dodaキャンパス活用事例 Vol.17

株式会社Lilly Holdings

社員全員で取り組むはじめての新卒採用 他業務をしながらも2名を採用

株式会社Lilly Holdings / ITコンサルティング
愛知県に本社を構え、「Googleマップ事業」をはじめとした様々なITコンサルティング事業を展開する「Lilly Holdings」。
新しい風を入れるために、2021年5月よりdodaキャンパスを利用しての新卒採用活動を開始した。

規模:27名(2022年2月時点)
dodaキャンパスご利用の目的:母集団形成・マッチング

株式会社Lilly Holdings
       (左)奈良様   (右)庄村様

この企業の活用ポイント

  • 初めての新卒採用でもdodaキャンパスだけで100名近い学生接点を実現
  • 営業部長や社員にオファー送信学生の選定から参加してもらい、全社員参加型の採用を実施
  • オファー文にこだわり、送信した学生の半数近くと接点を取ることに成功

①導入前の状況

他の業務と並行して、はじめての新卒採用をスタート

新卒採用をはじめることになった背景を教えてください

庄村様:それまでは、縁故による中途採用がメインでした。縁故での採用だけでは限界を感じ、新しい風を取り入れるために、他の形での採用を考え始めました。

中途採用か新卒採用かで検討しましたが、若干名の採用になると、採用単価はあまりかわらない印象でした。そのため、まだ何にも染まっていない学生に入社してほしいと考え、新卒採用をはじめることになりました。

お二人の役割とミッションを教えてください

庄村様:3年前に営業職として入社しました。採用活動をすることになった際に、前職で人材業界に携わっていたこともあり、採用も担うことになりました。現在は採用業務も含めたバックオフィス系の業務全ての責任者をしています。

奈良様:管理部の経理職として2021年2月に入社しました。そのタイミングで新卒採用が始まることになり、採用にも携わることになりました。経理関連の業務を行いながら、採用担当としてオファー送信での母集団形成や1次面接の面接官などを行っていました。

庄村様:初年度に関しては100名の学生と会うことを目標に採用活動を始めました。たくさんの学生に会ってLilly Holdingsに可能性を感じてもらえる方たちがどれぐらいいるのかを知りたいと思っていました。

②導入した目的・決め手

はじめての新卒採用に安心できるサポート体制

新卒採用を始めるにあたり、なぜダイレクトリクルーティングを選ばれたのですか

庄村様:他の業務をしながら採用を行う私たちでは、ナビサイトに掲載すると、無制限に来る応募を受けきれないと思いました。また、ダイレクトリクルーティングのほうが自社の魅力や生の声をより学生に伝えられるのでは、と感じました。

dodaキャンパス導入の決め手は

庄村様:ダイレクトリクルーティングについては3社から話を聞きましたが、学生の登録数はあまり変わらないと感じました。

dodaキャンパスは、1,2名の採用に対して60万円という挑戦しやすい価格帯でした。

また、提案時から「一緒にやっていきましょう」というスタンスでした。新卒採用がはじめてということもあり、専任のカスタマーサクセス担当が付く等、サポート体制が充実していることが最大の決め手になりました。

③導入後の運用

最初の一行で学生を惹きつける

オファーはどのくらい送信されましたか

奈良様:3年次5月~6月と9月の2回のタイミングで合計567件のオファーを送信しました。

3年次5月~6月には、155名の学生に送信し、76名と会うことができました。まだ早いタイミングなのであまり集まらないと想定していましたが、意識の高い学生と会えたので、想定以上の反応でした。

オファー送信はどのような体制で行っていましたか

奈良様:5月~6月は、営業職を希望している全国の学生を対象に、2人でオファーを送っていました。

9月には、カスタマーサクセス担当の方に「オファーリクエスト機能」を活用するようにアドバイスをいただき、気になる学生を「検討中」に追加するようにしました。多くの学生からオファーリクエストをいただき、2人ではオファー送信の対応が追い付かなかったため、管理部の他の社員に30分~1時間程協力してもらい、オファーを送信しました。

また、営業部長や他の社員にも学生のデータベースを見てもらい、気になる学生にタグをつけてもらっていました。社員自ら、自組織に合った学生を探していただけたので、タグのついた学生にオファーを送ることで、効率よくオファー送信ができたと思います。

オファーを送るうえで工夫されたことは何でしょうか

奈良様:初回オファーでは、必ず学生のプロフィールや経験を見て、オファー文の内容に取り入れています。具体的に働くイメージを付けてもらえるように、「○○という経験がLilly Holdingsでどのようにいかせるか」を記載して送っていました。

また、カスタマーサクセス担当の方から、オファー文の最初の一文が重要というアドバイスをもらったので、ITベンチャーの良いイメージを伝えられるように、1行目を変更しました。

▼実際に送信していたオファー文の1行目

「ITベンチャー企業ってなんかかっこよくない?」そう思ったあなた!ぜひオファーを開封してみてください!
結果はいかがでしたか

庄村様:愛知県と大阪府で2名の採用につながりました。

早期に内定を出しているため、内定者には、内定後のフォローとして、いつでもオフィスに来てもらえるようにしています。疑問点や不安をなくし、他社もしっかりと見たうえで、ミスマッチなく決めてもらうようにしています。

④成功のポイントと今後

社員全員が参加する採用活動

はじめての新卒採用。成功のポイントはどこだと感じていますか

庄村様:新卒採用を行うにあたり、全員が参加する採用活動ということを意識していました。「自分たちと一緒に働くことになる」「どんな人と働きたいかを自分の目で見てほしい」というメッセージングをすることで、学生の検索作業や、座談会・面接等に協力してくれる社員が増えました。

社員一人ひとりの会社への思いや座談会での社員同士の自然な会話等が、学生にもリアルに感じてもらえたのかな、と思っています。

dodaキャンパスを利用してみていかがでしたか

庄村様:目標としていた100名近くの学生と会えたことが良かったです。3年生の5月~6月という時期に意識の高い学生に多く会えたことは、想定外でした。

奈良様:dodaキャンパスは、オファーを送る際にテンプレートが登録できるので、効率よくオファーを送信することができました。

また、イベント予約や枠の管理もdodaキャンパス内で完結できたため、使いやすかったです。

今後の動きについて教えてください

庄村様:初年度の反省点は、離脱率です。一度お会いした学生に対して定期的に座談会等を組んでいましたが、1~2か月接点を持てないことがあったため、離脱してしまった学生もいました。

来年度は、離脱率を改善するために、接点を持ち続ける工夫や採用ブランディングをしていきたいと思っています。また、他社がやっていないような、より自社の魅力を知ってもらえる企画ができればと考えています。

この企業の活用ポイント

  • 初めての新卒採用でもdodaキャンパスだけで100名近い学生接点を実現
  • 営業部長や社員にオファー送信学生の選定から参加してもらい、全社員参加型の採用を実施
  • オファー文にこだわり、送信した学生の半数近くと接点を取ることに成功

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