dodaキャンパス活用事例 Vol.30

夏のインターンシップは大盛況!オファーにかけた情熱と、入念な準備とは

株式会社サンドラッグ/小売
株式会社サンドラッグは、東京都府中市を拠点に全国にドラッグストアチェーンを展開する小売企業。創業以来、「安心・信頼・便利」をモットーとした店舗作りに取り組み、現在は800を超える直営店舗と600を超える小会社店舗を展開している。
ダイレクトリクルーティングは、同サービスが台頭し始めたコロナ禍以前から利用。ただし、かかる工数等の背景から、一度ダイレクトリクルーティングを離れていた時期も。再度の挑戦として、ダイレクトリクルーティングであるdodaキャンパスを導入した背景や、26卒の活用について詳細を伺った。

業種:小売
規模:7,800名(2024年3月末時点)
dodaキャンパスご利用の目的:母集団形成

早期化への対応を狙って、ダイレクトリクルーティングを再導入

①採用活動の方針

サンドラッグ様には、2024年度からdodaキャンパスをご活用いただいています。導入のきっかけをご教示ください

森田様:ダイレクトリクルーティング自体は、コロナ禍以前から利用していましたが、2023年度は予算や工数の負担もあることから、他のツールで採用活動を行っていました。
ただし、ダイレクトリクルーティング自体を諦めたわけではありませんでした。母集団形成に貢献した手ごたえは強く感じており、2024年度の採用ツールを検討する中で、改めてダイレクトリクルーティングを検討し、dodaキャンパスに出会いました。はじめに惹かれたのはコストの低さです。また、成長するダイレクトリクルーティング業界の中で我々ドラッグストアにとってブルーオーシャンであると判断し、一にも二にもなく飛びつきました。
もちろん、ほかにも惹かれた点はあります。その1つが、契約形態によっては、どの卒年の学生にもオファーを送れることです。他のダイレクトリクルーティングや採用ツールは、契約次第ですが、学生にアプローチできるタイミングや学年が決まっているのが一般的です。一方で、dodaキャンパスは、契約の卒年に加えて大学1年生~2年生の低学年にもオファーを打つことができ、長く利用ができます(※)。また、オファー通数による制限がないため、安心して様々な学生へオファーが送付できます。
24卒や25卒の学生と接していると、今の採用活動がいかに早期化しているかがよくわかります。時期によっては、4年生ではなく、3年生の方が多く集まる企業説明会も少なくありません。早期化への危機感を抱いていた中で、「このツールなら当社も早期化に対応できる」と、dodaキャンパスを使った早期の採用活動に取り組もうと決意しました。

 

※例えば、26卒プランを2024年4月にご契約いただいた場合、大学1年生~大学3年生にオファーを送付することができます。26卒に対しては、大学3年生4月~大学4年生3月までの約2年間に渡り、オファーを送付することが可能です。
詳しくは、下記より弊社へお問い合わせください。
https://campus.doda.jp/enterprise/business/contact

入念な準備のもと、学生との距離を詰めるオファーを送付

②導入後の運用

実際に、2024年度は25卒と26卒の採用活動を並行して実施されました。26卒の採用活動の目標とスケジュールをお聞かせください。

森田様:大きな目標としては、夏の時点で強い母集団を形成し、採用成功することでした。これらの目標を達成するために、5、6月の時点で一定数以上のオファーを送付し、夏のインターンシップのプログラムの一部に特典を加えました。

オファーに際して、意識されたことはなんでしょうか

森田様:通数とクオリティの両立です。通数はもちろん必要ですが、学生さん一人ひとりに向けて丁寧なメッセージを送ることは最低限の前提だろうと、はじめから重視していました。
オファー文をつくるうえで、心がけた工夫は2つ。1つ目は、メッセージの開封前から関心を持ってもらえる件名にすることです。例えば「転勤なしコースあり」「勤務地選択可能」など、今の学生さんが企業選びの軸とする価値観に刺さるように、当社の特徴を盛り込みました。
2つ目は、親近感を持ってもらえるように、送信者自身のエピソードを盛り込むことです。「私も同じ大学の卒業生です」「私も学生時代は企業選びに迷いましたが、こうした価値観で選びました」と、プロフィールを見ながら一人ひとり文章を変えて送付しました。また、自身のエピソードのほかに、学生さんのプロフィールを見た感想も盛り込みました。その際は「継続力に惹かれました」といった抽象的な話題ではなく、「〇〇でアルバイトをしていたんですね」と、なるべく具体的な話題に触れるよう意識しました。「私のことを書いてくれている」と親しみを感じてもらいやすいと判断したからです。

非常に丁寧なオファーだと思いますが、通数はどのように確保されたのでしょうか

森田様:当社は店舗の様々な社員が1年間採用活動に関わる「リクルーター制度」を設けています。リクルーターは店舗勤務と採用活動を両立しています。
dodaキャンパスを導入した当初から、このリクルーターにオファーの送付を担ってもらおうと計画していました。リクルーターは学生さんに接する機会が多く、店舗業務にも精通しています。若手のリクルーターは学生さんと目線も合う。オファー送付の担当者に最適でした。
リクルーターは例年、社内公募で募集します。2024年度は従来よりも公募を早めて、ダイレクトリクルーティングやオファーに関する研修もすませておき、準備万端の状態でdodaキャンパスのオファーを開始しました。

夏のインターンシップの詳細をお聞かせください

森田様:「面接講座」や「自己分析講座」「実務体験講座」など、6つのプログラムを展開しました。そのうち、「業界研究セミナー」は業界と当社について知っていただくプログラムで、ご参加いただいた学生さんに、特別イベントを案内しました。
インターンシップ自体は様々なツールで募集したのですが、dodaキャンパスのオファー時に案内するのは「業界研究セミナー」に絞りました。参加いただいて関心を深めたら、自動的に特別イベントへのルートが開けるようにしたかったためです。

早期採用の足がかりになる、強固な母集団形成を達成

③成功のポイントと今後

26卒の採用活動の手ごたえはいかがでしょうか

森田様:夏のインターンシップは大盛況でした。オファー承諾者は、のべ250名。そのうち半数の学生さんが次のステップを検討してくれています。250名は、従来であればダイレクトリクルーティングを1年間かけてやっと集まるどうかの人数ですから、喜びはひとしおでした。
dodaキャンパス経由でインターンシップや選考に参加してくれた学生さんは、社交的な方が多いように感じています。質疑応答の場でも、積極的に質問する方や、自己開示してくれる方がたくさんいました。学生さんの就活の軸や価値観を判断しやすく、質の高いマッチングができそうだと期待しています。
これから選考が本格化していく中で、この250名の方から多くの方が選考に進んでくれることを期待しています。初期母集団形成の手ごたえは小さくありません。この実績を参考に、27卒はオファーやインターンシップの時期をさらに早めるかを検討しています。今後の採用活動の舵を取りやすくなった点でも、早期化に対応してよかったと感じています。

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