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【就活生必見!】鉄道業界を徹底研究!仕事内容に加え、今後の動向や求められる人材を押さえよう

  • 業界・企業研究
  • 2019.07.01

就活生の間で、常に人気の高い“鉄道業界”。実際に、2019年の人気企業ランキングではJR東日本が10位に入っています。鉄道そのものに興味を持っていなかったとしても、将来性や知名度の高さに惹かれて志望する就活生は後を絶ちません。また鉄道業界では、鉄道事業以外に様々な事業に取り組んでいることも人気のひとつです。

そうした背景もあり、鉄道業界への内定は非常に高い倍率となっているのが事実。そんな状況で「なんとなく」鉄道業界を志望したとしても、内定は得られないでしょう。

そこで今回は、就活生から注目を集める鉄道業界の基本的な知識をはじめ、採用職種や今後の動向を解説します。しっかりと分析をし、就活前の下準備をしておきましょう。

鉄道会社の種類

鉄道業界とは、人やモノを運ぶための鉄道を運行している“鉄道会社”が中心である業界です。私たちが外出する際に鉄道を利用する機会が多いように、人々の生活を支える重要な存在であることは間違いありません。

鉄道会社は、経営母体によって主に4つの種類に分けられます。

鉄道業界の種類

■JR
JRは、かつての日本国有鉄道(国鉄)が分割民営化し、北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州と各地方で事業を展開。日本を縦断するほどの規模で運輸事業をおこなっています。

JR東日本の売上高は2兆9500億円、JR東海の売上高は1兆8220億円と、鉄道業界の中でも特に高い業績を収めていることがうかがえます。

例)JR山手線、JR中央線、JR埼京線

■私鉄
長距離での輸送を主におこなっているJRとは異なり、短距離の輸送が中心の私鉄各社。民間企業が運営しており、運輸事業のほかにも企業によってさまざまな特徴を持っています。

例)東京メトロ、京王電鉄、小田急電鉄、名古屋鉄道、阪急電鉄など

■第三セクター
地域開発や都市づくりに向け、国や地方公共団体(第一セクター)と民間企業(第二セクター)が協力して運営している鉄道会社は、第三セクターと呼ばれています。

例)ゆりかもめ、多摩都市モノレール、横浜シーサイドライン、大阪高速鉄道

■公営鉄道
公営鉄道は、地方公営企業や地方自治体が運営しています。比較的人口の多い自治体が、経営主体となる傾向にあります。

例)日暮里・舎人ライナー

鉄道業界の市場規模

総務省のサービス産業動向調査(2016年調査)によると、2016年に鉄道業界で働く人は約26万人、市場規模は約7.5兆円となっています。かつては景気後退により、レジャー需要が低迷、鉄道業界もその煽りを受けて減少を記録していましたが、近年は再び回復傾向にあります。

ただ利用者がいることが前提の業界ですので、少子高齢化や働き方改革などにより、利用者の減少が予測されていることも事実。利用者がほんのわずかである地方のローカル線が、廃線を余儀なくされるケースも珍しくありません。

だからこそ、鉄道業界は新たな収益源として、非鉄道事業に注力する傾向が年々強くなっています。では、具体的な非鉄道事業の内容について見てみましょう。

不動産事業

鉄道会社の中には、沿線の不動産事業をおこなう企業も少なくありません。土地開発をはじめ、マンションや戸建分譲など、人々の住環境をつくる事業により街づくりに貢献しているといえるでしょう。

二子玉川を通る東急田園都市地域では、交通事業の利便性向上、沿線開発などにより鉄道と不動産事業の相乗効果がうまれています。他の不動産事業にはない強みです。

観光事業

沿線にある観光地をアピールし、路線のイメージアップをはかる観光事業。たとえば小田急電鉄は箱根の特定エリアを自由にめぐることができるフリーパスの提供、周辺施設の優待など箱根の魅力を伝える事業をおこなっています。このように、鉄道を使う動機として“観光”をアピールしているのです。

広告事業

中吊り広告や電子広告など、電車内には多くの広告があふれています。多くの人の目に触れる場所として、あらゆる企業は広告の掲載を検討しているのです。

鉄道会社の旅行プランなど、一度は見たことのある広告はありませんか?近年、長期休暇には子どもを対象としたスタンプラリーといったイベントも実施されており、家族連れからも大きな反響を集めているようです。

