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【イベントレポート】はたらくのリアルがわかる CAREER Talk Garden 第1回「コニカミノルタ株式会社、株式会社博報堂プロダクツ、トレンドマイクロ株式会社」

  • 業界・企業研究
  • 2019.10.24

皆さんは「はたらく」と聞いて、どういったイメージを持っていますか?

「世の中の役に立ちたい!」「新しい出会いや世界が広がる!」「自己実現ができる!」といったポジティブな意見から、「忙しくて自分の時間がなくなりそう」「人間関係が大変そう」などのネガティブな意見もあるはずです。特に就職活動が本格化する前の大学1・2年生であれば、なおさら「はたらくのリアル」がイメージしにくいのではないでしょうか?

就職活動前の今だからこそ、様々な業界の「はたらくのリアル」を知って視野を広げて欲しい!明日からの大学生活を充実させるヒントを持ち帰って欲しい! そんな思いで、大学1・2年生に向けて「はたらくのリアル」がわかるキャリアトークイベント「CAREER Talk Garden」の第1回(全3回)を2019年8月30日(金)に開催しました!

記念すべき第1回では、精密機器メーカーのコニカミノルタ株式会社、総合広告制作会社である株式会社博報堂プロダクツ、ソフトフェア企業のトレンドマイクロ株式会社をゲストにお迎えして、開催しました。これからの大学生活を充実させるヒントになるように、当日の様子をお届けします。

「学生時代にもっと視野を広げたかった」先輩たちの声

司会者から、今日のイベントを通じて「夏休み明けの授業の学び方、友達との会話、CMの見方が変わったり、企業ホームページを見てみたり、難しいことではなくて、日々の何気ない行動に変化があると嬉しい!!これからの自分の未来・キャリアに繋がっていくキッカケにして欲しい」というメッセージでイベントがスタートしました。

まずは、dodaキャンパス事務局の岡本から、ミニ講演として「はたらくのリアルを知る/興味を持つ」ということの大切さを伝えました。社会人の先輩たちも最初は「楽しく働きたい!」「仕事とプライベートを両立したい!」「人のためになる仕事がしたい」と思って入社するのに、20代、30代と進むにつれ、「はたらくことが楽しくない」と多くの社会人が思っているようです。

そんな中、先輩たちからは「学生時代にもっと色々な業界や仕事に視野を広げておきたかった」というリアルな声が聞こえてきます。社会に出たからこそ知れる情報もありますが、もっと早い段階で知っていれば・・・と思える、「もったいない」経験をした人も多い。

「もったいない」そんな状況を避けるためにも、「色々な事に興味を持って、知る機会をどんどん作ってください」と伝えたところ、会場前方のモニターに学生の方から「視野を広げるにはどんなことをするといいですか?」といった質問が、"Sli.do"というWebサービスを通じて投稿・リアルタイムに映写されました。

ここから、登壇者の方とのトークセッションが始まっていきます。

「自分が大学生なら、どんなことをやりたいですか?」トークセッション

▲左から、大坪さん(博報堂プロダクツ)、水内さん(トレンドマイクロ)、小林さん(コニカミノルタ)

各企業の皆さんに登壇頂いたところで、まずは自己紹介と簡単な事業説明。その後は学生の皆さんからのSli.doでの質問を映写しながら、トークセッションへ・・・。印象的なQ&Aを紹介します。
※以下、博報堂プロダクツ:博)、トレンドマイクロ:ト)、コニカミノルタ:コ)

Q:大坪さんと小林さんはスーツで登壇頂きましたが、普段はどんな格好でお仕事されているんですか?

▲コニカミノルタ株式会社 小林さん

コ)イノベーションをする企業だから、その場に応じた服を着るという方針で、基本的に自由です。一部、安全のために、製造をする部署は作業服ですね。

博)いい仕事、いいアウトプットが第一。カメラマンがネクタイしてカメラすると邪魔ですよね。自分がいい発想がしやすい服装で、となっています。

ト)見ての通りです(笑) ただ、お客様にお会いするときは、スーツだったり、相手に合わせます。社員はみんな大人だと思って自由にやらせています。

Q:表現が稚拙なんですが・・・エンジニアってブラックな職場のイメージが強いですが、どうなんでしょう?広告業界も同様の印象がありますが。

▲トレンドマイクロ株式会社 水内さん

ト)ぶっちゃけると、8~10年前はIT業界全体がブラック視されていましたね。ただ、今では働き方改革も進んで、IT業界はスキルアップもできる働きやすい業界になってきています。トレンドマイクロでも残業の平均時間は19時間なので、かなり働きやすいと思いますよ。
フレックス、在宅勤務もあります。3番目の子供が熱を出しまして、昨日ちょうど在宅勤務を利用しました。今日もフレックスを使って病院に娘を連れて行ってから出社しました。

博)仕事の時間を1日10時間に限定する、マックス10という制度があります。1日の勤務時間を10時間以内にして、どれくらい効率的に稼げるか。自分でタイムマネジメントして働く環境があります。
また、中抜けといって、仕事中に外出する人も多いですね。いい映画があると14時くらいにごそっと抜けていく、なんてこともあります(笑)

Q:ご自身が大学生に戻れたとしたら、経験しておきたいと思うことはありますか?

