dodaキャンパス活用事例 Vol.50

まずは学生生活を楽しんでほしい。学生目線を貫く企業の採用とは

日豊機工株式会社/サービス
日豊機工株式会社は、埼玉県さいたま市に拠点を置く企業。展示会やフードフェスなど、食に関するイベント向けに、業務用の冷凍庫やショーケース、厨房機器のレンタル・販売を行っている。取り扱い機器の豊富さや迅速な搬入・設置体制を強みに、全国の食イベントを支えている。

同社が新卒採用をスタートしたのは25卒採用から。これまで即戦力となる中途人材を中心に採用を行ってきたが、次世代を担う人材をじっくり育てるため、新卒採用をスタートした。初めての新卒採用に加え、初めてのダイレクトリクルーティングにも挑戦する中で、どのように学生と出会い、成功につなげたのか。新卒採用への思いとあわせて、代表取締役社長の板倉様、取締役の新井様にお話を伺った。


業種:サービス
規模:37名
dodaキャンパスご利用の目的:母集団形成

中途採用中心では、
将来を担う若手人材との
接点が限られていた 

新卒採用を開始し、オファー
から面接まで経営陣自ら
学生一人ひとりと向き合った 

採用活動が会社の魅力を再発見する機会となり、組織改革にも好影響をもたらした 

中途採用中心では、将来を担う若手人材との接点が限られていた 

①採用活動の方針

貴社は25卒で初めて新卒採用を始められました。その背景をお聞かせください。

板倉様:これまでは中途採用を軸に、組織づくりを進めてきました。「そろそろ30代の人材がほしいな」と思ったら、中途採用の求人を出せば苦労せずとも人を迎え入れられたのです。それがだんだんと難しくなり始めたのが約10年前。以来、人材採用の手応えは徐々に薄れていきました。 

特に若手の方ほど、中途採用の募集に反応しなくなっていました。会社が活発であるには、社内の次世代を担う人材を継続的に迎え入れ、組織に新しい風を入れ続ける必要があります。そう考えたときに、中途採用だけに頼るのではなく、新卒採用も始めるべきだと感じました。 

 

新卒採用で、求めている人材はどのような人でしょうか。

板倉様:新しいことを前向きに吸収しようとするフレッシュな感性を持った方ですね。昨今、働き方改革やDXなど、ビジネスを取り巻く新たな考え方やトレンドが次々と生まれています。そうした中で、当社も時代に合った働き方や社風を求めていきたい。実際に、既存の職種の在り方を変更したり、福利厚生の強化と改定を行ったり、新たな研修制度を導入したりと、積極的に変化に臨んでいます。こうした改革を加速させるにあたって、若い世代ならではの感性や新しい視点から手助けしてもらいたいと考えています。特別な才能や経験は必要ありません。若い世代ならではの感性や柔軟な発想を活かしながら、一緒に会社をより良くしてくれる元気な方を歓迎しています。 

新卒採用にあたって、ダイレクトリクルーティングやdodaキャンパスに注目された理由は何でしょうか。

板倉様:今の新卒採用の手法を一通り調べたうえで、中途採用でお世話になっているdodaに相談し、dodaキャンパスを勧められて導入しました。当社が新卒で採用するのは、年に数名程度の見込みです。限られた採用人数だからこそ、ナビサイトでただ応募を待つのではなく、当社に合いそうな学生さんをこちらから探し、個別に接点をつくるほうが、当社の新卒採用には合っていると考えました。 

新卒採用を開始し、オファーから面接まで経営陣自ら学生一人ひとりと向き合った

②導入後の運用

dodaキャンパスの運用体制をお聞かせください。

板倉様:代表取締役である私と、取締役の新井の2人で運用しています。dodaキャンパスは、一人ひとりの学生さんと直接接するツールです。学生さんからの質問にお答えしたり、会社の魅力をお伝えしたりするには、会社のことを深く理解している人間でなければ、十分に伝えることはできません。会社の魅力をしっかり伝えるうえでの最適な役割分担だと思い、検索からオファー、オファーを承諾いただいた後のやりとりまで、2人で行っています。ただし、面接など実際にお会いする場では、経営陣だけでは学生さんも緊張されると思いますので、年齢の近い若手社員にも同席してもらっています。 

