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自分が受けられる社会保障制度を、簡単に検索できるアプリをつくる!

  • インタビュー
  • 2024.04.03
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プロフィール

企業賞(エーザイ株式会社)受賞
企画名:「社会保障検索アプリ『ウェルサーチ』」
東京工科大学 コンピュータサイエンス学部 1年 K.Y. さん
大妻女子大学 社会情報学部 1年 岸岡 優果 さん
専修大学 経済学部 1年 園崎 清晃 さん
日本大学 法学部 2年 山田 量子 さん

※本記事は「[キャリアゲートウェイ powered by dodaキャンパス]ービジネスコンテスト2023」の受賞者インタビュー記事です。

本ビジネスコンテストは、「大学低学年のうちに実践的な経験を経て、さらに学びや経験を深めてほしい」という考えのもと、大学1,2年生を対象に腕試しと成長機会を提供するべく開催されました。

「SDGs課題をアプリで解決」をテーマに、興味のあるSDGs課題を選択し、解決策を提案。多くの素晴らしい企画の中から、最優秀賞(1組)、優秀賞(2組)、企業賞(16組)、審査員特別賞(1組)の計20組が表彰を受けました。
この記事では、受賞企画の内容から、ビジコン参加の理由や参加によって得られた経験まで、受賞者の声をお届けします。

目次

    dodaキャンパスのゼミコミュニティで知り合ったチームで参加

    ――「キャリアゲートウェイ ビジネスコンテスト2023(ビジコン)」に参加したきっかけを教えてください。

    山田:私は去年も参加していて、2度目のチャレンジです。もともとは、人前で話すのが苦手なので、これを克服したいと思って参加を決めました。前回は個人で参加したので、今回はdodaキャンパスのゼミコミュニティで知り合ったチームでの参加という新たな挑戦になりました。

    園崎:私も含めほかの2人は、キャリアゲートウェイのサマーフェスに参加したときにビジコンの告知を見て、興味を持ちました。ビジコンの経験は就職活動でも有利になるかなと思ったことも参加の理由の1つですね。

    ――ビジコンで発表したアプリの内容について教えてください。

    山田:社会保障検索アプリ「ウェルサーチ」という、自分が受けられる行政の社会保障制度を簡単に検索できるアプリです。発案者は私で、背景には個人的な経験があります。私は現在、給付型奨学金を借りて大学に通っているのですが、高校の先生からのアドバイスがなければ、この制度を知らず、大学に通えなかった可能性もあります。そういう状況を改善するアプリがあれば、助けられる人がいるのではないかと考えました。

    園崎:山田さんのアイデアを聞いて、実際にありそうでなかったアプリだったので、みんな「いいね!」と賛同して、企画として出すことになりました。各自治体の社会保障制度の説明は、市役所などに足を運べば理解ができますが、ネットで調べてもわかりづらいことが課題としてあります。

    岸岡:ネット上では制度が一覧で出てくるケースが大半なので、自分が利用できるかわからないという課題もあります。このアプリであれば、年齢や性別、家族構成などを入力すれば、自分が利用できるものを提案してくれるので、課題の解決につながるとともに、ほかにはないアプリになると考えています。

    課題もすべて学びに。これからの成長につなげる

    ——今回の企画を考えるうえで大変だったことは?

    山田:「奨学金などを調べられるアプリがあるといいなぁ」というなんとなくのアイデアからスタートしたので、そこからSDGsの課題とマッチさせたり、アプリとして資金調達について考えたり……といった企画にリアリティを持たせるプロセスが大変でしたね。

    加藤:やはり企画を成立させるためのアイデア出しには苦労しました。日常生活のなかで社会課題の解決について考えたことなどなかったので、企画をSDGsの課題につなげる作業から気づきも得られましたね。

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