dodaキャンパス活用事例 Vol.19

ターゲット学生と会える確率を上げることに成功し、3名を採用

東横システム株式会社 / IT・通信
東京都大田区に本社を構え、大手メーカーから直接、受託したシステムの開発と、法人顧客へのOA機器販売を事業の柱にしている「東横システム」。アドバイスに素直な気持ちで耳を傾けられるようなターゲット学生と会える確率を上げるためにダイレクトリクルーティングの導入を決定。dodaキャンパスは2021年2月から利用を開始した。

業種:IT・通信
規模:140名(2023年4月現在)
dodaキャンパスご利用の目的:マッチング、SE・営業の採用

山﨑様

この企業の活用ポイント

  • 写真やプロフィールを活用し、効率的に絞り込みを実施
  • 学生の動きを把握し、計画的にオファーを送付
  • 就活のアドバイスに多くの時間を割き、一人一人の学生と徹底的に向き合った

①役割とミッション

社員全員で採用し教育する意識を浸透させている

山﨑様の役割を教えてください

社員にとってのホットライン、次代へ向けての(親族内)事業承継、経営全般、総務(人事採用労務)全般、システム部門(第三事業部)マネージメントなど多岐に渡ります。

新卒採用に関しては、経営陣、システム部門、営業部門、総務部門の社員たちと共に、オファーの送付、面談・面接、内定者フォローなど一貫して行い、毎年5名前後の新卒学生の採用を行っています。

採用チームのミッションを教えてください

採用しようとしている学生が、将来お客様からファンになってもらえるような人間性、雰囲気、仕事振りをイメージできるかをフィーリング重視で判断するようにしています。且つ、採用担当だけではなく、選考などで対応してもらう現場の複数の社員が同じ印象を持てることが更に重要と考えています。

この採用スタイルと感覚を採用担当だけで持つのではなく、現場で預かる社員たちも少しずつ採用に関わり、育てたいという気持ちを持ったうえで採用へ結びつけることがまた業務や後輩指導において役立つと思っています。

そうやって毎年社員全員で採用思考、教育思考、メタ認知を上げていくことをミッションとしています。

②導入した目的・決め手

ターゲット学生と会える確率を高められる

なぜダイレクトリクルーティングを選ばれたのですか

就職活動で出会うことが出来た学生には、就職相談から人生相談まで、一人一人へ丁寧に接することを心掛けています。しかし、受け手の捉え方によってはおせっかいのように感じてしまう方もいるかもしれません。

弊社のターゲットとしている学生は、他人のアドバイスを素直な気持ちで聞き、感謝を感じる心が備わっている方です。

ターゲットの学生との出会いの精度を高める手段としてダイレクトリクルーティングに辿り着きました。

10年以上ナビサイトも使っていますが、大手企業と比べると中小企業は目立たないのも、違うツールを検討しようと思った理由の一つです。

dodaキャンパス導入の決め手は何でしたか

dodaキャンパスであれば、オファーを送る前に学生の顔(写真)が見られることがいいと思ったので申し込ませていただきました。

写真などで第一印象を見たいと思っていたので、ダイレクトリクルーティングを選定する上での絶対条件が事前に学生の写真を見れるかどうかでした。

③導入後の運用

学生の動きを把握し計画的にオファーを送付、選考では就活のアドバイスをすることを心がけた

オファーはどのようなペースで送信していましたか

2月~7月の採用過熱期は3日に1回程度、それ以外の閑散期は1週間に1回のペースでオファーを送っていました。

マイページへのログイン日が新しい学生の方がアクティブに活動していると考え、そういった学生300名程度を、男女それぞれ1時間半ずつ合計3時間かけてオファーを送るか送らないかの判断を行い、第一印象が良いと思った方のプロフィールを見てオファーを送りました。

基本的には、私一人でこの作業を行っています。

オファーを送るうえで工夫されたことは何でしょうか

選考を受けてくださいというようなスタンスではなく、就活全般のサポートをしますというスタンスでアプローチしています。

また、カスタマーサクセス担当の方にアドバイスをいただき、学生が読みやすい形式でオファーを送ることを心がけています。

ターゲット学生へ響いたキーワードを教えください

「安定した経営を行っています」「まずはオンライン形式のマンツーマンで会社紹介をします」、「1day仕事体験を行います」などのキーワードを入れると、オファー承諾率も高かったように思います。

選考プロセスの設計において工夫されたことは何でしょうか

まずは、学生のペースで選考を進めてもらうことを意識しました。学生が希望すれば社員との面談を複数回行い、「学生に選んでもらう」ために期間を決めず様々な機会を用意しました。

例えば、選考において学生と社長が接点を持てる機会を多くとったり、食事会を行ったり、弊社に来社いただく場合は交通費もお渡ししたりしていました。

学生にも1回会っただけでは自分に合うかわからないとお伝えし、多くの接触機会を設けるように促しました。

面接や面談において工夫されたことを教えてください

「学生も採用する側も対等」ということを学生にお伝えし、企業側が見極めるというよりは、相互理解ができるように、一方的に質問するのではなく会話することを意識しました。

就活のアドバイスに多くの時間を割き、弊社と迷っている企業があればHPなどを一緒に見ながら相談にのることもありましたね。「ぜひ他社の内定もとって、じっくり弊社と比較して決めてください」ということはよく伝えていました。

結果はいかがでしたか

23卒は、dodaキャンパスから3名内定を出し、3名の内定承諾につながりました。dodaキャンパスを使うのは2年目なので使い方に慣れたのも大きかったです。

内定承諾率100%ですが、内定承諾いただくまでは特にフォローは行っていないです。学生からの問い合わせに対してはdodaキャンパス内でお答えしているくらいでした。内定承諾後は、LINEを使って適宜コミュニケーションをとっており、入社までに勉強いただきたいことや引っ越しのご相談にものっています。

④成功のポイントと今後

学生に選んでもらうために、学生目線に立つことを意識

どのような点が成功につながったと感じていますか

まずは、カスタマーサクセス担当の方の意見も参考にしながらプロフィールを読み、計画的にオファーを送ったことです。

そして、学生に寄り添うということを意識し、学生と対等な立場で選考を進めたことが成功につながったと思います。

学生のこれからの人生において一助となり、ひいては日本の将来のために活躍する若手の育成に貢献できていると捉えて、弊社に入社してほしいという観点ではなく、目の前にいる学生にとってどういう選択をすることがいいのかを一緒に考えるようにしていたことが結果的に良かったと思います。

dodaキャンパスを利用してみていかがでしたか

弊社に入社してほしいような、素直で人に感謝ができる学生にアプローチでき、結果的に3名の内定承諾を得ることができました。

説明会で誰が来るかわからない人を待つよりも良いと思っています。

また、カスタマーサクセス担当の方からのサポートでは、学生が読みやすいようなオファーの形式などを教えてもらえたのと、私がオファー送信数を増やせるように定期的に連絡をいただけたのがとても助かりました。

今後の動きについて教えてください

ダイレクトリクルーティングやdodaキャンパスの特徴と弊社の採用方針が合致し実際に成果も出ているため、24卒もdodaキャンパスで採用活動を行っていきたいと思います。

この企業の活用ポイント

  • 写真やプロフィールを活用し、効率的に絞り込みを実施
  • 学生の動きを把握し、計画的にオファーを送付
  • 就活のアドバイスに多くの時間を割き、一人一人の学生と徹底的に向き合った

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