dodaキャンパス活用事例 Vol.14
yurindo

地元の営業希望の学生にアプローチ
2か月間のオファーで3名を採用

株式会社有隣堂 / 小売

書店を中心に、音楽教室の運営や楽器・楽譜の販売、オフィス機器のサポートなど、総合小売業として関東を拠点に事業を展開する「有隣堂」。

コロナ禍を受けて例年よりも遅いタイミングで採用活動を開始した状況のなか、これまでの手法から切り替えて新たに採用ノウハウを蓄積するという方針で、2021年1月よりdodaキャンパスの利用を開始した。

規模:2,429名(2021年9月時点)
dodaキャンパスご利用の目的:営業職採用、採用ノウハウの蓄積

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       株式会社有隣堂 田中様 橋口様

この企業の活用ポイント

  • 営業職希望の学生にピンポイントでアプローチ
  • 入社可能性の高い地元学生を見つけるために出身高校の都道府県で検索
  • 個別面談で学生をファン化

①導入前の課題

例年よりも遅い活動開始

22卒の採用活動は遅めのスタートとのことですが、どのような背景がありましたか

今回はコロナ禍の不透明な状況の中、採用方針を決めるのに時間がかかりました。しかし、過去に採用活動を停止したことで人材の空洞化に直面したことがあるため、未来のために継続的に採用をするべきと考え直し、12月から、採用に向けて本格的に動き始めました。

ちょうど社長が交代したタイミングだったこともあり、今までのやり方を踏襲するのではなく、新しいことにチャレンジしようと、採用活動の方針も変わりました

それまでは長らく人材紹介にお世話になっていたのですが、なかなか自分たちにノウハウが溜まらない点に課題を感じ、新しい手法に切り替えることにしました。

②導入の決め手

『書店』のイメージでは惹きつけられない学生にアプローチできる手法を

そのなかで「dodaキャンパス」を選ばれた理由を教えてください

学生人気の高い企業と競合しても、なかなか勝つのは難しいと感じていたので、弊社を選んでくれそうな人が多いサービスを使おうと考えました。募集職種は営業職だったのですが、「有隣堂」は書店のイメージが強いため、こちらからアプローチしない限りは営業職を希望している学生とは出会えないとも考えていました。

そのため、細かくターゲティングができ、こちらからオファーができるという点に魅力を感じ「dodaキャンパス」の導入を決めました。

初めての取り組みのため、カスタマーサクセスの方からアドバイスがいただけるという点も、決め手になりました。

③導入した結果

例年よりアプローチ時期を早めたことで、確かな手ごたえ

いつ頃から手ごたえを感じ始めましたか

オファーを送り始めて2週間ほど経ったころです。2か月間、毎日20通ずつ送っていたのですが、送り始めてすぐのタイミングから、高い確率でオファー承認はされていました。思っていた以上にオファーを見てくれていると感じ、反応が来ることを嬉しく感じていたのですが、なかなか面談を組むまでには至りませんでした。

それでもオファーを送り続けたところ、2週間ほど経った2月から面談の予定が埋まり始め、実際に会って話をした際にも興味を示してくれる学生が多かったので、手ごたえを感じることができました。

2名体制でどちらも他業務と兼務だったので、夕方に時間を決めて相談し合いながらオファーを送ることで、送信数を維持していました。

「dodaキャンパス」の導入以外に、変更された点はありますか

カスタマーサクセス担当の方のアドバイスを基に、学生へのアプローチ時期を1月末からに早めました。例年は3月からだったのですが、自社のことを知ってもらうためには、学生が企業のことを知ろうとするモチベーションが高い時期にアプローチするべき、とご提案をいただきました。採用活動の開始が遅れていたなかで、1か月以上も早めることになりましたが、就職活動に積極的に取り組む学生と出会うことができたので、興味を持って話を聞いてくれる学生が増えたと感じています。

最終的な結果はいかがでしたか

最終面接に7名の方が進み、3名の方が内定を承諾してくれました。

④上手く活用できている理由

出身高校の都道府県で、入社可能性の高い地元学生を検索

オファーはどれくらいのペースで送っていますか

検索軸の設定は色々と試しました。

神奈川県の大学に在学中の方や、神奈川県の高校出身の方、希望勤務地を神奈川県に設定している方、営業職希望の方など、1か月ほど試行錯誤を重ねて、ぴったりの検索軸を探っていきました

特に、出身高校の都道府県で絞り込めるのは、入社可能性の高い地元の方を見つけられるので便利に感じます。

イベント管理機能は、学生との面談、面接の日程調整にも使っていました。選考状況を管理する機能も備わっているので、ほぼすべてを「dodaキャンパス」上で完結させることができました。

面談はどのような内容で実施されていますか

実は、面談もカスタマーサクセス担当の方のご提案を受けて、22卒で初めて導入しました。最初は会社説明の動画を作ろうと考えていたのですが、100人も採用するわけではないので、面談で一人一人を惹きつける方が良いと考え直しました。

説明会の方が楽ではありますが、面談の方がファンになってもらいやすく、入社につながらなくても将来につながるご縁が作れると考えながら実施していました。結果的に、面談参加者の8割が1次選考に進むという成果につながりました。

面談では、30分間会社説明をした後、お互いに質問し合ったり、就職活動全般の相談を聞いたりしています。この場をうまく利用してほしい、という気持ちで話をしているので、気軽に話ができるような空気づくりができているように思います。

22卒の採用活動を通じて、早期からの活動開始やダイレクトリクルーティングの活用、面談の運営と、今後に生かせるノウハウが十分に蓄積できたと感じています。

この企業の活用ポイント

  • 営業職希望の学生にピンポイントでアプローチ
  • 入社可能性の高い地元学生を見つけるために出身高校の都道府県で検索
  • 個別面談で学生をファン化

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