企業からのオファーを見逃さない! dodaキャンパス公式アプリ ダウンロード

「てまえどり」をしたくなるアプリで、食品ロス問題に立ち向かう

  • インタビュー
  • 2024.04.24
  • Xアイコン
  • LINEアイコン

プロフィール

人事院賞受賞
企画名:「Today Food 〜「てまえどり」でポイントゲット〜」
名古屋国際工科専門職大学 情報工学科 2年
鈴木 愛歩さん

※本記事は「[キャリアゲートウェイ powered by dodaキャンパス]ービジネスコンテスト2023」の受賞者インタビュー記事です。

本ビジネスコンテストは、「大学低学年のうちに実践的な経験を経て、さらに学びや経験を深めてほしい」という考えのもと、大学1,2年生を対象に腕試しと成長機会を提供するべく開催されました。

「SDGs課題をアプリで解決」をテーマに、興味のあるSDGs課題を選択し、解決策を提案。多くの素晴らしい企画の中から、最優秀賞(1組)、優秀賞(2組)、企業賞(16組)、審査員特別賞(1組)の計20組が表彰を受けました。
この記事では、受賞企画の内容から、ビジコン参加の理由や参加によって得られた経験まで、受賞者の声をお届けします。

目次

    周りの友人から刺激を受けて、ビジコンへの参加を決意

    ――「キャリアゲートウェイ ビジネスコンテスト2023(ビジコン)」に参加したきっかけは?

    ビジコンに積極的に参加している大学の友人に触発されて、自分も2年生のうちに参加してみようと思ったのがきっかけです。私が通っている大学には就職を意識した実践的なカリキュラムが多く、授業のプログラムを通してビジネスコンテストに参加する学生もいます。2年生で参加できるコンテストを探していて今回のビジコンを見つけて、自分の力で何かを成し遂げる経験をしてみたいという気持ちで参加しました。

    ――ビジコンで発表したアプリの内容について教えてください。

    商品棚に陳列されている商品を購入するときに、手前に置かれた販売期限の近い商品を選んでもらう購買行動のことを「てまえどり」といいます。コンビニやスーパーを利用するときの「てまえどり」を促すことで、食品ロス削減に貢献するアプリを考えました。

    このアプリを使って賞味期限や消費期限が近い商品を購入することでポイントがつき、それを使って割引を受けることができます。さらに、購入した商品情報に基づいて自動で献立作成をしてもらえるのも大きな特徴です。

    お店での消費者行動をもとに「てまえどり」にフォーカス

    ――なぜこの企画テーマを選んだのでしょうか?

    以前コンビニを利用した際に大量のおにぎりが廃棄されている光景を目にしたことがあり、漠然と食品ロスへの問題意識がありました。食品ロスについて調べていくと「てまえどり」というキーワードにたどり着きましたが、一方でコンビニのお客さんを見ると、棚の奥にある商品、つまり賞味期限が長い商品を取っていく姿がまだ見られます。世の中の流れとして「てまえどり」の重要性が高まっている反面、まだこの考えが浸透していないことから、「てまえどり」に焦点を当てて企画を進めました。

    ――アプリの機能面で力を入れたポイントを教えてください。

    特に力を入れたことは、大きく3つあります。1つ目は、てまえどりを継続して実践してもらうための仕組みづくりです。ユーザーに気に入って使い続けてもらえるために、アプリを継続的に使う特典として、商品の値引きチケットもしくはポイント還元率アップという選べる特典を用意しました。

    2つ目は、購入した食材を使った献立メニューを探せる献立機能です。リサーチをしてみると今回の企画と類似するアプリも多くあったので、類似サービスと差別化するためにこの機能を考えました。お店で購入した商品をタップすると料理が一覧で表示され、献立決めに悩まずに賞味期限が近い食材を消費できます。

    keyboard_arrow_up