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廃棄食材のアップサイクルでフードロス問題を解決する!

  • インタビュー
  • 2024.04.10
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プロフィール

優秀賞
企画名:「1つ」の無限の可能性
創価大学 国際教養学部 1年
奥田 華恵 さん

※本記事は「[キャリアゲートウェイ powered by dodaキャンパス]ービジネスコンテスト2023」の受賞者インタビュー記事です。

本ビジネスコンテストは、「大学低学年のうちに実践的な経験を経て、さらに学びや経験を深めてほしい」という考えのもと、大学1,2年生を対象に腕試しと成長機会を提供するべく開催されました。

「SDGs課題をアプリで解決」をテーマに、興味のあるSDGs課題を選択し、解決策を提案。多くの素晴らしい企画の中から、最優秀賞(1組)、優秀賞(2組)、企業賞(16組)、審査員特別賞(1組)の計20組が表彰を受けました。
この記事では、受賞企画の内容から、ビジコン参加の理由や参加によって得られた経験まで、受賞者の声をお届けします。

目次

    「ビジネスについて学びたい」という思いで挑戦を決めた

    ――「キャリアゲートウェイ ビジネスコンテスト2023(ビジコン)」に参加したきっかけを教えてください。

    きっかけは、夏に参加したキャリアゲートウェイのサマーフェスでした。当時、将来の進路で悩んでいたので、何か興味のある分野が見つかるといいなと思って参加して、そこでビジコンのことを知りました。

    ビジコン参加を決意したのは、アルバイト先の旅館での体験です。アルバイト先では、お客さまに興味を持っていただくためにいろいろなイベントを企画していました。イベントを通じてお客さまに喜んでいただき、さらにお客さまの輪が広がっていく。この良いサイクルを実際に目にしたことで、ビジネスで誰かを幸せにできる可能性を感じました。ビジコンに参加したのも、「ビジネスについてもっと学んでいきたい」という思いが強かったです。

    ――ビジコンで発表したアプリの内容について詳しく教えてください。

    「アップサイクル」という新しい考え方を訴求するショッピングアプリ「UP!」を企画しました。タイトルは、「『1つ』の無限の可能性」です。アップサイクルは、リサイクルの発展版のようなコンセプトで、廃棄予定の製品の特徴を生かしつつ、新たな価値を与えて、別のものにつくり替えることを指します。

    私はもともと「食」に強い興味があり、フードロス問題への取り組みなどにも関心がありました。調べていくうちに、廃棄食材から新たな価値を生み出す方法として、アップサイクルという考えを知り魅力を感じました。しかし、アップサイクル商品の認知度はまだまだ高くありません。そこで、アップサイクル商品に特化したショッピングアプリをつくり、この考えを広く社会に訴求することを考えました。

    アップサイクルの当事者に話を聞くことで世界が広がった

    ――今回のビジコンに参加してよかったと思うこと、学べたと思うことはありますか?

    アップサイクルの最新動向を詳しく知るために、「OKARADA(R)」というおからを使ったスーパーフードのブランドを運営している久保恵理さんにお話を聞きました。私は、久保さんのことをYouTubeで知り、電話でアポを取り、話を伺ったのですが、そこから大きく世界が広がりました。久保さんは、日本におけるアップサイクルフードの先駆者のような方で、海外の動向などについても教えてもらうことができました。

    自ら電話でコンタクトをとることはとても勇気のいる行動でしたが、自分の殻を破って、一歩踏み出すことで、どんどん世界が広がっていくことに気づけた経験となりました。YouTubeなど日常にも自分の世界を広げる機会が埋まっていることにも気づけて、行動することで新しいつながりをつくれるワクワク感は本当に新しい体験でしたね。

    また、私にとって、この企画は本当に思い入れがあり、プレゼン資料も愛情をかけてつくりました。今回、優秀賞をいただくことができ、真剣に誠実にやってきた努力は、決して無駄にはならない、誰かが見てくれていることを改めて知り、大きな自信にもなりました。

    ――今回の企画を考えるうえで大変だったこと、苦労したことは?

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