dodaキャンパス活用事例 Vol.2

時期に応じた使い分けがポイント
dodaキャンパスだから出会えた「新しいターゲット」

かんぽシステムソリューションズ株式会社
かんぽシステムソリューションズ株式会社
業種:IT
規模(2019年4月時点):683名
dodaキャンパスご利用の目的・効果:母集団形成
日本最大級の生命保険「かんぽ生命保険」の巨大システムの設計・開発・保守を行う「かんぽシステムソリューションズ」。
これまでの採用手法だけでは応募学生の文理、男女比率に偏りがあるという課題の中で、2019年よりdodaキャンパスの利用を開始した。

インターンシップ集客成功の秘訣

これまで、優秀な学生と早くから出会うために有効だったインターンシップ。しかし、多くの企業がインターンシップを開催するようになったため、インターンシップの段階ですら、母集団形成の難易度は上がってきています。
今回は、「ダイレクト・リクルーティング」を活用したことで目標以上の母集団形成に成功したかんぽシステムソリューションズ株式会社に、成功の秘訣と、ノウハウを伺いました!
安田様
かんぽシステムソリューションズ株式会社
人材管理統括部 人材開発グループ 採用チーム
安田幹彦様

「『理系学生へのアプローチ』のためにダイレクト・リクルーティングを」

はじめに、かんぽシステムソリューションズ株式会社様について、簡単に教えていただけますでしょうか?

安田:親会社である株式会社かんぽ生命保険(以下かんぽ生命)のシステムを担当する会社です。ありとあらゆる保険業務の裏側で動いているシステムを提案・構築し、運用管理しています。

2019年のdodaキャンパスを導入時には、どんな課題がありましたか?

安田:当社はありがたいことに、文系でエンジニアを目指す方にとても人気があるのですが、一方で専門性を持った理系からの応募が不足している点が課題でした。
2020年卒採用の選考期には、理系学生の母集団形成に苦戦し、結果的に内々定者、内々定承諾者のなかでも理系学生の割合が小さくなってしまいました。

リーダーシップのある学生へのアプローチの必要性も感じていました。
当社は、学生から真面目で固い印象を持たれているようです。そのため、堅実でこつこつがんばれるタイプの方からの応募が多いです。もちろん、そういった方は当社にマッチすることが多いので大歓迎なのですが、チャレンジ精神やリーダーシップがある学生も一定数採用していく、攻めの姿勢もとっていきたいと考えています。

「ターゲットを広げて母集団を最大化」

なぜdodaキャンパスを選ばれたのですか?

安田:実は2020年卒採用で他のダイレクトリクルーティングサービスを利用しました。しかし、登録している学生のタイプが合わなかったようで、インターンシップの集客にはある程度成果が出たものの、その後の選考につなげることができませんでした。

ベンチャー志向の学生が多い印象のあるサービスだったので、当社には合わないと考えていたところで、dodaキャンパスが候補にあがりました。
dodaキャンパスはどちらかというとまじめで堅実な、当社に合う学生が多い印象を受けました。定額制で予算の見通しが立てやすいという点もメリットに感じました。
dodaキャンパスを通じて、協調性、コミュニケーション力、リーダーシップのある優秀な学生を採用したいです。

そのような優秀な学生と出会うために、どのように活用されましたか?

安田:導入してすぐの7月頃は、理系のIT業界志望学生に限定して夏インターンシップへのオファーを送っていました。
すると、当初の想定よりも多くの反応が返ってきたため、様々なタイプの学生の母集団形成にも使えると思い、どんどん対象を広げていきました

IT業界志望の文系学生や、理系のメーカー希望者、ITに少しでも関わりのある業界・業種を希望している人などです。インターンシップの開催回数も増やして、より多くの学生と出会えるようにしました。
その結果、dodaキャンパスからのインターンシップ参加者は当初の想定よりも倍に近い人数になりました。

「オファー文のカスタマイズと、時期に応じたターゲット選定」

どのような工夫をされたのでしょうか?

安田:オファー送るときは、会社の説明は短くして「あなたの経験のここが魅力的ですね」「IT業界を志望されているので」といったようにそれぞれの学生にカスタマイズした文章を盛り込んでいます。
学生も「プロフィールをしっかり見てくれたのが嬉しいのでオファーを承認した」と言ってくれています。

こうすることで、インターンシップ中もコミュニケーションがとりやすくなるので、関係を深めて学生の印象に残れると感じています。

オファー送信後には、インターンシップ当日までに電話面談を実施しました。
事前にどんな学生か把握できますし、一度コンタクトを取ることで予約キャンセルの防止効果もあると思います。

時期によって、ターゲットを変える工夫もしています。夏はIT志望でない学生にも振り向いてもらえるチャンスだと考え、ターゲットを広く持つことにしました。一方で冬になるとある程度学生の志望が固まってくるので、IT業界を志望している人だけにオファーを送りました。

「新しいターゲットを発見することができる」

まだ2021年卒採用の途中ではありますが、どのような成果がでていますか?

安田:計画以上の効果が出ています。
夏と冬それぞれのインターンシップで、dodaキャンパスを通して100名に近い学生に参加いただきました。スカウトを経て参加する学生は受け身なのではないかと懸念もしていまいたが、多くの学生がとても積極的にディスカッションをしていました。インターンシップから選考の間に離脱する学生も一定いますが、多くの学生にそのまま選考へ進んで欲しいと思っています。
当然ながら、当初の目的だった理系学生の参加者も前年より増加しました

新しいターゲットを発見することもできました。
例えば、IT業界に興味がなかった学生や、応募の少ない大学院生です。特に大学院生は当社ではあまりターゲットとしていないのですが、送ってみると意外と興味を持ってくれて、インターンシップにも参加してくれました。

dodaキャンパスは、もともと当社に興味のなかった人、普通にしていたら出会えない学生に出会えるツールだと思います。
学生のタイプも、色々な学生がdodaキャンパス上にはいると思います。
初めは、まじめな学生が多いと予想していましたが、意外とそんなことはなく、幅広い学生がいると使っていて感じます。

どんな企業でも、マッチする学生と出会えるのではないでしょうか。

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