①導入前の課題
「ヒューマンタッチ」単独での採用活動で、選考を効率化
ヒューマンタッチに新卒で入社し、約2年間営業を経験しました。3年前に人事に異動してからは、主に新卒の採用、育成、定着業務を担当しています。
学生が入社した後1年間は隔週で面談を実施するなど、入社から営業として一人前になるまでの立ち上がり期間を人事として手厚くフォローしています。
ヒューマンタッチでは、近年「ヒューマングループ」としての広がりを感じられるグループ採用をメインに活動を行っておりました。
しかし、今の学生は幅広く会社を見るのではなく、ピンポイントに自分に合った会社を選ぶ傾向が強くなっているため、より個社の魅力を理解いただきながら自社採用力も上げていけるようヒューマンタッチ単独での採用活動にチャレンジすることとなりました。
「ヒューマングループ」は国内外へ多角的に事業を展開しているその規模感と知名度で多くの学生にエントリーをいただいていました。
しかしその反面、大手志向や事業への理解・興味が浅い学生も多く、専門特化した人材事業を展開する「ヒューマンタッチ」としては動機付けをしていく事に難航し、選考を途中離脱する学生の人数も目立ちました。
「ヒューマンタッチ」に興味を持ち理解を深めてもらうためには、入り口から個社の魅力を伝えていく必要があります。
母集団は減少したとしても、単独の採用であればエントリーの時点で学生は「ヒューマンタッチ」に興味を持ってくれているため、選考を進めていく上で効率的なのではないかと思いました。
実際に個社で採用活動をした結果、人材紹介事業を志望する学生を中心に「ヒューマンタッチ」に興味を抱いてくれる層がエントリーしてくれるようになりました。
その中でも、自分の言葉で「ヒューマンタッチ」への思いや何を成し遂げたいかを話すことができる意欲の高い方が内定に至っています。そういった学生は飲み込みが早く、入社後の立ち上がりもスムーズな傾向があります。