dodaキャンパス活用事例 Vol.10

約30年ぶりの新卒採用
担当者1名でも、すきま時間の採用活動で5名を採用

東京警備保障株式会社 / 警備サービス

警備業を中心に、ビルメンテナンス等のサービスを提供する「東京警備保障」。
21卒から約30年ぶりの新卒採用に挑戦するために、2020年7月よりdodaキャンパスの利用を開始した。


規模:1,100名(2021年4月1日時点)
dodaキャンパスご利用の目的:母集団形成

       東京警備保障株式会社
       管理本部 総務部 峯田様

この企業の活用ポイント

  • オファーはすきま時間に送信
  • 初回接触は「面談」のスタンス
  • カジュアルに接することで不人気業界のイメージを払拭

①採用体制

約30年ぶりの新卒採用に一人で挑戦

はじめに、峯田様の役割・経歴について教えてください

総務として中途採用や社内行事の運営、給与計算など多岐にわたる業務を担当しています。

新卒採用は21卒から約30年ぶりに再開したのですが、担当は私一人だけです。まとまった時間で集中して取り組む必要のある業務が多いので、「dodaキャンパス」のオファーはすきま時間に送るようにしています。

なぜ新卒採用を再開されたのですか

ずっと中途採用のみで人員補充をしてきたため、組織として教育意識が低いという課題がありました。

経験を積みスキルを持った人材に空いているポジションをお任せするばかりだと、社員の能力を伸ばす力がつきません。

新卒採用をすれば、教育体制を改めて見直すことができるので育成力がつき、ひいては会社をさらに発展させることができるという考えで、21卒から再開することになりました。

21卒での当時の採用目標を教えてください

営業2名と警備、受付、事務をそれぞれ1名ずつが目標でしたが、とにかく1名は採用することをミッションに動いていました。
継続して新卒採用をしていく方針に決まっていたため、戦略やスケジュールの策定など、採用の基盤づくりも念頭に置いていました。

②採用課題

開始時期の遅れと知名度の壁

採用活動を開始されて、どのような課題にぶつかりましたか

一番気がかりだったのは活動開始時期が遅かったことです。
新卒採用を実施することが決まったのは2020年の8月(21卒の学生は4年生の時期)でした。本来なら22卒から活動開始するべきところですが、市場トレンドを知らなかったため21卒での採用に向けて動くことになりました。

会社の知名度が低い点にも、課題を感じていました。

「dodaキャンパス」はどのように使われましたか

勤務地と職種の希望条件がマッチしている人にオファーを送りました。時期が遅く知名度も低いとなると、他の待つスタイルの手法ではなかなか応募がこないため、すきま時間があればオファーを送ることで接触人数を増やしていました。

選考を進めるなかでつまずかれたことはありましたか

始めのうちは、学生と話をした際にかみ合っていない感覚がありました。

こちらは「面接」のつもりで話しているのに、学生は「面談」のつもりで参加しているため、お互いに違和感がありました。しばらく新卒採用をしてこなかったため、私たちには「面談」という概念がなかったのです。何人か会うなかで軌道修正し、うまく選考を進められるようになりました。

③上手く活用できている理由

カジュアルに接することで学生を惹きつけ

「dodaキャンパス」を導入された結果はいかがでしたか

5名を採用することができました。

「dodaキャンパス」以外にハローワークなどいくつかのサービスに登録はしましたが、採用につながったのは「dodaキャンパス」だけです。

4年生8月から利用を開始して採用実績がでるなら、22卒でもうまくいくと思い、今も継続して利用しています。

どのように工夫されていますか

22卒は3年生の11月からオファーを送り始めたのですが、21卒の時と同じペースでオファーを送ると想定よりも多く承認されたため、面談の設定が追い付かなくなってしまいました。時期に応じて送り方を分ける必要があるのだと気づきました。

面談では、なるべくカジュアルに学生と接するようにしています。役員面接で堅い雰囲気になった場合も、その後のメールでフォローをしています。来社した人には執務スペースを見てもらって、その場にいた人と立ち話をするなど、できる限り雰囲気を伝えられるようにしており、学生からは「他の会社とは違う」と言われています。

なかなか第一希望にはなりにくいなかでも選ばれるには「この会社は面白い」「雰囲気が良さそう」と思ってもらうことが大事だと思っています。

今後は21卒の新入社員に面談に同席してもらって、より学生との距離を縮められたらと思っています。

引き続き「dodaキャンパス」を絡めながら細かい工夫を重ねて、継続的に新卒採用をしていきたいです。

この企業の活用ポイント

  • オファーはすきま時間に送信
  • 初回接触は「面談」のスタンス
  • カジュアルに接することで不人気業界のイメージを払拭

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