dodaキャンパス活用事例 Vol.11

ドコモ・サポート

オファー文にこだわりぬくことで、知名度の壁を越えて200名以上の学生にアプローチ

ドコモ・サポート株式会社 / 通信

NTTドコモグループの機能分担会社として、電話サポートを行う「インフォメーションセンター」の運営や、インターネットを介してサポートを行う「オンラインサービス」の運営等を担う「ドコモ・サポート」。
昨対2倍の採用目標に挑戦すべく、2020年11月よりdodaキャンパスの利用を開始した。

規模:1,100名(2020年3月末時点)
dodaキャンパスご利用の目的:母集団形成
ドコモ・サポート
       ドコモ・サポート株式会社
       人事部 高橋様 香取様 川口様

この企業の活用ポイント

  • 学生認知度の低さの壁を越えるため、ナビサイトとダイレクトリクルーティングを併用
  • 志望業界外の学生を振り向かせるために、dodaキャンパスのカスタマーサクセス担当と
    チーム一丸となってオファー文を磨き上げ
  • 学生のアピールに対して親身なフィードバックを行うオファー文を送付
  • 採用活動の初期から活用することで、早期かつ例年以上の母集団形成に成功

①導入前の課題

昨年対比2倍の採用目標に、ダイレクトリクルーティングでチャレンジ

はじめに、採用チームのミッションを教えてください

香取様:通信業界は変化の激しい業界です。その中で、私たちは、変化する波(仕事)を楽しめる会社であり続けたいと思っています。採用においては、固定した人物像は掲げず、多彩な背景を持った方を募っていくことをミッションに、採用活動を開始しました。

実は、新卒の採用活動は2014年から2年間見送りをし、2016年に再開しました。採用担当者も変わり、再開した初年度は採用人数0名という苦い経験。

そのため、新卒採用における体制強化や採用手法に試行錯誤しながら取り組み、活動方針としては、企業の採用担当というよりも、学生の皆さんの立場に立ったチューター的な役割に近い存在で取り組んできました。

「dodaキャンパス」導入前の21卒の採用実績はいかがでしたか

川口様:採用目標人数20名に対し、16名で着地をしました。

コロナ禍による急なオンライン化に対しては、面談をZoomで実施するなどスムーズに対応できたのですが、大元の母集団形成が不十分でした。ナビサイトのみで母集団形成をしていたのですが、学生の動きを待つしかないため、応募数をコントロールすることができず苦戦しました。

22卒の採用目標を教えてください

川口様30名程度と、21卒の実績の倍の人数が採用目標になりました。

母集団形成の手法を増やす必要性を感じるなかで、今までも試行錯誤しながら色々なサービスを活用してきましたが、ダイレクトリクルーティングを使う学生、企業が増えていることを耳にし、ダイレクトリクルーティングの検討を始めました

一方で、限られたコストで採用に取り組むことも私たちの課題の一つです。最終的には、今までの採用活動の効果検証を行い、成果が上がらなかった各種サービスの見直しを行い、新たに「dodaキャンパス」にチャレンジすることにしました

②導入の決め手

上限を気にせずスケジュールに合わせて柔軟に活用

「dodaキャンパス」を選ばれた理由は?

川口様導入までのスピード感、きめ細かなフォローと、採用人数とオファー通数の上限がないことに魅力を感じました

イベント前の重点的にオファーを送りたいときでも上限を気にする必要がないため、自分達のスケジュールに合わせて柔軟に使えています。

22卒は採用予算を抑制する動きがあったため、費用が抑えられる点も決め手の一つでした。

「dodaキャンパス」にどんなことをご期待いただいていましたか

川口様:弊社が関東圏内に事業所を持つ会社なので、今まで採用実績がなかった地域の学生や学生時代を通してリーダー的な役割を多く担ってきた学生など、多彩な背景を持つ方の採用を増やしたいと考えていました。

