事業の全国展開に伴い、全国各地の学生を積極的に採用したい
①採用活動の方針
佐藤様:当社はこの数年、全国各地の拠点の整備に力を入れてきました。そこで重要だったのが、全国各地の社員の確保、特に新卒者の確保でした。
もともと当社は、1年目からキャリアアドバイザーとしてお客様の担当につくなど、新卒の方でも早くから活躍できる仕組みが整った会社です。当然、新しく全国各地の拠点を増やしていくにあたっても、新卒の方にどんどん挑戦していってもらいたい。ただ、拠点が少なかったこれまでは都市部での採用が中心で、全国各地での採用実績はあまりありませんでした。
では、どうやって全国各地の学生さんにアプローチしていけばいいか。思い至ったのが、ダイレクトリクルーティングの活用でした。当社は人材サービス業の会社として、ダイレクトリクルーティングを活用して求職者様の集客を行うこともあります。
自社の、それも新卒採用のツールとして活用したことはありませんでしたが、ツールとしては見知った存在でした。ナビサイトと比べて、ターゲットさえ決まっていれば自分たちからどんどん採用活動を展開できる。全国各地の優秀な学生という明確なターゲットが決まっているのですから、挑戦してみようと考えるのは自然でした。
佐藤様:中途採用に比べて、オファーを送ることも、オファーを承諾してもらうことも、難易度が高いだろうとは予測していました。
中途採用でダイレクトリクルーティングを活用する場合、求職者はキャリアにもとづいてしっかりプロフィールを書いてくれているでしょうから、「あなたのこういった経歴に魅力を感じました」と、相手に響くオファー文を送りやすいです。一方新卒採用の場合、対象は学生さんですから職歴がありません。“刺さる”オファーが自分たちにできるのか、心配していました。
佐藤様:ネームバリューにもとづく学生層の厚さと、サポートへの期待です。新卒採用におけるダイレクトリクルーティングの活用という点においては、私たちも初心者です。学生の傾向や市場感といった情報をどんどん提供してくれるサービスを望んでいました。その点を念頭に置き、いくつかのダイレクトリクルーティングを比較した結果として、dodaキャンパスを選びました。