dodaキャンパス活用事例 Vol.26

はじめてのダイレクトリクルーティングで全国各地での採用に成功!早期の活用でつかんだ、前年比3倍の採用者数

株式会社ワークポート/人材
転職活動・中途採用を支援する総合人材サービス会社。かねてから中心的な事業である人材紹介サービスに加えて、近年は求職者の教育から転職まで総合的にバックアップするリスキリングサービスも展開している。
近年、事業を展開するエリアを急速に拡大中。2020年時点で約10箇所だった国内事業所は、2023年には40箇所を超えた。

業種:総合人材サービス業
規模:1,022名(2023年4月1日現在)
dodaキャンパスご利用の目的:母集団形成

この企業の成功ポイント

  • プロフィールの完成度をチェックし、本気の学生だけをオファーの候補に
  • 一定程度プロフィールを埋めている学生の文章は、最後まで熟読。学生の強みを探し、オファー文にも反映する
  • 自社に関心を抱く学生の傾向をつかみ、次の学生探しへとすぐに生かす

事業の全国展開に伴い、全国各地の学生を積極的に採用したい

①採用活動の方針

ダイレクトリクルーティングの活用に至った経緯をご教示ください

佐藤様:当社はこの数年、全国各地の拠点の整備に力を入れてきました。そこで重要だったのが、全国各地の社員の確保、特に新卒者の確保でした。

もともと当社は、1年目からキャリアアドバイザーとしてお客様の担当につくなど、新卒の方でも早くから活躍できる仕組みが整った会社です。当然、新しく全国各地の拠点を増やしていくにあたっても、新卒の方にどんどん挑戦していってもらいたい。ただ、拠点が少なかったこれまでは都市部での採用が中心で、全国各地での採用実績はあまりありませんでした。

では、どうやって全国各地の学生さんにアプローチしていけばいいか。思い至ったのが、ダイレクトリクルーティングの活用でした。当社は人材サービス業の会社として、ダイレクトリクルーティングを活用して求職者様の集客を行うこともあります。

自社の、それも新卒採用のツールとして活用したことはありませんでしたが、ツールとしては見知った存在でした。ナビサイトと比べて、ターゲットさえ決まっていれば自分たちからどんどん採用活動を展開できる。全国各地の優秀な学生という明確なターゲットが決まっているのですから、挑戦してみようと考えるのは自然でした。

はじめてのダイレクトリクルーティングに対して、不安はありませんでしたか

佐藤様:中途採用に比べて、オファーを送ることも、オファーを承諾してもらうことも、難易度が高いだろうとは予測していました。

中途採用でダイレクトリクルーティングを活用する場合、求職者はキャリアにもとづいてしっかりプロフィールを書いてくれているでしょうから、「あなたのこういった経歴に魅力を感じました」と、相手に響くオファー文を送りやすいです。一方新卒採用の場合、対象は学生さんですから職歴がありません。“刺さる”オファーが自分たちにできるのか、心配していました。

はじめてのダイレクトリクルーティングに、dodaキャンパスを選ばれた理由はなんでしたか

佐藤様:ネームバリューにもとづく学生層の厚さと、サポートへの期待です。新卒採用におけるダイレクトリクルーティングの活用という点においては、私たちも初心者です。学生の傾向や市場感といった情報をどんどん提供してくれるサービスを望んでいました。その点を念頭に置き、いくつかのダイレクトリクルーティングを比較した結果として、dodaキャンパスを選びました。

エリア・資質・親和性。人物像の条件を満たす学生を探し出し、積極的にオファー

②導入後の運用

今、どのような学生を探し、どのようにオファーを送られていますか

大原様:全国各地の採用強化を目的に導入しましたので、様々な地域の学生さんや全国各地で働く意志がある学生さんであることは一つの条件としています。加えて、就職活動に対して主体性があると見込める学生さんにも、優先してオファーを送っています。