募集職種と採用ターゲットを教えてください

高橋様:将来のコア人材、マネージャー候補として、総合職を募集しています。

業界の変化の波を楽しみながら仕事をし、将来のリーダー・管理監督者として活躍してほしいと考えているので、チームワーク、問題解決力などのコンピテンシーと、何よりも人としての「優しさ」を重視しています。

③上手く活用できている理由

学生が感動するほどのオファー文へのこだわり

どんなことを工夫されていますか

香取様:「学生の皆さんは、1つのオファーメッセージを読むのにあまり時間をかけられないのが現状では?」と考え、カスタマーサクセス担当の方と何度もやりとりを重ね、基本の定型文のブラッシュアップをしていきました。

一度作り上げた後も、学生の反応に合わせて修正を加える、動画など採用広報物の用意が整ったところで改めて文章を見直し、動画のURLを置く、といった文章構成の磨き上げを図っていきました

高橋様:学生のプロフィールを見て気になったことを盛り込んでいく形でオファーを送っています。
学生の皆さんから記入いただいたプロフィールを1件1件大切に読ませてもらって、私個人が関心を持ったエピソードについて感じたことを定型文に追記して、オファー送信しています。

「もともと違う業界を志望していたが、オファー文に感動したためオファーを承認した」という学生がいるくらい、オファー文には力を入れています。

香取様:学生から返信をいただいた際も、私たち採用担当の想い、熱意や人柄を少しでも感じていただきたいので、親身な対応で返信をしています。はじめは硬めの文体ですが、徐々にチャット形式のコミュニケーションに切り替えて学生さんと信頼関係を築いていけるように心がけています
 

学生の探し方への工夫やこだわりはありますか

香取様:その都度検索条件は変えますが、一人一人のプロフィールを読み込んで学生を探しています。
通信業界を第一志望にする方だけではなく、業界志望でなくとも、人物像がマッチしている学生にはオファーを送っています。

④導入した結果

採用終了時期の2か月前倒しに成功

導入した結果はいかがでしたか

川口様200名以上と、期待を超える人数を集めることができました
例年、インターンシップへの参加人数は1イベントあたり10名以下だったのですが、22卒では10名以上に増やすことができました。

冬インターンシップから3月の本格シーズンまでのすきまの期間も、「dodaキャンパス」でオファーを送ることで継続的に学生にアプローチできました。
知名度に課題があったため、当社を知らなかった学生にアプローチができた点にも満足しています。地方学生にアプローチすることもできました。

「dodaキャンパス」は、自分に必要な情報に絞ってピンポイントに情報を取捨選択するZ世代の採用に合った手法だと感じます。

香取様サポート体制も非常に充実していると感じており、カスタマーサクセス担当の方も、弊社採用チームの一員として参加してくださり、一体感をもって進めることができました。就活生動向などのタイムリーな情報共有も大変参考になりました。

「dodaキャンパス」自体も、操作がしやすく画面の視認性も高いのでストレスを感じることが少なかったです。継続的にオファーを送るうえでは、重要な点に感じます。

高橋様:22卒採用は「dodaキャンパス」を使ったことで例年より2か月早く終えられる見込みです。23卒採用では、早めに優秀な学生と出会うために、「dodaキャンパス」をメインツールとして活用し、22卒よりも前倒して、夏からオファーを送り、活動していく計画です。

インターンシップのコンテンツや、オファー後の面談での伝え方にさらに磨きをかけて、継続的に成果が出せる型を作っていきたいと考えています。

この企業の活用ポイント

  • 学生認知度の低さの壁を越えるため、ナビサイトとダイレクトリクルーティングを併用
  • 志望業界外の学生を振り向かせるために、dodaキャンパスのカスタマーサクセス担当と
    チーム一丸となってオファー文を磨き上げ
  • 学生のアピールに対して親身なフィードバックを行うオファー文を送付
  • 採用活動の初期から活用することで、早期かつ例年以上の母集団形成に成功

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