どのような学生にオファーしていますか。

新井様:当社は食品の展示会やフードフェスなどのイベント向けに、業務用の冷凍庫やショーケース、厨房機器などのレンタル・販売を手がける会社です。例えると、文化祭の裏方作業のような仕事です。ですので、イベントに関連した業界や職種を志向されている学生さんや、文化祭・学園祭についての経験・思い出をプロフィールに記載されている方には特に積極的にオファーしています。また、埼玉県を拠点としておりますので、同じ埼玉県をはじめ、関東圏に在住している方や希望勤務地に設定している方にもオファーしています。 

オファーする際は、学生さんが抱えている就職活動への不安や迷いに寄り添った文章を送るよう意識しています。就活中は、「本当にこの業界でいいのだろうか」「自分に合う仕事がまだ見つかっていない」と感じる方も少なくないと思います。そのため、いきなり会社の魅力を伝えるのではなく、まずは学生さんの立場に立ち、「就活では誰しも迷うものですよね」という共感から入る。そのうえで、「まだ知らない業界の中に、あなたに合う仕事があるかもしれません」というメッセージを届けることで、新たな選択肢に気づくきっかけになればと考えています。 

オファー後の対応で、意識されていることはございますか。

新井様:一人ひとりとのご縁を諦めないことですね。dodaキャンパス経由で入社した25卒の方は、最初のオファーに反応がなかったのですが、もう一度送ったところ承諾いただいて、その後内定まで至りました。私たちは「ぜひ一度お話ししてみたい」と思った学生さんにオファーしています。だからこそ、一人ひとりと真剣に向き合い、ご縁を大切にしながらアプローチするよう心がけています。 

オファーを承諾いただいた後も、学生さんと真摯に向き合う姿勢は変わりません。会社説明会や面接は学生さんのスケジュールを起点に日程を調整し、場合によってはオンラインで実施します。面接も学生さんの業界理解などに合わせて内容をどんどん変えますし、人となりを十分に把握できたら一度で内々定を出すこともあります。 

採用活動が会社の魅力を再発見する機会となり、組織改革にも好影響をもたらした 

③成功のポイントと今後

導入後の成果はいかがでしょうか。

板倉様:25卒、26卒ともに、一名ずつ内定を出すことができました。そして、実は中途採用でも、以前と比べて若い世代の方を採用できるようになってきています。世代交代を意識し、制度や待遇、社風の改革に取り組んだことが、中途採用にも波及しているのかもしれません。逆の見方をすれば、若い世代に受け入れられるくらいには、働きやすい会社に変化できているのだと思います。単に人を採用して終わりではなく、狙った方向へ会社が成長しており、非常に嬉しく思っています。 

dodaキャンパスを活用されてのご感想もお聞かせください。

板倉様:当社の新卒採用は、dodaキャンパスから始まりました。今もまだ試行錯誤し続けていますが、それでも軌道に乗れたのは、カスタマーサクセスの方が新卒採用に関する情報を数多く提供してくれたおかげです。今の学生さんの考え方や基本的なハウツー、市況感など、たくさん勉強させていただきました。初めての新卒採用をdodaキャンパスとともにスタートできたことは、私たちにとって本当に大きな支えになりました。 

最後に、新卒採用の今後のご展望をお聞かせください。

板倉様:これからも、一人ひとりの学生さんとの御縁を大切にしていきたいと考えています。学生さんは、まず何より学生生活を思いきり楽しんでほしいですね。学業はもちろん、サークル活動やアルバイト、趣味など、今だからこそ挑戦できることに全力で向き合っていただきたいと思います。そうした経験の中で何を考え、どのように行動し、どんな成長を遂げてきたのか。その過程に、その人ならではの魅力や価値観が表れます。当社は華やかな実績や肩書きがある方だけを評価するわけではありません。これからも、物事に真摯に取り組む姿勢や何かに打ち込んできた経験を、私たちは何よりも大切に評価していきたいと考えています。 

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