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街中に設置した「宅配ボックス」で「再配達」の課題を解決したい!

  • インタビュー
  • 2024.03.27
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プロフィール

TOPPAN賞受賞
企画名:「アドシェア−配送を変える宅配ボックス−」
創価大学 国際教養学部 2年
村瀬 侑水 さん

※本記事は「[キャリアゲートウェイ powered by dodaキャンパス]ービジネスコンテスト2023」の受賞者インタビュー記事です。

本ビジネスコンテストは、「大学低学年のうちに実践的な経験を経て、さらに学びや経験を深めてほしい」という考えのもと、大学1,2年生を対象に腕試しと成長機会を提供するべく開催されました。

「SDGs課題をアプリで解決」をテーマに、興味のあるSDGs課題を選択し、解決策を提案。多くの素晴らしい企画の中から、最優秀賞(1組)、優秀賞(2組)、企業賞(16組)、審査員特別賞(1組)の計20組が表彰を受けました。
この記事では、受賞企画の内容から、ビジコン参加の理由や参加によって得られた経験まで、受賞者の声をお届けします。

目次

    物流の課題解決につながるサービスを

    ――「キャリアゲートウェイ ビジネスコンテスト2023(ビジコン)」に参加したきっかけを教えてください。

    昨年のこの大会で優秀賞を獲得した友人から話を聞いて「私もやってみたいな」と思って挑戦しました。大学に、外部のビジネスコンテストに挑戦する仲間が集まる「自主ゼミ」があって、そこに参加していたこともきっかけになったと思います。学部1年次は、就職のことをまったく意識していなかったので、まわりの仲間を見ながら、自分から行動しないと環境は変わらない!と思って、出場を決めました。

    ――ビジコンで発表したアプリの内容について教えてください。

    「アドシェア−配送を変える宅配ボックス−」というビジネスプランを考えました。これはアプリだけでなく、物流の課題を解決するトータルソリューションの提案です。コロナ禍を経て、宅配便は年間数百万個単位で増加しています。しかし、解消されない高い再配達率や労働力不足など、物流業界はさまざまな課題を抱えています。

    そこで、「置き配」や「宅配ロッカー」の設置など、業界大手企業がさまざまな解決策を考えていますが、そのサービスを利用できない人もいます。そこで、「一度登録すれば、あとは細かい手続きも不要で配達物をまとめて入れておけるロッカーが家の近くにあれば良いのではないか」と考えました。

    宅配システムが若い世代向けにカスタマイズされていない

    ——ビジネスモデルを詳しく教えてください。

    現状では、「宅配可能時間に在宅が難しい人」「近所に宅配ボックスがない人」「置き配できない環境の人」などが、物流の課題から置き去りにされています。そこで、ジュースの自動販売機のように街のあちこちに宅配ボックスを設置して、その一角を自分専用に使うようなモデルを考えました。

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