
認知度に課題があり、学生が集まらない
①採用活動の方針
高橋様:そもそもダイレクトリクルーティングを導入したのは、当社が近年新卒採用を重視するようになったからでした。
当社は2024年度で創立30周年を迎えましたが、新卒採用をスタートしたのは約12年前からで、それまでは中途採用しか行っていませんでした。スタート当初の新卒採用人数も約5名と少数で、7年前に10人、2年前から15人と、少しずつ新卒採用を拡大してきました。
新卒採用を拡大した理由は、新卒採用で入社した社員の成⾧が目覚ましかったからです。当社は保険代理店業の中でも独自のビジネスモデルを築き上げています。例えば、当社は唯一、保険分析・検索システムを用いたコンサルティングを提供しています。中途採用で活躍している人材ももちろんいますが、他社との差異が大きいことから、同じ業界からの転職であっても、必ずしも万人が馴染めるわけではありませんでした。一方、新卒者はまっさらな状態で入社し、知識やスキルの吸収に優れています。離職率も極めて低く、同年代の同期と切磋琢磨して順調にキャリアアップしていく人材が多い。採用活動が新卒重視に傾いていくには十分な理由でした。
こうした経緯で、2023年に募集人数を10名から15名へと増やしたのですが、前年比1.5倍の人数を確保するには、これまでの採用ツールだけでは物足りませんでした。そこで目をつけたのが、ダイレクトリクルーティングです。ダイレクトリクルーティングであれば攻めの採用活動ができ、これまでに交流した学生さんにも活用している方が多かったので、新たにチャレンジしてみようと決意しました。
ダイレクトリクルーティングはいくつか比較したうえで、dodaキャンパスを選びました。何ぶん、初めての挑戦でしたから、どこよりも低いコストで始められるのが魅力でした。