▲株式会社博報堂プロダクツ 大坪さん

博)まずは、いろんな会社を、人に流されず見る・聞く・労力をかけて調べることは大事。そして、企業を選ぶ際には、自分のことを知っておくこと。俺ってなんだ、何が好きか、どんな人間か。じっくり考えてから企業を選べるようにしてほしいです。
また、何か一つ没頭して、自分を磨く。ほかの人よりも勝ることをやっておくことですね。「あの〇〇をやってた子!」と印象的なブランドをつくるといいと思います。

コ)私自身、商社も旅行業界も就活では見ていなかったので、もうちょっと業界を幅広く見ればよかったなと思っています。また、プログラミング言語を学んで自分で動くものがつくれる、という状態になっていたら、もっと面白いことができたかも、と思っています。

ト)1つは英語。入社するために〇点必要、ということはないですが、やはり英語があることでチャンスがいっぱい広がります。出張で海外に行けたり、できるとできないではチャンスが違います。
2つ目は、インターンシップです。会社のイメージもわく、自分のモチベーションも上がる、面接で論理的に話せる、スキルも上がるなど、いいことがたくさんあるので、ぜひ参加してほしいですね。

Q:インターンシップは入りたい会社じゃないと意味がないですか?

博)うちの会社でインターンをやらなくても、他社で参加した学生が入社する、ということも多いですね。広告業界なら同じことを味わえると思うので、特定しなくてもいいと思います。

ト)たくさん受けたほうがいいです。「この業界に行きたい」と可能性を閉じるのはまだまだもったいない。例えば、昨日薬学部の学生と会いましたが、「トレンドマイクロに向いてるからインターンに来て!」と話したところです。無限の可能性があるので、興味本位でトライして、自分にあいそうなところを探す行動をしてほしいですね。

コ)限定せずに、行けるところは行ってほしいですね。その中でも、行きたい!と思っている会社には絶対行ってほしいです。自分にあわない、ということもあるでしょうし、逆に入社に向けてさらにモチベーションが上がったりもしますよ。

Q:インターンでも就活生が気にするコミュニケーション能力。みなさんはコミュニケーション能力って何だと思いますか?

博)チームで仕事をするので、ちゃんと的確にものを伝えること。ちゃんと聞き入れられる力。キャッチボールこそがコミュニケーションですよね。人前でプレゼンテーションがうまい、ということだけではないです。

ト)自分の言いたいことだけじゃなく、相手の気持ちにも入れるとさらにいいですね。相手に言いにくいような苦言でも、心を平然として伝えられることなど。

コ)私もみなさんと同じですが、スムーズにしゃべることじゃなくて、自分の思ったことや質問に対して伝えられるなどが大事だと思っています。

ほかにも、文系でもエンジニアになれるのか、働き方の特徴など、様々な質問に企業担当の皆様が率直に答えていきました。まだまだ聞き足りない学生の皆様に、直接対話する座談会コーナーに続きます。

各企業に分かれて、直接「はたらく」ことへの対話をスタート

"Sli.do"を使った質疑応答を終了し、その後は、各企業担当者の方を囲った対話をスタート。女性の活躍している部署は?学歴って関係あるんですか?デザインは専門学校で学んだほうがいいですか?などなど、より具体的な質問を投げかけていました。

「学歴は関係ないよ。大学名は隠してエントリーシートは見ているからね。気を付けてほしいのは、内容。コピペはすぐばれるよ!6割くらいは同じに見えるので、自分をアピールできるようにしてほしい」など、採用をしている人ならではの話も公開してくださいました。

スイッチが入った!これからの学校生活が変わるきっかけに

めいっぱい時間を使って、企業の皆様と学生の対話がひろがりました。大学1・2年生からキャリアのことを考えている学生だからこそ、今の学校生活から就活期に向けて知りたいことまで、様々な内容がやり取りされました。参加していた学生に声を聞いたところ、以下のようなコメントをいただきました。

先輩の体験記

  • スイッチが入りました!長期有給のインターンを探したりして、これから力をつけていきたいと思います。

    大学2年生・女性

先輩の体験記

  • 自分が何ができるのか、やりたいのかわからなかったので、今日はぜひ来たいと思っていました。これから考えていくヒントが得られました!

    大学2年生・女性

はたらくリアルを知ることで、授業やアルバイトの取り組み方が変わる

今回49名の大学1・2年生がイベントに参加してくれました。アンケート結果によると、イベント後に約30%の学生が「授業の学び方や取り方」に変化がありそうだ、と回答。 更に約26%の学生は「アルバイト」の取り組み方も変わりそうだと答えてくれました。
また、イベント参加前ではあまり知らず興味がなかった業界・企業に対して、多くの学生が登壇企業ではたらくことに憧れを感じ、参加企業・業界を就職活動時の候補先としたいと、回答しています。

最初に入る企業=ファーストキャリアは、自分のキャリアを形作る大事な一歩です。その大事な一歩をよりよいものにするには、早いうちから広く企業のことを知ることと、知ったことをきっかけに、普段の学校生活の中で自分の好きなことに取り組むことのようです。さらにdodaキャンパスでは、キャリアを考えるきっかけを届けていきますので、ぜひこれからもご期待ください!

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