
未経験の二人で、厳しい新卒市場に向き合う
①採用活動の方針
井手様:私が新卒採用に関わるようになったのは、2024年度からです。それまで中途採用の経験はあったのですが、新卒採用は初めてでした。また、髙橋は2024年度に新卒で入社し、新卒採用どころか、何もかもが未経験。そんな1年目同士の二人のタッグで、26卒の採用活動に臨むことになりました。
実際に取り組んでみて、とにかく驚いたのが、新卒採用の早期化でした。話には聞いており、想定もしていたのですが、当社がエネルギー業界の中でも、特にLPガスというややニッチな分野を取り扱っているのも影響してか、各種イベントの集客はなかなか難しいものがありました。
これまでのように、ナビサイトのみでただ待っているのでは心もとない。我々から、早期に学生さんへとアプローチしていかなければ取り残されてしまう。そうした危機感から、採用ツールの見直しに向かいました。
井手様:全くなかったわけではありません。利用するのは情報感度の高い学生さんで、中小企業に目を向けてくれるのだろうか、と心配していました。ただ、26卒の「仕事体験」の内容を大きく変えたところ、学生さんから多くの好評をいただいたので、発信の仕方次第では通用する部分があるかもしれない、とも感じていました。どちらかというと、現状の採用活動への危機感の方が強かったですから、ただ手をこまねいているくらいなら挑戦すべきだろうと判断しました。
井手様:私が中途採用に関わっていたときにdodaさんのツールを使っていて、とても信頼していたので、初めてのダイレクトリクルーティングもdodaブランドのツールで闘うつもりでした。また、コストが安価だったのも、迷わずに導入へ動けた要因の一つです