クレジットカード事業

東京メトロは「To Me CARD Primeカード」、小田急電鉄は「OPクレジット」など、クレジットカード会社と提携し、オリジナルのクレジットカードを発行する鉄道会社が増加しています。さらにICカードと連動し、「鉄道を利用することで貯まったポイントで買い物ができる」といったサービスの提供もおこなっています。

流通事業

鉄道会社は百貨店やショッピングモール、アウトレットパークといった商業施設の運営もおこなっています。特に駅直結の“エキナカ”は特定の店舗を利用するためにその沿線を利用することにつながるため、各鉄道会社でも積極的に開発が進んでいます。駅弁フェアなど、一定のファンやニーズのあるイベントも特徴的です。

現場で働くだけじゃない!知っておきたい採用職種

一般的に、鉄道会社の職種は、“総合職”と“技術職”のふたつに分けられています。

総合職

総合職は運行ダイヤを考える、利用者のためにより良いサービス提供をおこなうなど、本社での勤務がメインの職種です。入社後、新入社員は研修の一環として現場で勤務を経験し、経営企画や営業、広報などの部署に配属することが多く、その後は2~3年のジョブローテーションにより非鉄道事業も含め様々な事業を経験できるようです。

現業職

駅員として駅の安全管理をおこなう、また車掌や運転士として鉄道を運転するほか、線路の施行や保守整備をおこなうことで、鉄道の安全を守る現業職。鉄道会社は、大学や大学院で専門的な知識を身につけた理系学部の学生を対象に募集することが一般的です。

鉄道業界で求められる人物像

鉄道業界では、“鉄道好き”を採用の対象として検討するケースはあまり見られません。「自分のやりたいことしかやらないのではないか」、「非公表の情報を周りに流出してしまうのではないか」といった懸念から、企業側は鉄道へ強い興味を持っている人に対して悪い印象を抱く傾向があるようです。

しかし必ずしも鉄道好きがマイナスになるわけではありません。仕事と趣味の区別をしっかりとし、鉄道業界の様々な部分にまで視野を広げることができればプラスになると言えます。鉄道好きだからこそ出てくるアイデアや、生まれる人脈もあるでしょう。

鉄道会社の業務は、自分だけで完結するものではありません。特に鉄道事業は車両を運転する人、整備を担当する人、運行管理する人など、さまざまな職種の人たちが連携しています。全員のチームワークが発揮されることでスムーズな運行が実現できているからこそ、コミュニケーション力は他の業界とも比べてなくてはならない要素です。

同じく鉄道業界を志望する人に必須なのは、時間管理能力。鉄道業界では、正確な時間を守ることが何よりも大切です。時間通りに電車が駅に到着し、発車するのは1秒単位で定められているダイヤがあるからこそ。日常的に遅刻をしてしまう人、時間通りに物事が進められない人は、改めて自己管理に目を向けると良いでしょう。

鉄道業界での志望動機の考え方・伝え方

まずは、“なぜ鉄道業界なのか”という点を明確にしましょう。ここで“鉄道が好きだから”、“幼い頃からの夢だから”など、鉄道事業にだけ絞った言い方をしないことが重要です。

先述の通り、利用者が減少している背景から鉄道会社は非鉄道事業に取り組む傾向が強くあります。そうした中で鉄道事業への熱い思いを語っても、ミスマッチの原因となる印象を与えてしまうでしょう。

そうではなく「鉄道インフラを支え、利用者にとってより便利な環境作りに携わりたい」など、鉄道業界でなければ叶わない明確な目標を定めるべきです。

さらに言えば、さまざまな鉄道業界の中から、その企業を選んだ理由を述べられなくてはいけません。それぞれの強みや特徴を事前に企業研究で把握し、誰もが納得できる志望動機をアピールできるよう努めましょう。

狭き門の鉄道業界。「どうしても」な強い意志を伝えよう

安定性や知名度を理由に、例年エントリー数が集中する鉄道業界。それだけライバルが多いということは、徹底した企業研究や志望動機の作り方は必須です。

「なんとなく」ではなく、「どうしても」という強い意志とともに、内定獲得に向けて就職活動を進めていきましょう。

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