就職活動に対する主体性には様々な捉え方がありますが、当社では学生さんがどの程度プロフィールを記入しているかを一つの目安としています。例えばプロフィールのうち、後半部分の「経験」について記載する項目までしっかり記載しているか。こういった部分で学生さんの本気度がわかります。

学生のプロフィールはすべて読んでいるのですか

大原様:dodaキャンパスは「プロフィールの完成度=84%」といったように、学生さんがどの程度プロフィールを埋めているかぱっと表示してくれるので、ある程度は最初に絞り込んでいます。そうして絞り込んで残った学生さんについては、最初から最後まで文章を読んでいますね。

というのも、きちんとプロフィールを書いてくれている学生さんの文章は、面白いんです。自分が何を強みとしているかきちんと分析してあって、人に伝わる形で表現できている。「今の学生さんはこういうことを考えているんだ」と勉強になります。

懸念していた“刺さる”オファーができるかどうかも、杞憂でした。学生さんのプロフィールがしっかりしているから、「あなたのこういったところに魅力を感じました」「あなたのこういったところ、いいですよね」と、相手に気づきを与えつつ、関係性をつくりやすいオファーを考えるのに苦労しません。総じて、dodaキャンパスに登録している学生さんに、優秀だと感じる方が多いおかげです。

またプロフィールを最後まで読むと言っても、実はかかる時間はそう長くありません。せいぜい、一人あたり2~3分程度でしょう。日々の仕事のルーチンに、すぐ落とし込めました。

そのほかに、学生を探すうえで考慮されていることはありますか

オファーを承諾しやすい学生さんや、当社と親和性が高い学生さんの傾向をアドバイスいただいていますので、参考にさせていただいています。例えば人材業界以外を志望している場合も、志望する業界によっては、意外と当社との相性がいい可能性もあるようです。ベネッセiーキャリアさんへご相談させていただいて、教えていただいた内容を検索キーワードに反映しています。

dodaキャンパス経由での採用者数は2年間で3倍に。前倒しでの活用に、たしかな手応えを感じた

③成功のポイントと今後

dodaキャンパスでの採用活動を振り返って、成果はいかがだったでしょうか

佐藤様:dodaキャンパスは23卒の大学4年生の夏くらいから導入したのですが、出だしが遅い割には人数が獲得できたので、24卒でも続けて活用しました。結果的に、24卒はdodaキャンパス経由で23卒の3倍の人数の内定者を獲得できました。ほかのダイレクトリクルーティングも活用したのですが、dodaキャンパスがとりわけ選考移行率が高かったと感じています。当社の価値観や考え方にマッチした方を探し出せて、かつその方々に採用活動のリソースをしっかりと割けたからでしょう。

もちろん、23卒よりも前倒しして運用し始めたのも大きかったです。24卒は大学3年生の秋くらいから利用をスタートしました。今は採用活動全体が早期化・長期化しています。そういった中で、インターンシップから選考まで、内定から入社までコミュニケーションをしっかり取って学生さんをつなぎとめられたのは、能動的に採用活動を展開できるダイレクトリクルーティングならではのよさだと思います。

採用活動の今後の展望をお聞かせください

当社は全都道府県に事業所を展開することを目標としています。ですので、25卒は24卒以上に採用者数が増える見込みですし、近いうちに全都道府県で採用活動を進めることになるでしょう。また採用活動の早期化・長期化は今後も続くはず。年間で採用活動を進められるのがダイレクトリクルーティングの利点ですから、今後も駆使して、優秀な学生さんへと積極的にアプローチしていきたいです。

この企業の成功ポイント

  • プロフィールの完成度をチェックし、本気の学生だけをオファーの候補に
  • 一定程度プロフィールを埋めている学生の文章は、最後まで熟読。学生の強みを探し、オファー文にも反映する
  • 自社に関心を抱く学生の傾向をつかみ、次の学生探しへとすぐに生かす

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