが、この経験を通じて、問題を深く掘り下げる力、論理的に説明する力、そして自分自身や被災された方の想いをビジネスとしてどう形にしていくかということを学びました。メンターのサポートを受けながら、より効果的なアプローチを学ぶことができたのも大きな収穫でしたね。

dodaキャンパスのメンターさんは、常に温かい言葉をかけてくださいました。特に印象的だったのは、「絶対大丈夫」「落ち着いて」といった励ましの言葉です。会場での最終プレゼン本番前に緊張していた私に、何度も安心感を与えてくれました。また、プレゼン後には「川本さんの強みは、こういうところだよ」と具体的に褒めてくださり、自信を持つきっかけとなりました。

実際に災害時に役立てられるように。実用化に向け準備中

――この経験をこれからの大学生活でどのように活かしたいですか?

まずは、このプロジェクトの実現に向けて、必要な勉強を進めていきたいと思っています。今後はさらなる仲間を見つけ、本格的にアプリの開発に向けて動いていく予定です。そして、将来的には、貧困や災害に直面している人々に少しでも役立つアプリを届けることを目指していきます。

――次年度の参加者に向けてメッセージをお願いします!

まずは走り始めてみてほしいです。私も最初はビジネスの知識がまったくなく、「マネタイズ」という言葉を聞いたときは「どうしよう…ビジネス用語がわからない」と戸惑いました。しかし、一歩踏み出してみることで、たくさんの人に支えてもらい、学びながら成長することができました。挑戦する中で、メンターやほかの参加者とのつながりが生まれ、新しい視点を得られることが、このビジコンの魅力だと思います。

「やったことがないからできないかも」と思うのではなく、まずは挑戦してみることが大切です。きっとすばらしい経験になるはずです。一緒に頑張りましょう!

※掲載情報は2025年2月時点の内容です。

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